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オフィス以外で文書を印刷できる場所4つ

author 春野ユリ
オフィス以外で文書を印刷できる場所4つ
Image: dowell/Getty Images

コロナ禍以降、在宅勤務にシフトした人が激増しました。

在宅勤務は、通勤時間が節約できる、カジュアルな服装で仕事ができる、育児や介護と両立しやすいなど、メリットがたくさんあります。

反面、これまでオフィスで享受してきた高速インターネットや人間工学に基づいたマウスやキーボード、ふんだんに使える文房具、同僚との軽い世間話による気分転換などは失われました。

中でも、一番困るのが、書類を印刷したい時です。

在宅勤務のためにわざわざ自宅用のプリンターを購入すべきでしょうか? オフィスには、高速プリンターがあり、紙もインクカートリッジも使いたい放題でした。

そこまで求めないにしても、プリンターを自宅に置くとなると、紙や予備のインクカートリッジを保管するスペースが必要ですし、インクカートリッジを交換するとかなり高くつきます。しかも、ヘタすると年に2~3回しか印刷しないかもしれません。

そこで、在宅勤務中でも書類を印刷できる場所を調べてみました。

ここでは、写真プリントや大量印刷の場合は除き、数ページの文書を普通紙に印刷する場合に絞って見ていきます。

1. コンビニ

文書を印刷したい人の多くが真っ先に駆け込むのは、コンビニかもしれません。24時間営業で、どこにでもあるので、アクセスは抜群です。

ここでは、コンビニ業界のトップ3、「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」で、どのようなやり方で書類を印刷できるのか見てみましょう。

セブンイレブン

セブンイレブンの店頭には、富士ゼロックスのマルチコピー機があります。

①USBメモリ経由

一番シンプルな方法は、印刷したい文書をUSBメモリやメモリーカードに保存してコンビニに持ち込み、マルチコピー機に直接読み込ませて印刷することです。

【手順】

ステップ1. マルチコピー機のタッチパネルで「普通紙プリント」を選択。

ステップ2. 画面の指示に従ってUSBメモリーやメモリーカード等のメディアを挿入。

ステップ3. プリントする文書を選択する。

ステップ4. プリントスタートを押す。

【プリント用紙サイズ】

B5・A4・B4・A3

【プリント料金】

白黒印刷:全用紙サイズ1枚10円

カラー印刷:B5・A4・B4が1枚50円、A3が1枚80円

注意点

PDFしか印刷できないので、ワード、エクセル、パワポの文書は事前にPDFに変換してからUSBに保存する必要があります。

また、印刷できる最大ページ数は99ページまで。それ以上のページ数がある場合はファイルを2つに分けましょう。

筆者は、某企業のアニュアルレポートをUSBメモリに保存してセブンイレブンで印刷しようとしたら、ページ数が上限を超えていたため印刷できなかったことがあります。

その際は、一旦家に戻ってファイルを2分割してUSBに保存し直してから、コンビニに出直しました。

ネットプリント

パソコンやスマホにある文書を印刷する時は、セブンイレブンのウェブサイト・アプリに文書を登録して8桁のプリント予約番号を取得し、マルチコピー機にそのプリント予約番号を入力すれば印刷できます。

ネットプリントのメリットは、PDFはもちろん、ワード、エクセル、パワポもプリントアウトできる点です。また、プリント予約番号をシェアすると、シェアされた人も最寄りのセブンイレブンで同じ文書を印刷できます。

デメリットは、1枚当たりのプリント料金がUSBメモリを持ち込む場合より高くなること。

また、以下に紹介するネット経由でのプリントアウトはどれも、1ファイルの上限ファイルサイズが10MBである点に注意しましょう。それ以上の容量のファイルは分割してプリントアウトしましょう。

単発ですぐに印刷したい時はユーザー登録なしでも印刷できます。

【手順】

ステップ1. ブラウザでネットプリントにアクセスし、ファイルをアップロードして、8桁のプリント予約番号を取得する。

ステップ2. セブン・イレブン店頭のマルチコピー機で「ネットプリント」を選択する。

ステップ3. マルチコピー機にプリント予約番号を入力する。

ステップ4. ファイル情報を受信後に表示されるファイル内容のプレビューを確認する。

ステップ5. 画面の指示に従って進み、「プリントスタート」を押すとファイルがプリントされる。

【プリント用紙サイズ】

B5・A4・B4・A3

【プリント料金】

白黒印刷:全用紙サイズ1枚20円

カラー印刷:B5・A4・B4が1枚60円、A3は1枚100円

注意点

印刷有効期限あり。

  • ユーザー登録なしの場合:プリント予約日+1日
  • ユーザー登録した場合:プリント予約日+7日。

同じ文書を印刷有効期間中に何度もプリントしたいときはユーザー登録してから印刷しましょう。

③スマホ専用アプリ

スマホ専用アプリ「かんたんnetprint®」をダウンロード(無料)すれば、ユーザー登録不要でプリント予約番号を取得し、店頭のマルチコピー機でPDF、ワード、エクセル、パワポを印刷できます。

【プリント用紙サイズ】

A3・A4・B4・B5

【プリント料金】

白黒印刷:1枚20円~

カラー印刷:1枚60円~

④LINE

アプリのダウンロードもユーザー登録不要です。

LINEアプリから「ネットプリント公式アカウント」を友だち追加した後、LINEからPDFをアップロードしてプリント予約番号を取得し店頭のマルチコピー機で印刷できます。

【プリント用紙サイズ】

A3・A4・B4・B5

【プリント料金】

白黒印刷:1枚20円~

カラー印刷:1枚60円~

ローソン・ファミリーマート

ローソンとファミリーマートの店頭では、シャープ製マルチコピー機を使用できます。

①USBメモリ経由

実質的な手順もPDFしか印刷できない点もセブンイレブンと同じです。また、用紙のサイズや印刷料金も全く同じになります。

ネットワークプリントサービス

ネットワークプリントの手順は、セブンイレブンと実質的には同じです。また、用紙のサイズや印刷料金もセブンイレブンと全く同じになります。

会員登録なしでも専用のウェブページからファイルをアップロードできますが、その場合は印刷できるファイル形式はPDFとワードのみファイルの保存期間は8日間です。

会員登録すると、PDF、ワード、エクセル、パワポがプリント可能になり、ファイルの保存期間は最長30日間です。

注意点

1ファイルのファイルサイズの上限は10MBです。

また、印刷できる上限ページ数はB5・A4・B4の場合は 1ファイル 50ページまでA3の場合は 1ファイル 30ページまでとなります。

③スマホ専用アプリ

スマホ専用アプリ「PrintSmash」をダウンロードすれば、Wi-Fi経由でマルチコピー機にデータを転送して印刷できます。

写真プリントとPDFプリントに対応しています。

④LINE

PDF印刷のみに対応しています。

【手順】

ステップ1. LINEで「ネットワークプリント」と友だちになる(ネットワークプリントLINE公式アカウントを友だちに追加する)。

ステップ2. プリントしたいファイルをLINEの「ネットワークプリント」に送り、「お願い」をタップして、ユーザー番号を取得する。

ステップ3. ユーザー番号をコンビニ店頭のシャープ製マルチコピー機に入力してプリントする。

【プリント用紙サイズ】

A3・B4・A4・B5

3社に共通するまとめ

USBメモリなどのメディアをマルチコピー機に挿入して印刷すると、プリント料金がネットプリントより安くなります。

ただし、PDFしか印刷できないため、ワード、エクセル、パワポの文書は事前にPDFにしておく必要があります。

一方、ネットプリントは、PDF、パワポ、ワード、エクセルをそのまま印刷でき、ファイルの登録番号をシェアすれば、シェアされた側も同じ文書を最寄りのコンビニで印刷できる点が便利です。

ただし、ネットプリントでは10MBより大きいファイルは印刷できないので、予めファイルのサイズを確認する必要があります。

2. キンコーズ

キンコーズは、首都圏や大都市にあるプリントショップの代表的存在です。

資料を大量にカラー印刷してバインドするサービスやラミネート加工など、多岐にわたるサービスを提供していますが、今回は書類を普通紙に出力する場合に絞って見ていきます。

会員登録するメリット

キンコーズのサービスは会員登録しなくても利用できますが、キンコーズ・スマートメンバーシップに登録するとキンコーズのサービスを利用するたびにポイントがたまり、累積ポイントに応じて割引率が大きくなる仕組みです。

会員登録料も年会費も無料なので、キンコーズの利用頻度が高くなりそうなら会員登録して損はありません。会員証にはカードタイプとアプリタイプがあり、アプリには不定期でお得なクーポンが届きます。

キンコーズで文書を印刷する際に使えるサービスは次の通りです。

①セルフUSBプリント

USBメモリを持ち込み、セルフ印刷してその場で持ち帰ることができます。印刷できるのはPDFのみ

会員でない場合は、白黒印刷なら500枚まで9円(税別)。501枚以上は8円。コンビニより安く印刷できます

②店頭PCレンタル(セルフPC)とセルフプリントアウト

店頭PCレンタルは、文書を印刷する前に、店頭のPCで文書を編集したりインターネットを使用できるサービスです。

レンタルしたPCからセルフで文書を印刷するのがセルフプリントアウトです。ただし、これらは会員限定のサービスです。

PC利用料は最初の20分まで300円(税別)、以後10分ごとに200円(税別)が課金されます。プリント料金は、シルバー会員が8円(税別)で、会員のグレードが上がるほど安くなります。

③ネットプリント

24時間受付のWEB入稿が可能ではあるものの、これは名刺、チラシ、ポスター、冊子、パンフレットなど、大掛かりな印刷を、見積りを取った上で注文するためのサービスです。

なので、ページ数が少ない文書を1部だけ印刷したい場合には向きません。料金は案件ごとに見積りで提示されます。

最後に、キンコーズは大都市のビジネス街にしかないので、住宅街で在宅勤務をしていると、アクセスが良くない場合もあるかもしれません。

3. コワーキングスペース

自宅では仕事に集中しにくいなどの理由からコワーキングスペースを利用している人もいるでしょう。

一般的に、コワーキングスペースにはプリンターがあるので、仕事中に印刷が必要な時は問題なく印刷できます。ただし、会員でないとプリンターを使用できないこともあるので、事前に確認しましょう。

4. ホテルのビジネスセンター

出張中やワ―ケーション中なら滞在先のホテルにプリントサービスを提供するビジネスセンターがあるかもしれません。

ただし、そうしたサービスは、ホテルによってはかなり高額なことがあるので、その場合は現地のコンビニを探しましょう。

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Source: Lifehacker US, netprint, PrintSmash, キンコーズ

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