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iPad?Surface?「タブレットPC」は目的から選ぼう

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iPad?Surface?「タブレットPC」は目的から選ぼう
Image: Getty Images

ノートパソコンを使っていても、タブレットがあったらなと思うことはありませんか? もしくは、その逆は?

そんなときは、ノートパソコンとタブレットが一つになった「2in1タブレット(タブレットPC)」を使えば、問題は解決です。

2in1タブレットは、今やかなり一般的になりました。各メーカーはフォームファクタを採用し、両デバイスの携帯性と機能性を合わせた、パワフルかつコンパクトなデバイスを製造しています。

初めての2in1タブレットを買おうとしている人、あるいは新しいデバイスを探している人に向けて、今回は2in1タブレットの選び方をご紹介します。

2in1タブレットとは何か?

2in1タブレット
Image: MakeUseOf

ここ10年の間、現在「2in1タブレット」と呼ばれているものには、さまざまなバリエーションがありました。

こうしたデバイスは、あらゆる生産的な作業ができ、かつ日々の仕事が終わった後にエンターテインメントやクリエイティブな活動に励むこともできるパソコンです。

職場や学校では忙しい日々を送るなかで、シームレスにメモを取ったり、プレゼンをしたり、必要なアプリを実行したりできるデバイスが必要になるかもしれません。

リラックスしたいときには、2in1タブレットは映画を見たり、友だちとビデオ通話したり、写真や動画の編集作業やデジタルアートの作成したりするのにもピッタリの完璧なデバイスです。

現在出回っている2in1タブレットには2つのタイプがあります。1つは、別売りのキーボードを付ければ2in1タブレットになるタブレットです。

もう1つは、キーボードとトラックパッドが付いたノートパソコンで、ひっくり返すとタブレットのような見た目と機能でタッチスクリーンのみになります。

2in1タブレットを買う前に、いくつか知っておくべきことをご紹介します。

OSとソフトウェア

ノートパソコン
Image: MakeUseOf

2in1タブレットでは、どのようなソフトを使いたいですか? 使いたいソフトによって、買うべき2in1タブレットが決まることもあります。

iPadOS

iPadは、最新のiPadOS 14へのソフトウェアアップデートのおかげで、現在ノートパソコンの代わりになる最高のタブレットの1つです。

Appleのソフトウェアは使い方がわかりやすく、いくつものアプリが非常にスムーズに動きます。また、iPadには、写真や動画編集、デジタルアート制作、メモなど、やりたいことがほぼすべてできるだけの多くのアプリがあります。

また、本当に必要なアプリが何かを検討することも必要です。デジタルアーティストも使う受賞歴のあるアプリ「Procreate」など、AppleのApp Store限定のアプリもあります。

Windows

パソコンでWindowsを使っている人は、Microsoftの2in1タブレット「Surface」を検討するといいでしょう。便利なタッチスクリーンが使える特定のデスクトップアプリは、すべてタッチスクリーンで操作することががます。

ほとんどのWindowsアプリは、2in1タブレットでもスムーズに動作しますが、うまく最適化されていなかったり、動作するのに処理能力やメモリーがもっと必要だったりするアプリは、あまりうまく機能しないこともあるかもしれません。

Chrome OSとAndroid

AndroidChrome OSが動作する2in1タブレットも、さまざまなメーカーが製作しています。

しかし、これらの2in1タブレットでは、デスクトップアプリはフルで動作できません。自分のやりたいことができるアプリを、Chrome Web StoreGoogle Playで探す必要があります。

メールのチェックやウェブの閲覧、動画のストリーミング再生、Adobe Lightroomのようなアプリでの簡単な写真編集など、やりたいことが簡単な作業の場合は問題ありません。ただし、AutoCADやAdobe After Effectsのような複雑なアプリの場合は当てはまらないでしょう。

パフォーマンス

CPU
Image: MakeUseOf

次に考慮すべきは、パフォーマンスです。パフォーマンスの高いデバイスは、ストリーミングやゲームもスムーズに楽しむことができ、高い処理能力が必要なアプリを使うこともできます。

プロセッサ(CPU)

日々の作業において、処理能力はとても重要です。Intelの「Core i3」や「Core i5」は、価格とパフォーマンスのバランスに優れ、現在の2in1タブレットでも非常によく使われています。AMDのモバイルCPU「Ryzen」も高評価です。

検索していると、Intelの「Pentium」や「Celeron」のCPUを内蔵した、安価な2in1タブレットを見つけるかもしれません。Webの閲覧や動画のストリーミング再生をやる程度であれば、このようなデバイスでも十分です。

ローエンドCPUを搭載したデバイスのパフォーマンスは、画面の解像度やRAM(メインメモリー)の量など、その他のスペックによっても変わります。

RAM

デバイスにRAMが多ければ、複数のアプリやブラウザのウィンドウを開いていても、それだけスムーズに動きます。

多くの2in1タブレットには4GBのRAMが搭載されています。これだけあれば、日々の作業や、写真や動画の編集、軽めのゲームには十分です。

検討中のデバイスに、RAMを8GBまでアップグレードするオプションがある場合は、どんな作業をする上でも十分なメモリーとなるでしょう。

それ以上のアップグレードをする必要はありません。日々の作業の中で、ほとんどのユーザーがその違いに気づくことはないからです。

GPU

ノートパソコン
Image: MakeUseOf

ゲーム用に使うとなると、GPUのパフォーマンスについて聞く機会が多いでしょう。しかし、1080p以上の高解像度で動画を表示したり、スムーズに再生するのにレンダリングを高速化するには、良いグラフィックカードも助けとなります。

600ドル(約6万3000円)近くの予算での2in1タブレットを探している場合は、大体性能のいいIntelのグラフィックカードが内蔵されているので、これに関しては考える必要がありません。

もっと高性能な2in1タブレットを探しているなら、どのようなGPUが入っているかをチェックしたほうがいいでしょう。

例えば、Microsoftの「Surface Go Laptop」は、IntelのUHD Graphics内蔵で549ドル(日本では8万4480円)と、コスパに優れています。外出先でグラフィック重視のゲームをしたり、高解像度の動画を編集したりするヘビーユーザーには、Nvidia 1660 Ti内蔵の1,399ドル(日本では18万3840円)の「Surface Book 3」がいいでしょう。

バッテリー寿命

どんなデバイスでも最も大事なのはバッテリー寿命です。2in1タブレットなら、最低でも10時間以上のものを探しましょう。エンタメを楽しむには電源を挿す必要があるかもしれませんが、職場や学校での使用なら、日中は十分バッテリーが保つはずです。高解像度スクリーンの2in1タブレットはバッテリー寿命が短くなるので注意しましょう。

Microsoftの「Surface」シリーズのようなデバイスは高速充電なので、約1時間で最大80パーセントほど充電できます。2in1タブレットにあるとうれしい機能です。

価格、その他

2in1タブレットやスマホがあるデスク
Image: MakeUseOf

2in1タブレットを買う場合、商品数の多さや、日本円にして3万円台から10万円台までなど、幅広い価格帯に悩まされるかもしれません。

これに対処するには、買う前に予算を決めることです。作業によって向き不向きもあるので、具体的にどんな2in1タブレットを求めているのかを書き出してください。予算を決めるときは、自分にとって一番大事なアクセサリが何かについても見極めましょう。

アクセサリ

Microsoftの「Surface Book 3」のような高額なモデルには、着脱可能なキーボードが付いています。「Surface Go」のような安価なモデルは、1万円前後の着脱可能なキーボードはオプションになります。

購入の決め手となるのがデジタルアートの場合、さらに約1万円かかるペンも重要な要素となるでしょう。ほとんどのメーカーは、2in1タブレットのアクセサリを売っているので購入可能ですが、品質面ではすべてが同じクオリティではないので、購入前に調べたほうが無難です。

アップグレードと修理

2in1タブレットは、ユーザーが今後何年間にもわたって必要とするであろうすべてのものを備えた、素晴らしいデバイスです。しかし、何年も使っているうちに、容量やパワーがもっと必要になるユーザーもいるかもしれません。

アップグレードがどれくらいできるかは、メーカーやデバイスによって違います。Microsoft「Surface」シリーズのほとんどはSSDしかアップグレードできませんが、他のメーカーにはRAMもアップグレードできるものもあります。

Dellの「XPS 13インチ 2-in-1」のようにバッテリーを交換できるデバイスもあります。修理のためにデバイスを開ける前に、最初に保証の範囲内で修理してもらえるかをメーカーに問い合わせしましょう。デバイスを開けてしまうと保証対象外になる可能性があるので、その場合は自己責任となることを知っておいてください。

デバイスを送って修理するサービスに手厚いメーカーもあります。例えば、Microsoftには「Microsoft Complete」という追加保証プログラムがあり、デバイスのスクリーンが割れたり、修理のポイントを超えている場合は、自己負担額5000円(米国内在住であれば49ドル)を払うだけで済みます。

Microsoftが修理に要する期間は3〜12日間で、これも競合他社に比べて早いです。

新しい2in1タブレットをどのように使うか?

2in1タブレットユーザーと言っても色々な人がいます。視聴者向けの動画やポッドキャスト、デジタルアートをつくるオンラインクリエイターにとっては、特に役に立つデバイスでしょう。

用途が幅広いので、大学生にも好まれています。授業でノートを取って、その後同じデバイスでどこにいても友だちとビデオ通話することが、かつてないほどに簡単になったのです。



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Original Article: 3 Simple Tips For Choosing Your First 2-in-1 Device by MakeUseOf

訳:的野裕子

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