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ロボット掃除機を賢く使いこなす「部屋づくり」5つのポイント

ロボット掃除機を賢く使いこなす「部屋づくり」5つのポイント
Image: Vitaliia Hryshchenko/Getty Images

家電における“新・三種の神器”とも言われるロボット掃除機

多忙な毎日を支えてくれる心強い時短家電ですが、意外とその特長を理解しないまま使用している方も多いのでは?

上手く使いこなせないと宝の持ち腐れ状態でストレスも溜まります。せっかくなら効果を最大限活用して、「お部屋掃除はすべてロボットにお任せ!」な状態を作りたいですよね。

今回はそんなロボット掃除機を賢く使いこなすために知っておきたいポイントや、部屋づくりで意識したいコツをご紹介します。

「持ってるけど使いこなせていない」方も「新生活に向けて購入を検討中」な方も必見ですよ!

押さえておきたい2つの「高さ」

ロボット掃除機は多くのメーカーからさまざまな機種が発売されています。各種機能はわずかに異なりますが、どのタイプでも共通して押さえておきたいポイントは2つの「高さ」なんです。

1. 入り込める高さ

1つめの高さはロボット掃除機が入り込める高さのこと。

本体の高さは多くの場合が10cm前後のため、充電台の設置場所や家具選びなどの際に念頭に入れておくことが重要です。

2. 乗り越えられる高さ

2つめはロボット掃除機が乗り越えられる高さ(段差)

ロボット掃除機は約2cm前後であれば乗り越えられるものがほとんどなので、普段フローリングに敷いているラグやカーペット、シートの厚みを改めてチェックしておきましょう。

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PanasonicのRULO最新機種(2021年3月時点・取り扱い先限定アイテム)では2.5cmまで対応。
Image: Panasonic

ロボットを稼働させてもあちこちで停止してしまうようでは手間がかかります。なるべくスムーズに動けるような環境を用意することを意識したいですね。

敷物や床材にも注意を

高さの次に気をつけたいのが床の素材です。

ロボット掃除機使用にあたっては使用に適さない素材があり、これを守らないと掃除機本体だけではなく、家財にもダメージが及ぶ可能性があります

一例として、ルンバを発売するiRobotが傷みやすい敷物や床材、壁材として挙げているものは以下の通りです。

・毛足の長いカーペット

・デリケートなカーペットやムートン、フェルト素材の敷物

・柔らかい材質や黒および濃い色のフローリング床面

・ワックス塗りたて、またはフロアコーティングをしたフローリング床面(ご使用前に施工業者にご相談ください)

・デリケートな建材(漆喰やけいそう土などの塗り壁)

iRobot 「ルンバを安全に使用するために注意すべきこと」より引用)

各メーカーや機種ごとでも注意事項が異なる場合があるので、普段使用しているもの、もしくはこれから購入する前には必ずチェックしてみてくださいね。

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さて、これらの条件がチェックできたら、次に考えたいのは“ロボット掃除機を生かす”部屋づくりです。

どれも一番最初に仕組みを整えておけば、その後トラブルやストレスなく過ごせますよ。知っておくと役立つ5つのポイントをご紹介します。

1. 充電台の設置場所

ロボット掃除機といえば稼働させている最中のことばかりに焦点を当てがちですが、実はこの設置場所がかなり重要。

部屋の隅や廊下に設置する方も多いのですが、日々の生活で邪魔になったり、ロボット掃除機本体がスムーズに出入りできなかったりすることも。

日々のプチストレスがたまると掃除機を使うこと自体が億劫になってしまうので要注意です。

充電台に必要なスペースは左右それぞれ約50cm、前方1mほど。一度自宅の各部屋をチェックして、条件に適した場所をイメージしてみましょう。

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Image: Panasonic

また、最新のハイエンド型では自動でゴミを収集する機能が付いているものもあるので、その場合はその分の高さも考慮することが重要です。

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Image: iRobot

iRobotのページでは、ARを使ってルンバのある生活を擬似シミュレーションできます。活用してみるとリアルなイメージが湧きやすいかもしれませんよ!

2. 動線を意識した家具のレイアウト

次に設置場所と合わせて考えておきたいのが家具のレイアウトです。

部屋のあちこちに家具を点在させておくとその都度ロボット掃除機が衝突したり、掃除漏れの箇所発生の原因になる可能性があります。

あらかじめ家具や床置きの小物類の配置を整理し、ロボット掃除機がくまなく部屋中を巡回できるようにしておきましょう。

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Image: iRobot

また、侵入して欲しくないエリアには物理的な障害物を置いたり、事前にアプリなどで侵入禁止区域を設定しておくことも可能です。

部屋のレイアウトなどに合わせてこうした要素もうまく活用したいですね。

3. 床からの高さを意識した家具選び

冒頭でもお伝えした通り、ロボット本体は入り込める高さが決まっています。

家具などを新たに買い替える機会があれば、ソファテレビ台などはロボット掃除機に合わせたサイズを意識してみてください。

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Image: iRobot

また、ロボット掃除機が認識しづらいカーテンも意外と盲点。毎回上げ下げするのも面倒なので、丈の長さを工夫したり、上下開閉できるカーテンなどを利用してスペースを確保してみるのも1つでしょう。

4. 段差がないフラットな環境

ロボット掃除機がスムーズに移動することを考えると、段差はなるべく作らないようにしたいところ。

はフラットな引き戸にしたり、上吊りタイプの仕切りを活用すると妨げになりにくいかもしれません。

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Image: iRobot

また、配線を上手にカバーしておくのも重要なポイント。リモートワークが増えた今、自宅作業デスクの下はコードだらけな方も多いのでは?

ボックステープで覆っておけば、ごちゃつきがちなケーブル類もきれいに収納できますよ。見た目もスッキリするので一石二鳥かも!?

5. “床に物を置かない”仕組み

ロボットがスムーズに稼働するためには床にモノは置かないこと。

わかっていても脱ぎ捨てたままの衣類を放置してしまったり、小さな子どもがいる家庭だとおもちゃが散乱することもあります。

「すべてを常に整理しておくのが難しい…」。そう感じている方は、なんでもバスケットを設置してみるのがおすすめ。衣類やおもちゃ、小物などの一次避難場所として、フタなしのバスケットやカゴ、箱を用意しておくんです。

これなら掃除機を稼働させるときに床の上にあるものをその中に放り込むだけ!

「ロボット掃除機を使う前にはまず部屋の片付けから…」と気が重くならずに済みます。

ロボット掃除機を愛用する私の友人宅では、床に置く物を減らすために、ゴミ箱の数を減らして使用するものは壁掛けタイプにしたそう。

それ以外にも、「部屋を散らかさないように意識するようになった」とのことで、ロボット掃除機は私たちの片付けや収納方法、インテリアなど、さまざまな方面でプラスな影響があるのだと気付かされました。


「部屋がいつもキレイ」。これだけで、疲れている日もちょっと気が楽になることがあります。

ロボット掃除機は家事負担だけではなく、ストレス軽減にも貢献してくれる頼もしい味方と言えるでしょう。

ただ、使い方をマスターしなければかえってイライラしてしまうことも。

上手く使いこなせていないと感じている方は、今回ご紹介した内容を参考に、ロボット掃除機の持つパワーを最大化してみてください。きっと毎日のQOLがグッと上がるはずですよ。

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Source: roborock, iRobot(1, 2, 3), Panasonic(1, 2

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