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不確実性の時代に「生き残る人」になるためのコツ7つ

author 訳:春野ユリ
不確実性の時代に「生き残る人」になるためのコツ7つ
Image: MJgraphics/Shutterstock.com

現在世界は不確実性に満ちていて、事業主や起業家がポジティブな姿勢を保つのは至難の業です。

私の経験から考えても、ビジネスアドバイザーやメンターの立場から考えても、今こそビジネスのリーダーシップとイノベーションの基本に立ち返るべきときです。

魔法の公式はありませんが、あらゆることが未知数であっても、前向きなチーム文化を構築し維持するための鍵の1つに私は確信があります。

たとえば、即興コメディは、どれほど物議をかもしている主題を扱っていようとも、そのポジティブな影響力を決して失わないことに、私はいつも感銘を受けてきました。

その手法なら、現在の社会の文化と厳しい現実を利用して、誰もがネガティブな主題に新たな目を向けて革新的なアプローチをするように仕向けられます。

これと同じような物の見方をビジネスに応用する方法をご紹介します。

1. 新しいことに挑戦して学びの機会にする

チーム全員で、ひとつひとつの新しいビジネスの試みを、たとえ失敗したとしても前向きな学習体験として捉えるようにしてください。

この場合、リーダーがお手本ですから、常に笑顔で、ポジティブなフィードバックを出し、リスクを最小限に抑えながら新しいアプローチを見つけるために、枠に捕らわれずに考え続けるようにしましょう。

たとえば、Elon Musk氏は、電気自動車、人間を宇宙に連れて行くこと、そして新しいエネルギー技術に関して幅広い知識と関心を持っているところが見事な人です。

彼は、絶え間ない学習こそ成功の重要な鍵であり、ますます頑張ろうというモチベーションになっていると明言しています。

2. リソースと研修の機会を提供する

上司がいてもいなくても、チームに変化する力を与え、変化する手助けをしましょう。ただし、責任のなすり合いは自分自身にも他人にも容認しないでください。

また、時代の流れについていくことを拒否したり、行動や態度でチームを弱体化させる人は遠慮なく排除しましょう。これは、多くの場合、小さなチームほど効果的です。

3. ポジティブな「WHY」をメッセージとして発信する

チームメンバーは、上司であるあなたがなぜそう考えるのかわからないと、あなたが課題を克服するときの助けにはなれまません。

ですから、ポジティブなメッセージにして理由を説明しましょう。そうすれば、チームはあなたと足並みをそろえてそのメッセージをクリエイティブに発信できます。

何のメッセージもなかったり、ネガティブなメッセージを受け取った人間の反応は、身を隠すか沈みゆく船を見捨てるかです。

最近では、顧客もチームメンバーも、環境保護や弱い立場にある人々の支援など、意識の高いビジネスの目的に関与できる必要があります。Blake Mycoskie氏が設立したToms Shoesは、その点で先駆者と言えるでしょう。

4. コロコロ考えを変えず粘り強く取り組む

チームメンバーは、コロコロ考えを変えるリーダーと、変化の導入に粘り強く取り組むリーダーを簡単に見分けて、後者をサポートします。

変化させるときは、顧客の価値、ビジネス目標、競争力など、必ず「WHY」に立ち返り理由と変化を結びつけるようにしましょう。

5. 仲間の前で成果を認める

仲間に認められると強力なモチベーションになり、多くの場合、金銭的なボーナスよりも効果的です。

リーダーは積極的にチームメンバーの話を聞き、頻繁にフィードバックを出すようにしましょう。また、各人がしたことについて説明責任を負わせるようにしてください。

メンタリングとコーチングを通じて、チーム全体で共有し協働する文化を構築できます。

今や複数の業界で400以上の企業を管理しているRichard Branson氏は、自身の成功は、キーパーソンとなる人々に新しい企業を経営する機会を報酬として意識的に与えるようにしたことに大いに起因しているとして、自身が職場で果たすべき最も重要な役割の1つはメンタリングだと考えています。

6. 定期的にブレストや練習会を開催する

リーダーとチームは共に気持ちよく働く必要がありますが、これは実践を重ねてこそ実現できることです。

ブレストや練習会は、楽しい雰囲気にするために社外で行なうのもいいでしょう。ただし、緊迫感を生み出し、既成概念にとらわれずに思考する文化を構築し、実施計画を作成する上で、現実的である必要があります。

7. 未来のビジネスニーズを予測した生き方をする

今は、世界中の企業が大きな課題に直面しており、この状態がすぐに変わることはないでしょう。目の前の困難に対して、短期的な問題としてだけ取り組むと、競合他社に負けてしまいます。

モデルを設定し、チームに「未来志向で考えることを期待しています」というメッセージを送りましょう。

AmazonのJeff Bezos氏は、Amazonは常に変化を長期的視点で捉えてきたと言います。変更のアイデアが完全に精査されて実際に導入されるまでに5年から7年かかると想定しているからです。

***

不確実性はスタートアップや起業家にとって長い間当たり前のことだったので、私としては、「相変わらずだな」と思うだけです。

残念ながら、多くのビジネスリーダーは、安定した不変のプロセスの快適さと「いつも上手くいったやり方」に甘えて、立ち上げて間もないビジネスが成功して生き残るための原則を忘れています。

この不確実性に満ちた新時代を、かつて克服した諸々の課題と、すでに身に付けている自信と成功し続けるためのスキルを思い出す機会にしたいものです。

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Image: MJgraphics/Shutterstock.com

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