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コロナ禍で加速する「DX」。いまクラシック音楽界で起きている変化とは

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コロナ禍で加速する「DX」。いまクラシック音楽界で起きている変化とは
Image: Mugendai(無限大)

新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントやコンサートが中止となりました。代替策としてオンライン配信が普及し意外な盛況を見せる分野も登場していますが、その波はクラシック音楽界にも訪れているようです。

IBMのWebメディアMugendai(無限大)に、今最も注目されるピアニストの1人、反田恭平さんが登場。

あえて有料」にしたクラシック音楽のオンデマンド・コンサート、およびデジタル活用の展望が語られていました。

有料化は冒涜か? 批判覚悟も貫き通す信念

反田さんは、高校在学中に日本音楽コンクール第1位入賞、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院留学、現在はポーランドのショパン国立音楽大学に在学と、輝かしい経歴を持つピアニスト。

その反田さんがコロナ禍で手掛けたのが「Hand in hand」と題されたクラシック界初となる有料のライブ配信コンサートです。

有料での開催を決めた際、メディアや関係者からは批判の声も多かったといいます。

無料であれば、自粛生活下の人々の気持ちを和らげる、ボランティア活動として評価される。ところが、有料としたことで「高貴なクラシックを冒涜している」と考える人もいたそう。

そうした批判の声に「コンサート中止で損害を被るのは、アーティストだけではない」と反論。舞台監督や会場の関係者など、コンサートづくりに携わるすべての人のため、実行に移します。

当初は全体で8名、ステージ上での同時演奏者を最大3名までとする最小メンバーでしたが、徐々にその規模を拡大。

3回目の公演では、100名限定ながら会場に観客も入れるほどとなり、続けていくうちに当初の批判の声は賛同に変わっていったといいます。

コロナ禍で加速する「DX」。いまクラシック界で起きている変化とは
Image: Mugendai(無限大)

今後ますます欠かせないデジタルテクノロジーの活用

1994年生まれと若い反田さんですが、もっと下の世代にクラシック音楽を届けるにはデジタルテクノロジーの活用が必須だとの信念を持ち、具体的には以下のように語っています。

時代は明らかに進んでいます。だったら時代に合わせて僕らも発信の仕方を変えていかなければならない

デジタルネイティブに向けたクラシック音楽の提供方法をもっと真剣に考えなければならないはずです。

そういった点に関して、クラシック音楽業界、特に日本の業界は非常に遅れていると言わざるを得ません。

逆に、だからこそ、おおいなる可能性を秘めているとも言えます。

コロナ禍で加速する「DX」。いまクラシック界で起きている変化とは
Image: Mugendai(無限大)

自ら事務所やレーベルを立ち上げ、精力的に活動する反田さん。「30年後には音楽学校を設立する」と早々に宣言するなど、その歩みを止めることはありません。

他にも、クラシック音楽界のデジタル化を推進すべく考案中のスマホアプリ開発の話や、毎日を悔いなく生きるための「一音入魂」の話題など、続きはMugendai(無限大)よりお楽しみください。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

渡邊徹則

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