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米CDC「妊婦やお年寄りは生ハムなどの食肉加工品を避けて」

author 訳:長谷 睦/ガリレオ
米CDC「妊婦やお年寄りは生ハムなどの食肉加工品を避けて」
Image: Shutterstock

米疾病対策センター(CDC)は、デリミート(デリなどで販売されるハムやソーセージなどの加工肉製品)に起因するとみられるリステリア食中毒が集団発生しているとして注意を促しています(アメリカ国内において)。

熱によって死滅するが…

正確な感染源は特定されていないものの、妊婦や65歳以上の高齢者、免疫機能が低下している人に対して、こうした食肉加工品を食べるのを控えるか、食べる際には念入りに予防策を取るよう、CDCは呼びかけています。

この食中毒の原因となる細菌「リステリア」は、加熱によって死滅しますが、冷蔵庫の庫内くらいの温度であれば増殖が可能です。

そのため、デリミート(サラミのようなイタリア風の食肉加工品を含みます)や、未殺菌乳で作られたナチュラルチーズなどから検出されることがあります。

妊娠中に「ブリーチーズを食べてはいけない」と言われた人もいるかもしれませんが、それはこのリスクが理由です。

とはいえ、アメリカのスーパーで売られているナチュラルチーズで、未殺菌の生乳を原料に使っているものはほとんどありません。

過去数年を振り返ると、レタスなどの農産物を原因とするリステリアの集団食中毒も発生しています。

感染源は?

CDCが挙げる高リスクグループに入らない人にとっては、リステリア食中毒はそれほど恐ろしい病気ではありません。

ですが、妊娠中に感染すると、流産や死産を引き起こしたり、生まれた赤ちゃんがすぐに亡くなったりする恐れがあります。

また、高齢者や免疫機能が低下している人も、重症化する場合があります。

CDCによると、同センターが把握している範囲で、リステリア食中毒で入院した事例は10件あり、1人が亡くなっているとのことです。その感染源について、CDCは以下のように解説しています。

  • 具合が悪くなった人たちは、サラミやボローニャソーセージ、生ハムなど、イタリア風の食肉加工品を食べていたと報告されています。
  • デリミートに関しては、包装された状態で店頭に並んでいたものと、デリのカウンターでスライスしてもらったもの、両方の購入報告がありました。現在、食中毒の原因が、特定の種類のデリミートと、大手食品メーカーの製品のどちらにあるのか特定するための調査が進められています。

自宅でできる対策

CDCは、妊婦・高齢者・免疫機能の低下という3つの高リスクカテゴリーのどれか1つに当てはまる人に対して、デリミートを食べないか、あるいは、食べる直前に湯気が出るほど十分に熱するか、どちらかの対策を取るように勧めています(このように熱した場合、サラミの中に温度計を突き刺せるなら、内部の温度は華氏165度[摂氏約74度]に達しているはずです)。

また、デリミートに触ったあとは、必ず手を洗ってください。さらに、デリミートやその汁が触れたすべてのもの(冷蔵庫の棚など)の表面を清掃することや、あまり長い間冷蔵庫に置いておかないことも大切です。

通常、デリのカウンターでスライスしてもらった肉製品は、冷蔵保存で5日間持ちます。食品工場で密封包装されている製品なら、消費期間は2週間です。

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Image: Shutterstock

Source: CDC(1, 2

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

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