睡眠時の明るさで太りやすさに変化が…最適な照明の明かりは
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寝室の照明についてやるべきことは明確です。
「照明をすべて消す」ことです。たとえ豆電球程度の明るさであっても、睡眠に悪影響を与えることが明らかになっています。
奈良県立医科大学の研究で、3ルクス以上(中央値は約9ルクス=豆電球程度)の明るさで眠っていた人は、ほぼ真っ暗な状態(3ルクス未満)で眠っていた人と比べて、肥満の割合が1.9倍多かったと報告されています。
光刺激で睡眠が浅くなり、食欲ホルモンが増えてしまったためと推察されています。
中性脂肪やコレステロール値が上昇する「脂質異常症」や「動脈硬化」になりやすいことも判明しているので、照明はできるだけ暗くしてください。
エアコンや加湿器の運転ランプが気になるときは、テープを貼って隠しましょう。
──この記事は、2019年8月13日の記事の一部を再編集して掲載しています。
Image: Shutterstock
マイロハスより転載(2020.11.1公開記事)
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田邉愛理
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