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【投資比較】ロボアドバイザーとファイナンシャルアドバイザーどっちを選ぶ?長所と短所は?

author 訳:春野ユリ
【投資比較】ロボアドバイザーとファイナンシャルアドバイザーどっちを選ぶ?長所と短所は?
Image: kan_chana /Shutterstock

最近のハーバードビジネススクールの研究によると、ほとんどの人は、人間の判断よりもアルゴリズムを信頼しています(Medium)

あなたなら、投資に関して、自動化されたロボアドバイザーを使ってポートフォリオを維持しますか。それとも、人間のファイナンシャルアドバイザーにお金を払う方が良いと思いますか。

どちらも財務目標に基づいて投資を調整しますが、それぞれ払うべき代償が異なります。両者の違いと、長所と短所を見ていきましょう。

ロボアドバイザーと人間のファイナンシャルアドバイザーの違い

ロボアドバイザーは、コンピューターアルゴリズムを使用してポートフォリオの管理やリバランスを行う投資運用会社が運営しているので、究極の「設定して放置」戦略を好む消極的な投資家に向いています。

最初に、いくつかの質問に答えてリスク許容度と運用期間を決定すると、あとはロボアドバイザーがポートフォリオを運用してくれるので、投資家はほとんど何もする必要がありません。

ファイナンシャルアドバイザーもポートフォリオを維持しますが、他の投資、日々の予算編成、資産計画など、個人の財務の他の側面も総合的に管理できます。

ファイナンシャルアドバイザーは、継続的に使うことも一時的に使うこともでき、定期的に顧客と対面して顧客の財務について話し合うことができます。

アメリカのロボアドバイザーは一般的に、運用額の約0.25%から0.50%の年間手数料がかかります(日本のWealthNaviは年率1%)。また、口座開設の際の最低額が設けられていないこともあります。

一方、ファイナンシャルアドバイザーは、ポートフォリオを継続的に管理するために運用資産の約1〜2%の手数料がかかりますが、Smart Assetによると、完全な財務計画を1回作成するごとに1500ドルから2500ドルの定額料金を請求することもあります。

低コストで一括投資を任せたいなら…ロボアドバイザー

ロボアドバイザーを選んだ方が良い人は次の条件にあてはまるタイプです。

  • 「一括投資」戦略がいいと思っている。
  • 現代のポートフォリオ理論をすんなり受け入れられる。
  • 他に管理する資産が多くなく、コストを低く抑えたい。

ロボアドバイザーを使うと、馬鹿にできない金額を節約できます。

Barron’sは次のように説明しています。

30歳で、5万ドル(約500万円)の年金口座を持ち、ファイナンシャルアドバイザーを通して平均7%の利益を得ている場合、ファイナンシャルアドバイザーの手数料は年間1.5%になります(これは安い方です)。

この口座にこれ以上の投資をしないと仮定すると、この投資家が65歳になった時点で、この口座には314,500ドル(約3145万円)あることになります。投資額と収益率が同じだとして、合計手数料0.5%のロボアドバイザーを使用すると、この口座には448,000ドル(約4480万円)あることになります。

つまり、年間手数業が1%高くなるだけで、トータルリターンは133,500ドル(1335万円)も少なくなります。

もう1つの利点は、口座開設の際の最低金額が、ロボアドバイザーはファイナンシャルアドバイザーより安いことです(ファイナンシャルアドバイザーの中には、最低額を100万ドルに定めているものもあります)。

そのため、ロボアドバイザーは、若くて運用経験が浅い投資家に向いています。さらに、ロボアドバイザーのサービスの中には、必要に応じてファイナンシャルアドバイザーに相談できるハイブリッドプログラムを提供しているものもありますが、通常は追加費用がかかります。

総合的な資産管理をして欲しいなら…ファイナンシャルアドバイザー

投資をより積極的に管理したい場合、または投資ポートフォリオ以外の資産がある場合は、ファイナンシャルアドバイザーの総合的なサービスを利用したほうがいいかもしれません。

ロボアドバイザーは、全体的な財務状況に関して非常に限られた洞察しかしませんが、ファイナンシャルアドバイザーは顧客の総合的な財務に基づいて専門的なアドバイスを提供できます。

具体的には、不動産計画、税務戦略、年金ドローダウン戦略、債務借り換えオプション、十分な緊急資金の有無の確認に至るまでカバーします。こうしたサービスにはそれなりの費用がかかります。

しかし、優れたファイナンシャルアドバイザーに依頼すると、特に、よくわからずに資産運用をしている人の場合は、長い目で見るとコスト以上のリターンが十分あります。

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Source: Medium,WealthNavi,Smart Asset

Mike Winters – Lifehacker US[原文

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