連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

LinkedInに惑わされるな。まずはスキルをじっくり伸ばせ

LinkedInに惑わされるな。まずはスキルをじっくり伸ばせ
Image: GettyImages

アメリカ企業によって育まれた過酷な競争の企業文化では、キャリアが短期間で華々しく発展することを期待する若者が散見されます。

若い世代は、経済的要因によるものか、あるいは「ほとんどの仕事はより高い給料や役職を手に入れるための単なる足がかりでしかない」という考えによるものかわかりませんが、親の世代ほど1つの会社に長く勤続しません

果てしない出世競争に参加していると燃え尽き症候群につながりかねませんし、ヘタをすると、完全に幻滅してしまうかもしれません。

こうしたマインドセットにとらわれてしまいがちですが、キャリアを急速な成功につながる「競争入札」のように考えず、何十年もかけて取り組んでいくものだと考えるほうが賢明です。

今の仕事が気に入っているならしばらく続けてみる

常に出世を目指していると、実は成長のチャンスを逃している可能性があります。謙虚な姿勢で目の前の仕事に集中すれば、スキルは開花するものだからです。

仕事上での権力を求めて、絶えず新しい牧草地を追い求めていると、スキルは伸びる以上に衰えてしまうかもしれません。

労働統計局の最新の数字によると、ほとんどの人は平均して4年間同じ職場に勤めています。これはほとんどのミレニアル世代にとってかなり長い期間であり、転職の必要性を感じる前に、仕事を本当にマスターしてしまえるだけの期間です。

雇用主から公平に育ててもらっており、待遇も相応だと感じているなら、急いで退職しようとしないでください。手軽なチャンスに飛びつくより、適切なチャンスが出てくるまでじっくり待つほうが得策です。

他人の自慢に惑わされない

もちろん、出世やキャリアの問題に悩んでいる人ばかりではありませんが、昨今は際立った「キャリア主義」の流れがあります。

LinkedInは、インフルエンサーやビジネス界の大物になって、自分の成功を声高に喧伝し、仕事のカルチャーについてもったいぶって語ろうとする風潮に満ちています。これは誰にとっても有毒ですが、キャリアの発展を目指している若者には特に害が大きいでしょう。

LinkedInでそんな情報ばかりを見ていると、ステータスを追い求める人間になり、仕事そのものより手に入るかもしれない役職、給料、称賛のほうに興味が向いてしまいます。自分がそうなっていると感じたら、思い切って退会ボタンを押してしまいましょう

自分自身にもっと意識を向けて、自分ならではのスキルを磨きましょう。そうすれば、人生だけでなく、仕事ももっと楽しくなります。

長期的なキャリアパスを視覚化してみる

企業コンサルタントや株式仲買人になったつもりで、短期と長期の投資利益を示すグラフを描くように、自分のキャリアがたどる道筋を想像してみましょう。短期的には上下に変動しているように見えますが、長期的に見ると上昇傾向にあることがわかります。

大きなリスクを取ることと今のコースに留まることを比較すると、どちらにしてもキャリアは同じぐらいのところに落ち着きそうですが、同じ会社に長く勤務するほうが良い結果になる可能性が高いでしょう。

仲間が先に出世してキャリアが発展しているのに、自分のキャリアは停滞している感じがすると、貴重な時間が無駄に過ぎているようで焦りがちです。

でも、サクセスストーリーは一夜にして起こらないことを理解すれば、地に足をつけて生きて行けます。視野を広げてもう一度考えてみましょう。

キャリアは数十年に及ぶ長いものです。ゆっくり深呼吸をして、欲しいものを手に入れるには時間がかかることを理解しましょう。

あわせて読みたい

LinkedInの有効的な使い方・NGな使い方

【まとめ】自分のキャリアを見つめ直したいときに読んで欲しい記事5選

Image: GettyImages

Source: U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS

Sam Blum – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

swiper-button-prev
swiper-button-next