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パンデミック中に増えた飲酒量はこうして減らそう

author 訳:ぬえよしこ
パンデミック中に増えた飲酒量はこうして減らそう
Image: MoreVector/Shutterstock.com

新型コロナウイルスの感染拡大によって、生活の幅は以前よりずっと狭くなっています。

コロナ前には気軽に利用できたジムやレストラン、映画館、コンサートなど多くの娯楽がなくなった今、その分増えた空白の時間を飲酒に費やしている人もいるかもしれません。

それに当てはまるのはあなただけではありません。筆者だってそうです。

1カ月の家計を見るとワインの出費が増えていますし、パンデミック初期の頃は、週に最低一晩はフローズンマルガリータが私と妻の不安を和らげてくれていました。

飲酒は、2020年に充満した不安や退屈、生きることへの恐怖などに対する対処メカニズムです。

しかし、お酒を飲むことが負担になりつつあるなら、明るく希望に満ちた新年のために減らす良いチャンスです。その方法にはいくつかあります。

飲酒の理由を振り返る

パンデミック下の暮らしから生じた当然の理由もあるにはあるでしょうが、なぜ酒を飲むのかと自問することは重要です。

退屈や不安から飲んでいるのですか? じわじわと忍びよるパニックを恐れて、感覚を鈍らせるためにアルコールに頼っているのですか?

心の奥深くにある苦しみを避けるために飲酒しているのかもしれません。「なぜ飲むのか」を熟考することは、長期的にプラスになります。

心理学者のKamala Greene Génecéさんが、12月17日にNPRに語ったように、この質問に答えることによって「自分が集めた情報に基づいて、必要な変化を取り入れることができます」。

飲酒量を決める

カレンダーに「ワインの時間」と書き込むなんて馬鹿げていると思うかもしれませんが、1週間に飲酒する時間を割り当ててそれを守れば、全体的な消費量を減らすことができます

ハーバード・ヘルスは1日の飲酒量を決めることを提唱していますが、もちろん飲まない日が数日続いてもかまいません。

飲酒量を制限しましょう。推奨ガイドラインを下回るようにするのです。

女性と65歳以上の男性の場合は1日1杯以下、65歳未満の男性の場合は1日2杯以下が推奨量です。

ある症状や病気のある人や高齢者にとってはこの推奨量が多すぎる場合もあります。かかりつけのお医者さんに飲酒量について相談してみましょう。

量は少しずつ減らしていく

今の時点で飲酒が習慣として定着してしまっているなら、数日で180度方向転換させることは簡単ではないでしょう。

だからといって、小さな1歩を踏み出さないわけにはいきません。飲酒量を少しずつ減らしていくことは、一気に酒断ちをするよりは効果があるかもしれません。

行動科学者のClarissa Silvaさんは、昨年ハフポストにこう語っていました。

飲酒習慣は、少しずつ管理していけばほかのものに代えることは可能です。一気にやめようとすると、あとでリバウンドがきます。

1回の摂取量を減らすという段階的な目標を決めて、その日・週・月ごとに達成していきましょう。

飲酒の代わりにエクササイズや趣味を

パンデミック下では社会的な交流やグループエクササイズは無理なので、このアドバイスは難しい点もあります。

でも、飲酒でではなくエクササイズでエンドルフィンを感じれば、自分の幸福感につながるかもしれません。

幸福と運動の関係は通俗科学でよく取り上げられていますが、多くの研究でその2つの間に密接な関係があることは何度も示されています。

Journal of Happiness Studies』に掲載された2018年のミシガン大学の研究があります。ニューヨーク・タイムズ紙によると、この研究で次のことがわかりました。

週に1回、または1日10分程度でも運動する人は、運動しない人よりも明るい気分でいられる傾向があります。

そして、どんなタイプのエクササイズでもプラスになるようです。

必要なら専門家に相談しよう

自分で介入する方法は飲酒習慣が中毒になっていない場合に効果があります。

もしアルコール中毒だったとしても、それを認めるのは何の問題もありません。利用できるリソースはたくさんあります。

まずは、友人や家族に相談しましょう。信頼できる人たちから依存症対策の専門家の助けを借りるべきだと言われたら、そのアドバイスを真剣に受け止めて従うべきです。

アメリカの場合は、まず、Substance Abuse and Mental Health Administration(薬物乱用およびメンタルヘルス管理)ホットライン、1-800-662-HELP(4357)、または Alcohol Addiction(アルコール依存症)ホットライン、866-568-6875に電話で相談することができます。

いずれにせよ、飲酒のレベルに関わらず、度を越しているかどうか減らしたりきっぱり禁酒するのが自分のプラスになるかどうかを自問するのは、いつでも役立つ経験則です。

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Image: MoreVector/Shutterstock.com

Source: Wholeview, NPR, Harvard Health Publishing, Clarissa Silva, Huffpost, The New York Times, SAMHSA, Alcohol.org

Sam Blum - Lifehacker US[原文

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