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10〜50代の「幸福の定義」はまったく違う。 1200万件の調査で判明

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10〜50代の「幸福の定義」はまったく違う。 1200万件の調査で判明

2016年9月11日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

Inc.:シンプルなキーワードをグーグル検索にかけると、幸せになるための秘訣が大量に出てきます。

心身の健康度をアップするためのアドバイスを全部読んでいたら、何週間、もしかしたら何年もかかるかもしれません。

年齢によって幸せの定義が異なる

その多くは価値ある記事ですが、「実はほとんどが、ある大事な真実を見逃しています」と言うのは、スタンフォード大学の心理学者Jennifer Aaker教授が動画で述べている見解です。

幸せを追い求めることは、動く標的を追い求めることに等しいというのです。

Aaker教授らは、1200万件におよぶ個人ブログの投稿記事をくまなく調べ、人生や感情について語る人々がどのような言葉を使っているかを分析しました。

その結果、幸せの定義が、年齢とともに、大きく、しかし予想通りに変化することがわかったのです。

つまり、15歳にとっての幸せと55歳にとっての幸せは甚だしく異なり、したがって、それを達成する方法も大きく異なるということです。

Aaker 教授は、研究チームが発見した、幸せの定義に見られる5つのステージを5分の動画で説明しています。

1. 幸せ=発見

物語は10代のときの感情で始まります。

誰もが覚えているはずですが、目標を設定しようともがくなかで、孤独感、不安感、無価値感を感じることがよくありましたね。

このステージでは「幸福感は、興奮として体験される」ことが研究で明らかになりました。

2. 幸せ=追求

20代の半ばになると、大半の人は、目標が決まり、自分なりに意味深いと考えた方法で世界を制覇しに出ます。

そして、その時に幸せの定義が変わるのです。

このステージでは「自分が成功した、自分はできる、と実感できたときに幸福感を感じ、それが他者に承認されたときは特に顕著」だとAaker教授は言っています。

3. 幸せ=バランス

30代半ばで、再び幸せの定義が変わります。

家族や健康、そして最近無理が効かなくなってきた体に目が向き「幸せがバランスと関連づけられるようになる」と動画は説明しています。

4. 幸せ=意義

40代に入ると「幸せが、子育ての意義深さや、精神性、地域とのつながり、自分たちが世界に及ぼす影響の認識といったことに関連づけられるようになる」とAaker教授の研究は示しています。

5. 幸せ=人生を味わい楽しむ

最後のステージでは「幸せが、現状肯定や絆と関連づけられるようになります。

自分の達成したこと、自分の持っているものを有り難く感じるということです。

この感謝の気持ちは、幸せが、平静、幸運、恵まれている、という気持ちと結びついてくる50代、60代になって初めて芽生えてきます」とAaker教授は述べています。

人によって辿るプロセスはさまざま

もう1つ、動画で強調されているのは、私たちはだいたいこの道筋をたどる傾向にあるが、そうと限ったわけではないということです。

野心的な新しい目標に集中している年配の人なら、普通は血気盛んな若い人が感じるような競争心を幸せと感じるかもしれません。

逆に若い人でも、現状や自分の恵まれた点に注目し感謝すれば、成功の追求よりも人生を味わい楽しむことに、より多くの時間を費やすようになるでしょう。

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Jessica Stillman(訳:和田美樹)

和田美樹

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