Microsoft Edgeが最新アップデートで、より生産性の高いブラウザに変わる
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Microsoftは、自社ブラウザのEdgeの競争力を高めて主要なブラウザになることを目指しており、次のアップデートで、ライバルとなる他のブラウザより一歩先を行こうとしています。
つまり、もうじきMicrosoft Edgeを今より生産的に使用し、作業を整理することが可能になります。
Microsoft Edgeはどう変わる?
最新のアップデートについては、Windows Latestが紹介しており、Edge Canaryに追加された素晴らしい機能について特筆しています。
CanaryはEdgeのアップデートを試行する存在なので、Canaryを見ていれば、Microsoftのブラウザが将来どのようにアップデートされるかがわかります。
ブラウザのウィンドウ名が変更可能に
まず、ブラウザでウィンドウの名前を変更できるようになりました。
やり方は、各ウィンドウのタイトルバーを右クリックして、カスタムで名前を割り当てればOKです。
この機能は、実際にはChromium版Microsoft Edgeのもので、Googleのエンジニアによって追加されました。しかし、Google自体は、まだこの機能を発表しておらず、Microsoft Edgeの開発者が主導して、Microsoft Edgeに取り入れています。
ウィンドウの名前を変更すると、タブの整理がしやすくなります。具体的なタブがあるさまざまなウィンドウを作成し、各ウィンドウに名前を付けると、迅速にアクセスできるようなるでしょう。
PDFに付箋コメントが追加可能に
次に、PDFファイルに付箋のコメントを追加できるようになりました。
やり方は、PDFファイル上のどこかで右クリックすれば、付箋を作成できます。
こうしたメモは、PDFファイルに何かを書き込みたいとき便利です。PDFの性質上、メモを追加するのは難しいことが、PDFファイルの編集ツールがたくさんある理由です。
Chromium版ブラウザの採用で競争力強化
2020年にかけてMicrosoft Edgeのアップデートが急増しましたが、必ずしも良いことづくめとはいかず、Edgeは他のブラウザよりも大幅に遅れていました。
しかし、その後、MicrosoftはChromium版ブラウザを採用しました。Chromiumは、その名前からわかる通り、GoogleのChromeブラウザにも使われています。
Microsoftは競合他社のコードベースを採用してから、多くの成功を収め始めました。 Microsoftは、新しいEdgeを具現化し、可能な限り多くのデバイスとOSに適応するようになりました。
すると、驚くべきことに、Microsoft EdgeがFirefoxを抜いて2位になったのです! それ以来、Microsoftは以前のInternet Explorerの時代以来、競争に参加する際の切り札になりそうなものを強化してきました。
ですから今、Microsoftがこの動きを減速する可能性はほとんどありません。
今回のアップデートで、ChromeとFirefoxをダウンロードする豪華なプログラムの代わりに、Microsoft Edgeが正当なインターネットブラウザとして選択されるようになるかもしれません。
生産性を向上させるアップデートが続々登場
Edge Canaryには、Chromeの本流にさえまだ組み込まれていない機能のロックを解除するアップデートがされています。
Microsoftが輝かしいChromium版Edgeの新しいブラウザをリスクヘッジしているので、次にどのようなことが計画されているかがわかるのは、少し先になるでしょう。
また、Edgeは閲覧履歴に関しても改善されました。過去に閲覧したウェブサイトや前に閉じたタブを見られるようになり、クロスデバイスで閲覧履歴を1つのウィンドウから簡単に確認できるようになっています。
Image: MakeUseOf
Source: Windows Latest
Original Article: Microsoft Edge Is Becoming a Productivity Dream by MakeUseOf
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訳:春野ユリ
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