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AirPods Proの新機能「空間オーディオ」。非対応の動画サービスは?

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AirPods Proの新機能「空間オーディオ」。非対応の動画サービスは?
Image: Shutterstock

オーディオファンを気取るつもりはありませんが、ステレオシステムやヘッドフォンが生み出す人工的な「バーチャル」サラウンドが基本的に好きではありません。

ただし、AirPods Pro用のAppleの新しい空間オーディオ(Spatial Audio)は例外です。この機能が生み出すサウンドは素晴らしく、みなさまにもできるだけ早く体験してほしく思います。

空間オーディオを試すために必要なハードウェア

空間オーディオを試すには、iOS 14またはiPadOS 14と、その機能をフルに使えるパワーのあるスマートフォンかタブレットが必要です。対応するiPhoneは以下のとおり:

iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、またはiPhone SE(第2世代)

対応するiPadは以下:

iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降、iPad Pro 11インチ、iPad Air(第3世代)、iPad(第6世代)以降、またはiPad mini(第5世代)

そしてもちろん、AirPods Proが必要です(通常のAirPodsでは使えません)。

空間オーディオを使えるようにする

困ったことに、空間オーディオのロックを解除するには、AirPods Proを最新のファームウェアに更新する必要があります。

ボタン1つで更新できればいいのですが、そういうわけにはいかないようです。

私もオンラインでいろいろ調べて(たとえば以下のツイート)、ようやく更新することができました。

(略)

Appleのサポートによると、以下の手順でAirPodsファームウェアを更新できるそうです :)

以下に更新手順をお知らせします:

1. AirPodsで音楽またはその他のオーディオコンテンツを、少なくとも30秒間聴いてください。

2. AirPodsを充電ケースに戻し、蓋を閉じます。

3. ライトニングケーブルを使って、充電ケースを電源に接続します。 30分待ってから、AirPodsがペアリングされているiOSまたはiPadデバイスに再接続します。

ファームウェアのバージョンをもう一度確認してください。確認するには:

[設定]>[一般]>[情報]>[AirPods]を開きます。

表示されているバージョンがまだ最新バージョン「3A283」でない場合は、この手順をもう一度繰り返してください。

なお、AirPodsケースの蓋は、この手順の間、常に閉じておく必要があります。蓋を開くと更新が中断され、最初からやり直しとなります。

手順について質問があれば、またご連絡ください。

私もさっそく試してみましたが、うまくいきませんでした。

ところが、昨晩AirPods Proを少し使ってからスマートフォンの近くに置いて充電したところ、朝起きたときには最新のファームウェア(バージョン3A283)に更新されていました。摩訶不思議です。

空間オーディオを使用する準備が整っていれば、AirPodsProの名前の横にある[設定]>[Bluetooth]>[i]の[情報]セクションにバージョン3A283(あるいはそれ以降)と表示されています。

また、新たに[空間オーディオ]という設定項目が追加され、デフォルトで有効になっているはずです。

20200929-spatial02
Screenshot: David Murphy

iPhoneの右上からプルダウンしてコントロールセンターを開いて、空間オーディオのオンとオフをすばやく切り替えることもできます。

また、AirPods Proを耳に装着している状態で音量スライダーを長押しすると、以下のポップアップ画面が表示されます。

20200929-spatial03
Screenshot: David Murphy

青いアイコンのタップで、空間オーディオのオン/オフを切り替えることができます。

上述のとおり、空間オーディオをオンにすれば、退屈なステレオサウンドではなく、包み込むような素晴らしい(人工的ではあっても)サラウンドを体感できるでしょう。

空間オーディオが使える動画サービスは?

空間オーディオが使えるファームウェアとデバイスを準備しても、動画サービス視聴時に空間オーディオが機能しない場合があります。

空間オーディオが機能するには、視聴するコンテンツが少なくとも5.1サラウンドである必要があります。つまり、ステレオのYouTube動画では使えないということです。

また、使用するアプリによっても、機能しない場合があります。

Redditユーザーのgjc0703さんが、たくさんのテストを行い、さまざまな動画サービスでの空間オーディオ対応状況をまとめてくれました。もちろん、将来的にはこのリストは変わる可能性があります。

Apple TV+ :機能する (当然ですが)

Disney+ :機能する

HBO Max :機能する

Netflix :機能しない

Prime Video :機能しない

Showtime Anytime :機能しない

PBS :機能しない

TNT :機能しない

空間オーディオが機能しているかは、動画を視聴しながら頭や体、スマートフォンを動かしたときに、サウンドが微妙に変化するかどうかで確かめられます。

空間オーディオは、デバイスから聞こえてくる音が、まるでスピーカーから聞こえているような錯覚を引き起こします。この効果は素晴らしいものです。

ゲームチェンジャーだとまでは言いませんし、使えるかどうかで動画サービスを選ぶべきだとも言いませんが、楽しい機能であることは間違いありません。

自動切り替え機能も素晴らしい

空間オーディオは優れた機能ですが、Appleがこの最新のAirPodsProファームウェアアップデートでリリースしたもう1つの機能「自動切り替え」のほうが私は好きです。この機能を使うと、AirPods Proを耳に装着したまま、音源デバイスをすばやく切り替えることができます。

各デバイスが、最新のオペレーティングシステム(iOS 14、iPadOS 14、またはmacOS Big Sur:現在ベータ版)になっていること、また、すべてのデバイスが同じiCloudアカウントにサインインしていることを確認してください。

AirPods Proを耳に装着し、1つのデバイスでオーディオの再生を開始してから、別のデバイスを開いてオーディオを再生してみてください。

魔法のように、音源となるデバイスが自動で切り替わります。

つまり、複数のAppleデバイスを切り替えながらAirPods Proでオーディオを聞き続けたいときに、いちいちBluetoothメニューををいじらなくてもよいということです。

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Image: Shutterstock

Source: Apple(1, 2

David Murphy - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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