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人生の成功につながるたった2つのアドバイス

author 訳:的野裕子
人生の成功につながるたった2つのアドバイス
Image: Getty Images

先月、私(Peter Cohan/マネジメント・コンサルタント)の新著『Goliath Strikes Back』に関するポッドキャストのインタビュー中に、これまで受けた最高のアドバイスを2つ教えてくださいと聞かれました。

私はその質問に対する準備ができていなかったので、これまで一番役に立ったアドバイスで、皆さんにも価値がありそうなものを思い出そうとしました。

しかし、私のアドバイスに価値があるのだろうかという疑問もありました。というのも、私は自分自身にとって重要な成功への道を、何十年もかかってやっと見つけたからです。

私は次の3つが重なることを仕事にするよう心がけており、そのために自分の時間をコントロールしています。

  • 仕事を楽しむ
  • クライアントが価値を感じる仕事をする
  • 私の経済的な目標が十分達成できるだけのお金が稼げる

私は、大学1年生からコンサルティング会社で働き始めるまでの間に、自分の強みと弱み、好きなことと嫌いなことを知りました。

例えば、私は詩人、コンサート・ピアニスト、建築家にはなれないとわかりました。それに、大企業の歯車として働いたり、自分が賛同しかねる上司の指示に従ったりすることも向いていないと思いました。

私は、自分がやっていて楽しく、かつクライアントも私がうまくできていると感じてくれて、喜んでお金を支払ってくれることを仕事にしたほうがいいと学びました。

それが、ハイテク企業の成長戦略を開発すること、急速に成長するスタートアップに投資すること、大学生や大学院生に教えること、本やコラムを執筆すること、などでした。

私にとっての成功とは、このような仕事をどのようにやるか自分でコントロールできる自由を持つことと、その結果として十分な報酬があることです。次の2つのアドバイスは、そのような人生を歩みたい人にとっては役に立つと思います。

1. 恐れずに自分の欲しいものを求める

世界は「失敗」で溢れています。成功への道のりも同じです。

数年前、息子と一緒に近所を歩いていた時のことです。季節は10月の下旬で、路上にはどんぐりがたくさん落ちていました。私は息子に「このうちほんの数%しか樫の木にはなれないんだよ。残りはリスの餌になるか、腐敗して分解されるんだよ」と教えました。

売りたい商品の買い手を見つける努力にも、ほとんど同じことが言えます。論理的には、失敗をたくさんすることは挑戦しない理由にはならないはずです。しかし、私は大学新聞の広告を売り始めた時、失敗や拒絶は心理的に傷つくことを実感しました。

運よく売り込みの電話で地元のお店の店主を説得でき、広告を取ることができました。そのわずかな成功の喜びは、何度も電話を切られたり、ひとしきり説明した後に電話を切られる苦痛を上回りました。

端的に言えば、「成功したいのなら、失敗を恐れて多くのチャンスを失わないで」ということです。

では、チャンスを成功につなげる勝算を上げるためにはどうすればいいのでしょうか? 顧客になる可能性のある適切な相手を選び、相手が抗えないほど魅力的な提案をしなければなりません。

自分で起業した場合は、あなたが起業する理由となった社会的ニーズが満たされていない人が、顧客になる可能性のある人たちです。競合の製品よりも多くのメリットを提供すれば、この潜在的な顧客を獲得することができます。

2. 知らないこと、うまくできないことを素直に認める

「大人になれば、全力でがんばれば何でもできる」と言われてきました。先ほど書いたような、私がつまずいてきたすべてのことが、この言葉は私には当てはまらないと思い知らせてくれました。誰にも当てはまらないのではないかと思います。

誰にでも弱点はあります。運がよければ、強みもあります。ただ、悲しいかなこの強みが、同じ目標を争うライバルに勝てるほどの強みではない可能性もあります

私は長年にわたって、自分に欠けている要素を痛感させられてきました。起業家の多くが同じような状況を経験していると思います。

それは、あのスティーブ・ジョブズですらそうです。彼は明確なビジョンを持った、パワフルなリーダーでしたが、自分のビジョンを製品に落とし込むのに必要な、技術的な才能には欠けていました。長年の間、スティーブ・ウォズニアックがその役割を果たしてきました。

要するに、ほとんどのスタートアップには製品に強い人と、対人に強い人が必要なのです。どちらにも強い人はいないと言っても過言ではありません。あなたが対人に強い場合は、製品を上手くつくることができないと認め、製品に強い人をパートナーにしましょう(逆も同じです)。

もっと一般的な言い方をすると、自分が能力以上のことをやろうとしていると感じたら、その感覚を素直に認めて、その状況で必要なスキルの差を埋めてくれる人に助けを求めましょう。

何より、質問に対する答えを持っていないのであれば、わからないと認め、知りたい、教えてと言いましょう。

この2つのアドバイスはあなたの成功にも役に立つと思います。

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Image: Getty Images

Reference: Goliath Strikes Back, ポッドキャストのインタビュー

Originally published by Inc. [原文

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