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働きがいってこういうこと。新規事業に社内公募で参加したら、人生が変わった

author 大森りえ

Sponsored By KDDI株式会社

働きがいってこういうこと。新規事業に社内公募で参加したら、人生が変わった
KDDI提供

世界が足並みを揃えて取り組む持続可能な開発目標「SDGs」。達成期限とした2030年まで残り10年を切り、2020年1月からは「行動の10年」としてSDGsを叶える取り組みの必要性が声高に叫ばれています。

そんななか、日本企業ではいち早く社会課題の解決に取り組んできた「KDDI」の姿勢に注目が集まっています。2020年5月には2030年を見据えた「KDDI Sustainable Action」を策定。事業の中核である「つなぐ」をキーワードに、さまざまな角度から社会課題解決への貢献を目指しています。

そこで気になるのが、実際に働く人たちのこと。KDDIの社員の人たちは会社の指針をどのように捉え、どんな意識を持って自分たちの仕事を社会貢献につなげているのでしょうか。

「SDGs」や「社会貢献」に関わる仕事に携わり、自身の人生の充実や幸福感はどのように変わったのか?

今回は、KDDIが商用化を目指す「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」と、そのサービスにゼロから関わった経営戦略本部 ビジネス開発部 MaaS事業推進グループの堀江龍(りょう)さんの働き方を紹介します。

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KDDI 経営戦略本部 ビジネス開発部 MaaS事業推進グループの堀江龍さん
KDDI提供

経験なしでMaaSの分野へ。見出した可能性

総合通信キャリアとして、あらゆるネットワークサービスの基盤を支えるKDDI。回線をつなぐことだけを使命とするのではなく、「命をつなぐ」「暮らしをつなぐ」「心をつなぐ」という3つを柱に、SDGsに取り組み、新たな試みにも挑戦しています。

その試みのひとつが、新規事業の立ち上げ。2019年4月、KDDIは「地方創生」「スマートシティ」「MaaS」のそれぞれに特化した部署を設立し、メンバーを社内公募で募りました。そのなかで、MaaS推進事業部に手を挙げたのが堀江さんでした。

MaaS(Mobility as a Service)とは、ICTを活用してあらゆる交通手段によるモビリティ(移動)をひとつなぎにするというもの。国土交通省も「マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を 1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな“移動”の概念」と定義づけてMaaSを推進。鉄道・自動車各社も力を入れています。

そこへ「通信」という強みを生かして、交通モーダル (鉄道・バス・タクシー・カーシェアなど) と手を組み、イノベーションを生むことで社会貢献ができないか…。会社が掲げるミッションの遂行を目指し、大海へ漕ぎ出したMaaS推進事業グループ。

しかし、堀江さんをはじめ、チームメンバーのほとんどが営業出身で、MaaSに関する技術も知識もありません

「MaaSという枠組みこそ与えられていたものの、中身は真っ白の状態。どんな切り口があるのか、交通手段ごとに何ができるのか、市場はどうなのか、日本はもちろん世界の動きまでをひたすらリサーチしました。試行錯誤するなかで、可能性を感じたものの1つがタクシー業界でした」(堀江さん、以下同)

時代に即した、新しい交通の「つなぐ」を目指して

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オンデマンド相乗り通勤タクシーサービスの実証実験で使われたタクシー
KDDI提供

すでに巨大なインフラを築き、テクノロジーにおいても先進的な取り組みをしている鉄道・航空の大企業に比べて、「タクシー業界は中小企業が多い構造になっており、テクノロジーで業界のDX推進に寄与できる余地があると感じた」と堀江さん。

配車アプリのサービスも浸透し、ユーザーの認知が高まっていたこと、そして国土交通省が定めた「相乗り禁止」の原則も規制緩和へ向けた動きが進んでいることも後押しとなりました。

タクシー配車アプリを提供する「Mobility Technologies」(旧Japan Taxi)と「S.RIDE」(旧みんなのタクシー)とパートナーシップを結び、のちに「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」となるプランを加速させていきます。

コロナ禍の緊急事態宣言下で実施を延期したものの、2020年7月にKDDI社員を対象にした1回目の実証実験を行いました。

サービスは、乗客(社員)がアプリを使って乗車日と乗りたい場所、目的地と時間を事前に予約すると、タクシーがマッチングされ、複数の乗客を効率的にピックアップしながら目的地へ向かうという流れになっています。

公共交通機関の利用に不安を感じるコロナ禍で、混雑を避け、特定少人数で移動できると、利用した社員からは好意的な声が多く寄せられたそうです。

「やっと実証実験までこぎつけたと思ったら、コロナ禍でサービスの根本から見直さなければならなくなったりして、不安な気持ちは常にありました。しかし、新しい移動のかたちの大きな選択肢となり得るという手ごたえを感じることができました」

現在は、2021年度の第1クオーター中のサービス開始を目指して、ブラッシュアップを行っているところ。今の時代に即したサービス開始のニュースが待たれるばかりです。

“若手”とされるうちに、会社の上流工程に挑戦してみたかった

2011年の新卒入社以来、一途にコンシューマ営業部門でauショップ関連の営業に携わってきた堀江さん。

まったく経験のないMaaS事業に飛び込んだ理由は「30歳を過ぎ、“若手”という枠を抜けつつあるこのタイミングにこそ、新しいことに挑戦したいという気持ちがあったから」と語ります。

「携帯電話のサービスを広くお伝えする社会貢献の一端を担っているという自負がある一方、企業活動の上流工程を経験してみたいという思いがありました。

そのタイミングで運よく社内公募があり、知識も技術もない分野で企画立案から携わる機会を与えられたことは、非常に恵まれていたと思います」

できたばかりの新しい部署で、経験のないメンバーだけで新規サービスの立ち上げを目指すのは「決して楽しいことばかりではなかった」と堀江さん。

夢中でリサーチし、必死でまとめた企画を提案する相手は、髙橋誠社長を含めた普段の業務ではあまり接点のない経営幹部。プレゼンのたびに、トップから直々にストレートな意見や質問が浴びせられたのだとか。

「そうするなかで考えさせられたのが、KDDIがMaaS事業に挑戦する意味です。

ただ交通業界に参入して一旗揚げようというのではなく、KDDIが持つ“通信”を軸に、交通という知見を組み合わせるとどのような新しい価値が生み出せるのか、可能性を探るということも大きな目的のひとつなのだと思いました。

そのためにも我々MaaS事業部のサービスが会社のイノベーションの一端を担えるようになれればと考えています」

社会・企業とともに、個も成長し、人生を充実させたい

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SDGsで掲げられた17の目標
国際連合広報センター

そしてもうひとつ、トップの発信する言葉のなかで堀江さんの心に常に残っているのが「持続的成長」という言葉。

「節目節目に社内で共有されるのは、『社会の持続的成長に貢献するためには、我々が持続的成長をしなければならない、逆に我々が成長しさえすればいいというものではなく、そこには必ず社会の発展に寄与するという本質がある』ということ。

KDDIの社員なら、きっと誰もが自然に意識していることだと思います」

この言葉は、堀江さんが仕事をする上でも大きな指針となっていて、相乗りタクシーのサービスを検討するなかでも、判断の基準にしていたのは「社会のためになりうるのか」という視点だったそうです。

「社会課題は、交通にも山積しています。

都市部では通勤ラッシュ時などの過密や、繁忙時間帯のタクシー供給不足などの課題がありますし、地方では交通手段が少ない上に、高齢化が進んで交通を回す人材が不足し、公共交通機関の赤字が問題視されています。

そこへ、自分たちの利益のことばかり考えていては、社会課題は解決しないどころか悪化の一途をたどるだけ。

かといって、貢献するばかりで自分たちが何も得られないのでは、すべてがうまく回らなくなってしまいます」

社会課題の解決に貢献するためには、企業も持続的な成長が欠かせない。そのために、自分たちも成長を続け、人生を充実させていきたい…。そんなカルチャーがKDDIには根付いているようです。

「つなぐ」をキーワードに取り組むKDDIのSDGs

「SDGsという言葉をふりかざすわけではないけれど、それぞれの部署でそれぞれの人が、いろいろなかたちで貢献していることをみんなが実感していると思う」と堀江さんが語る通り、SDGsの「働きがいも経済成長も」という目標は、確実に堀江さん、KDDI、そして社会につながっていると言えるのではないでしょうか。

堀江 龍(ほりえ・りょう)さん

2011年、新卒でKDDIに入社。コンシューマ営業部門でauショップ運営代理店の営業やKDDI直営旗艦店や子会社の立ち上げなどに携わり、2019年4月より社内公募で現職。「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」のサービス立ち上げを担当している。

Source: KDDI(1,2,3

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