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YouTubeやInstagramで信頼できるフィットネス系インフルエンサーを見極める方法

author 訳:ガリレオ
YouTubeやInstagramで信頼できるフィットネス系インフルエンサーを見極める方法
Image: elenabsl/Shutterstock.com

地球上のあらゆる場所がそうであるように、フィットネス系のInstagramにも人があふれています。

そこには、ワークアウトに懸命に励むアスリートもいれば、自分のビジネスを宣伝するコーチもいれば、これを生業にするモデルもいます。

とはいえ、彼ら全員が正真正銘の「フィットネスのプロ」ではありません。

ワークアウトについてのアドバイスを求めてInstagramやYouTubeを訪れている人は、いくつかのポイントについて検討してみましょう。

この人の言葉の裏には、いったい何があるのだろう?

フィットネス系インフルエンサーの多くがつく嘘のなかで一番多いのは、直接的に口に出されることのない嘘です。

それは、「私が宣伝している商品を買えば、あなたもこんな体になれますよ」というほのめかしです。

実のところ、フィットネスで生計を立てている人たちはみな、ワークアウトプログラムやサプリメントを売るようになる前から、健康的な体つきをしているのです。

ひとたびムキムキの体になれば、宣伝している商品がたとえビン詰めのおがくずだったとしても、それを見た人は心のなかで点と点をつなぎ、「この人は筋肉増強サプリメントを売ろうとしているんだな」と思ってくれます。

スリムな体型の人がダイエットプランを宣伝すれば、「このプランを試せば、自分もこの人みたいに引き締まった体になれるのでは」と思ってもらえるものです。

ここで少し、正直なところをお話しておきます。

薬物検査が行われないスポーツの選手や、競技にまったく参加していないアスリートの間では、ステロイドは当たり前のように使用されています。

けれどもアメリカでは、ステロイドを娯楽目的で使用することは禁止されているため、彼らはそのことを話したがりません。

(といっても、みんながみんなではありません。スポーツ科学者でボディービルダーのMike Israetel氏は、あるInstagram投稿のなかで、「ナチュラルなトレーニングをしていた時期」の自分と、「ナチュラルでないトレーニングをしていたころ」の自分のビフォーアフター写真を公開しています。)

さらにインフルエンサーは、PhotoshopやFaceTuneなどのソフトを使って、写真を頻繁に加工することもあります。ニーズに合わせて自分をもっと細く見せたり、曲線美を強調したりするためです。

ジャーナリストのDanae Mercer氏が、ソーシャルメディアの真実を暴くチュートリアルのなかで指摘しているように、体の特定の部位を強調するためにとるポーズもまた、並々ならぬ努力を要する一種のアートです。

それから、お尻のワークアウトプランを販売しているインフルエンサーを見かけたときも、注意が必要です。豊尻手術が流行っていますから。

この人の本当の専門分野は何?

ダイエットプランやエクササイズプログラム、コーチングサービスを販売している人は、公式・非公式にかかわらず、それを裏づける資格を持っていなければなりません。

たとえばパーソナルトレーニングであれば、アメリカではACEやACSM、NSCAといった正規の組織の資格やNCAAが認める資格の有無は、確認すべきことがらの1つです。

コーチやインストラクターのなかには、正式な資格を持っていなくても、トップアスリートを指導した経験がある人や、あるいは、プロ仲間がその実力に太鼓判を押す人もいます。

そうした個人的な繋がりは、あなたがそもそもその繋がりをたどってそのトレーナーやインストラクターに行き着いたような場合には有効です。

たとえば、あなたが憧れるパワーリフターが何人もその人の指導を受けているのであれば、そのコーチはあなたにもいいアドバイスを与えてくれるかもしれません。

ただし、「運動」と「栄養」は別ものということを忘れないでください。

誰かから栄養に関するアドバイスをもらうときには、その人が登録栄養士なのか、あるいはそれに類する資格を持っているのかを確認しましょう。

アメリカでは一般に、「栄養士」は法的に定義された言葉ではありません。それに対して「登録栄養士」は、多くの訓練を積んだ、多くの経験を持つプロです。

体の外見をめぐる暗黙の嘘と同じようなものとして、「私が正しいことは、科学が裏づけています」というような無言の嘘もあります。こちらのほうが見抜くのは難しいでしょう。

エビデンスに裏づけられた情報は確認すべきことがらの1つですが、その情報をどこからひっぱってきたのか、それをどのように自分のおすすめに活かしているのかをオープンに語るプロは大勢います。

ですが中には、自分の言いたいことが先にあって、ごく一部の研究だけを選び出して、そのメッセージをもっともらしく見せかけている人もいるのです

その人は、地道な努力の大切さについて語っているか?

実のところ、フィットネスはともすると退屈なものです。

体重を落としたい人がしなければならないのは、摂取カロリーを減らす方法を見つけることです。

筋肉をつけたい人がしなければならないは、もっと重いウエイトをガンガン持ち上げることです。

何かのスポーツがうまくなりたい人がしなければならないは、そのスポーツに何年もコツコツ打ち込むことです。

Instagramであれ、それ以外の場所であれ、その人が本物のエキスパートなら、このことを隠したりはしません。彼らはコツコツ努力することの大変さについて語ります

あなたが遭遇する小さな問題の解決にどんなエクササイズが役に立つのか、アドバイスを与えてくれます。

自分のビフォーアフター写真や、自身が指導するクライアント、競技会でのピークパフォーマンスなどの例を挙げて、成功譚を披露してくれることもあるかもしれません。

彼らは、ある特定のワークアウトやエクサイズを、万能の解決策として唐突に紹介するようなことはしません。1つのエクササイズやワークアウトだけすればいいというような紹介もしません。

毎日違う格好いいワークアウトを選べば、楽しみながら運動できるかもしれません。そうしたら、最低限の基本的な目標は実現されることになります。

でもそれは、もっと高い目標の達成に近づけてくれるプログラムに取り組むこととは違います。

エクササイズの写真をいくつか投稿し、それに「お尻のワークアウト」や「上腕二頭筋をムキムキにする秘密」などと呼ぶことは誰にでもできます。

けれども長期的な成果をもたらしてくれるのは、ゆっくりと時間をかけたトレーニングなのです。

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Image: elenabsl/Shutterstock.com

Source: Instagram(1, 2), Hughes Plastic Surgery, ICE

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

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