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生産的な朝を過ごすためのシンプルな習慣4つ

author 訳:春野ユリ
生産的な朝を過ごすためのシンプルな習慣4つ
Image: HAKINMHAN/Getty Images

1980年代、米陸軍は「私たちは午前9時前、普通の人が丸1日かけてすることよりも多くのことをしている」という兵士があらゆる種類の活動に従事していることを示すキャッチフレーズを使った募集広告を出しました。

私がたびたびこの宣伝を思い返してきたのは、長年にわたって早朝に多くの仕事を済ませることを私自身の生産性の基礎としてきたからです。

早い時間に会議をしたい人は少ないので、自分の仕事に全力で取り組むことができれば、昼食の前に1日分の仕事を片付けることができます。

ただし、そのためには適切なルーティンが必要です。心がけるべきことを4つ提案したいと思います。

1. 健全な睡眠習慣を維持する

生産的な朝を過ごすうえで最も難しいことの1つは、1日の始まりにすぐに仕事に取りかかれるぐらいリフレッシュして起床することです。

正しい睡眠習慣を実践している人は驚くほど少ないのが現実です。

よく眠れない人は、現在の習慣を少し変えてみてはいかがでしょうか。

まず、毎晩決まった時間に就寝しましょう。ある夜は午後9時30分に眠り、次の夜は午後11時に眠ると、脳は何時になったら眠る準備をすべきかよくわからなくなります。

その結果、入眠して眠り続けることが、毎日決まった時間に就寝する場合と比較すると難しくなります。

ちなみに、この「決まった時間」は、週末でもある程度守るべきです。多少の夜更かしは構いませんが、週末に平日より3時間遅く寝ると、基本的に毎週末に時差ぼけになります。

2つ目は、睡眠スケジュールを“化学的に”管理することに注意を向けましょう。

たまになら、夜にお酒を飲んだり、朝にコーヒーやお茶を飲んでも問題ありません。しかし、アルコールがないと眠りにつけない、あるいは、カフェインがないと眼が覚めないというなら、よく眠れていないかもしれません。

仕事の日の夜はアルコールを避けて、それが翌日の生産性にどのように影響するか確認してみましょう。

3つ目は、就寝の少なくとも1時間前には、メールやその他の仕事上のコミュニケーションチャネルから遠ざかるようにすることです。

ストレスがあると眠りにくくなりますし、仕事上の問題について予期せぬメールを受信したりすると、一晩中悩まされるかもしれません。

そのメールは朝まで逃げません。朝になれば、何らかの対処ができるので、就寝直前に受信したメールは、朝まで開かず受信トレイに寝かせておきましょう。

2. 優先順位の高いメールを選んで対応する

デスクに座り、「さあ仕事しよう」となったら、真っ先にメールの受信トレイを開いていませんか。

もちろん、それでもいいでしょう。何か重要な連絡が来ているかもしれません。

しかし多くの場合、メールの返信にそこまで力を尽くす必要はありません。予定が入っていない朝の貴重な時間をすべてメールの返信に費やすのはもったいないです。

朝はスマホのタイマーを10分間に設定することから始めましょう

受信トレイにざっと目を通して、すぐに対処する必要がある最も重要なメールに印をつけます。まず、それらに対処しましょう。

次に、メールを閉じて、中断されずに集中して取り組む必要がある仕事にとりかかりましょう。残りのメールはそれが済んでから見ても遅くありません。

3. 前日に翌日の準備を整えておく

1日の始まりに、その日にやらなければならない仕事が山ほどあるのを見て身動きが取れなくなることは、避けたいもの。

先に重要なタスクに取り組むことで1日をスタートさせるなら、前日に仕事を終えるときに、その作業の準備をしておきましょう

そのタスクに関連するフォルダー、書類、その他の物理的な物をすべて取り出し、仕事用のPCの横に置いておくのです。PCに保存してある必要なファイルのリストも用意してください。

この戦略には2つの利点があります。まず、1日の始めに優先度の高いタスクに着手することができます

2つ目は、1日の始めにその日何をするか把握できるので、それに関連するさまざまな考えを集めて整理してから、仕事に臨むことができます

PCの画面を見つめている時と比べると、翌日の準備をしている時はストレスが少ないので、難しい仕事の問題を解決できるクリエイティブなアイデアがいくつか浮かぶかもしれません。

4. 嫌な仕事をする前に気分を上げる

最後に、過去の記事でも触れましたが、「その日の最も嫌なタスクを選んで、最初にやりなさい」というアドバイスが世に出回っています。

最も嫌な仕事は「カエルを食べること」と表現されるほどです。

しかし、1日の始まりにストレスの多い仕事をするとなると、そもそも仕事をするのが嫌になるかもしれません。そして、仕事に着手しても1日を始めるのが不安になるかもしれません。

どこかの時点で「カエルを食べなければならない」にしても、少なくとも1日の最初のタスクはやりがいのあるものでなければなりません

さっと取り組めるものを選んでやりましょう。仕事がすらすら進むと気分が高揚します。

気分の良い仕事を終えたら、さらに少し気分を上げてくれます。また、クライアントや同僚を助けることも1日を気分良くよく始めるきっかけになります。

さらに、自分はこれから何か楽しいことを成し遂げようとしているのだと思うと、通勤が(PCに向かって歩いているだけでも)もう少し楽しくなるはず。

そうした前向きな気分で職場(仕事場)という幸せな場所に着くと、心の回復力が少し強くなるので、「カエル」にも立ち向かっていきやすくなるでしょう。

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Originally published by Fast Company [原文

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