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幸せになるコミュニケーション・伝え方

「この人誰だっけ?」相手の名前が思い出せないときにとりたい対応3パターン

author 沖本るり子
「この人誰だっけ?」相手の名前が思い出せないときにとりたい対応3パターン
Image: Shutterstock

こんにちは。1分トークコンサルタントの沖本るり子です。

人間関係をギクシャクさせないコミュニケーションスキルは、誰しも持ちたいと思っているもの。

相手とのやりとりで気まずさが生まれたとき、気の利いた言葉がかけられず、さらにうまい対応もできないために、バツが悪いままで終わってしまった経験はありませんか?

そこで、覚えておくと便利な円滑な人間関係を築くためのちょっとした対応と伝え方のコツをお話しましょう。

相手の名前を忘れてしまったとき、どうする?

名刺交換
Image: Shutterstock

イベント会場のような人が多い所で、名刺交換をするタイミング、相手の顔は覚えているけれど、名前が思い出せないとき、あなたならどうする。

相手に失礼がないように対応するにはどうしたらよいでしょうか?

相手が自分のことを知っていた場合

自ら名刺交換に行く場合と相手から名刺交換を求められる場合、前者の場合でたまにやりがちな失敗について。

「初めまして」と言ったら、「前にお会いしましたよね?」と少し気まずい空気が流れたことはありませんか?

自分は相手のことを覚えていないけれど、相手が覚えていたという場面に出くわすと、どう対応していいものか、なんと言えばいいのか焦ってしまいます。

もともと人と積極的に名刺交換をするのが苦手だとしたら、こういうことがあるとよけい自分から人に声をかけるのが億劫になって…。

さらに、人とコミュニケーションをとるのが苦手だと感じてしまうかもしれません。

そんなとき、過去に会ったことがあるとわかったら、深く考えずにさらっと

「あ、覚えていなくてごめんなさい。初めましてではなかったのですね。最近、1秒前のこともすぐ忘れてしまって…」

と声をかけましょう。まずは、覚えていなかったことはお詫びとして必要です。

そして、自分を落とした冗談を入れて空気を変えるという方法がよいでしょう。

とっさにそんな冗談が言えないときは、覚えていなかったことのお詫びだけに留めておきましょう。

お詫びだけは忘れずに!

会ったことはあるが名前が思い出せない場合

「あ、あの人!誰だったかなぁ~。以前に会ったのは確かなんだけどなぁ。思いだせないな」

会った記憶は確かなのに、相手の会社名も名前も思い出せずわからないというとき、どうしますか?

他に知り合いがいれば、聞いて教えてもらえるのですが、そうでないときに覚えておきたい伝え方です。

第三者を巻き込む

こういう場合は相手から声を掛けられる前に、先に声をかけたほうがよいのです。

なぜなら、先に声をかけられて忘れてしまったことを正直に伝えたらその場の雰囲気が気まずくなるかもしれませんから。

ポイントは先に、他の人(Aさん:まったく知らない人で大丈夫)と名刺交換を済ませておくこと。

Aさんと名刺交換をし、少しお話をした後に

「あの方(Bさん:名前を忘れてしまった相手)をご存じですか?」

と聞いてみます。

「知っています」

と言われたら、

「名前をど忘れしてしまい、どなたでした?」

と名前を教わればいいのです。

Aさんが知らなかった場合は、

「では、ご紹介しましょう」

とAさんと一緒に、名前を思い出せないBさんのところに向かいます。

そして、

「こんにちは。Aさんと、名刺交換をお願いできますか?」

とBさんに、Aさんを紹介してお互いに名刺交換をしていただきます。

そのときの挨拶や、名刺から、相手の会社名と名前を思い出しましょう。

思い出せなかったとしても、社名と名前はわかったわけですから、3人で雑談しながら、思い出せばいいのです。たとえ思い出せなくても、3人で話せば気まずくはありません。

思い出せない相手を見つけた場合は、相手から声を掛けられる前に、先に自分が行動をすることです。

再度名刺交換をお願いする

他の人と名刺交換をする暇もなく、名前を思い出せない相手Bさんが先に声をかけてきた場合は、もう諦めますか?

諦めるしかない場合もありますが、場合によってはうまく対応する方法があります。

それは、再度名刺交換をする方法です。

「名刺が新しくなったので、また名刺交換を」

と言って、名刺を渡します。

「あ、僕も新しくなったので…」

と名刺をもらえればラッキーです。

「特に、変わっていないけど」

と名刺をもらえる場合が多いのですが、自分の名刺を渡せただけで、

「そうなんですね」

と、その人の名刺がもらえない場合もまれにあります。

そんなときは、

「今日また、新しくご縁があったという記念に名刺をいただけますか?」

と伝えてみるとと快く名刺をいただけるはずです。

ところが、もらえなかったら? 前出の第三者の紹介の手法を実行すればよいのです。


このように、たとえ名前が思い出せなくても工夫をすれば、気まずい雰囲気を作らずに慌てないで対応することもできるはずです。

同じような場面に出くわしたら、ぜひ試して、良好な関係を築くきっかけづくりにご活用ください。

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沖本るり子(おきもと るりこ)

沖本るり子

株式会社CHEERFUL 代表。1分トークコンサルタント。「5分会議」®で、人と組織を育てる専門家。江崎グリコなどを経て、聞き手が「内容をつかみやすい」「行動に移しやすい」伝え方を研究。現在、企業向けコンサルタントや研修講師を務めている。「5分会議」®はRKB毎日放送「今日感テレビ」で紹介された。著書に『期待以上に部下が育つ高速会議』(かんき出版)、『生産性アップ!短時間で成果が上がる「ミーティング」と「会議」』(明日香出版社)、『期待以上に人を動かす伝え方』(かんき出版)などがある。

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