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電話よりも先にメッセージを送るべき理由

電話よりも先にメッセージを送るべき理由
Image: Gettyimages

ほとんどの場合、電話は好ましい連絡手段ではありません。緊急な用件でないなら、電話より押し付けがましくない連絡方法がいくらでもあります。

また、電話は相手に義務感を感じさせます。電話に出てしまえば、今話す必要がない用件だったとしても、時間を割かざるをえなくなります。

それが、(いつかの例外を除いて)電話より先にメッセージを送るべき理由です。

回りくどいやり方にも思えますが、そのほうが、長い目で見て相手との良好な関係を保ちやすくなります。

突然の電話は押し付けがましい

いきなりかかってくる電話は、「私にあなたの時間を捧げなさい」と訴えかけてくるかのようです。

いくら自宅で自己隔離中だとしても、誰もがZoom会議のリマインダーや、スマホの通知に追いかけられながら忙しい日々を過ごしています。

電話のベルは、今すぐ応答し、貴重な時間を捧げることを要求します。

一方、テキストメッセージなら、時間があるときに話しませんか、という控えめな提案を礼儀正しく伝えることができます。

誰もがスマートフォンを一日中持ち歩いていますが、それは電話を使うためではありません。

赤ちゃんのオムツを替えたり、犬を散歩に連れて行こうとしているときに、ポケットの中で着信音が突然鳴り始めるのは、ストレス以外の何物でもありません。

そのまま留守番電話に転送したくなっても無理はないことです。

折返し電話は忘れられがち

メッセージにも言えることとはいえ、電話の着信はその場かぎり感が強く、記憶から消え去りやすくなります。

その点、メールやメッセージのほうが、思い出してもらえる可能性が高くなります。

最初はスルーされたとしても、受信トレイに残ったメールが、リマインダーやToDoリストのような役目を果たすのです。

良いこととは言い難いですが、テクノロジーがもたらす利便性のおかげで、人びとはすっかり怠惰になってしまいました。

慌ただしい日々の中、着信履歴を見て折り返し電話をかけるよりも、メッセージを読んで返信を打つほうがずっと簡単に感じられるものなのです。

電話は時間を独占する

スピーカー越しの会話ではあっても、電話は完全な集中を要求するような繊細な話題へと向かいがちになります。

また、電話での会話は、直接会って話す以上に神経を使います。顔の表情などの視覚的な情報が得られないからです。つまり、電話は相手に余計な負担をかけることになるのです。

また、しっかり話を聞いてもらいたい場合でも、メッセージのほうが、押し付けがましくないコミュニケーションをすることができます。

もっとも、個人的なことや重要なことを話し合いたいのだとしても、相手がほかのすべてを犠牲にして自分のニーズに答えてくれることを期待してはいけません。

もちろんそうしてもらえるのはありがたいですが、当たり前のように考えてはだめだということです。

もちろん例外も

もちろん、緊急事態や特別な状況など、電話をかけるのが適切であるケースもあります。

たとえば、悲しい知らせを伝えるときは、電話のほうが会話に人間味をもたせることができます。(もちろん、ただちに連絡をとらなければならない緊急時も電話が適当です)

もっとも人によっては、いつ電話をかけてこられても嫌ではない相手がいることもあるでしょう。ごく親しい間柄で、まったく迷惑とは感じない相手です。

そして、そうした相手なら、こちらに話す余裕がないときはすぐに理解を示してくれるでしょう。

Image: Gettyimages

Sam Blum - Lifehacker US[原文

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