
リモートワークが当たり前になってきた昨今。なんとなく自分なりのワークスタイルが身についてきたのではないでしょうか。
ただし、気をつけなければいけないのが、オーバーワーク。オフィスと違い、自分の働きやすい環境を構築できるのをいいことに、ついつい仕事をしすぎてしまうことも。適度な休憩を挟むよう、心がけたいものです。
ウェブページを非表示にしてくれる「ブレイクモード」を搭載
Chromiumベースで、Operaを源流とするウェブブラウザ『Vivaldi』は、最新バージョン3.3の新機能として、ウェブブラウザ自体を休憩状態にする「ブレイクモード」を搭載しました。
このモードは、いつでも手軽にウェブブラウザを一時停止にすることができる機能。使い方は簡単で、画面左下の一時停止ボタンをクリックするだけ(ショートカットキーはCtrl+ピリオド)。
するとVivadiはブレイクモードに入り、ウェブページが非表示になります。また、HTML5のオーディオやビデオもミュートしてくれます。
パソコンの前を離れて休憩する際、このブレイクモードにしておけば、いったん仕事を離れてリフレッシュできます。休憩中もウェブページが開いていると、気になっちゃうかもしれませんしね。
また、瞬時に画面を隠したいときなどにも使えます。どんなときに使うのかって? それは自分の胸に聞いてみてくださいね。
アドレスバーにも新機能が追加
そのほか、Vivaldi 3.3ではいくつかの新機能が追加されています。まずは、アドレスバーが便利になりました。

WindowsならCtrlキー、macOSならcommandキーを押しながらアドレスバーに表示されているURLアドレスをクリックすると、ディレクトリ単位で区切られて強調表示されます。URLの任意の部分だけコピーしたい場合や、「戻る」ボタンをクリックせずに上の階層に戻りたい場合などに便利な機能です。
また、URLのベースドメインの強調表示機能も追加。これにより、悪意のある・正当なサイトが見分けやすくなるそうです。

そのほか、スピードダイヤル(新規ページを開いたときに表示されるショートカット)のアイテムをドラッグ&ドロップでフォルダに整理できる機能や、プライベートウィンドウ用に紺藍色のデフォルトテーマが追加されています。
軽くて便利で休憩も気遣ってくれる優しいウェブブラウザ

個人的にVivaldiで好きな機能が、タブのタイリング表示。Vivaldiでは、タブをグループ化する「タブスタック」という機能があるのですが、スタックされたウェブページを縦横自由にタイル表示することができます。複数ページを同時に参照することができるので、作業効率がアップします。
Vivaldiは無料で使用でき、Windows、macOS、Linux、Android版があります。動作が軽くて多機能、そして、Google Chromeなどのウェブブラウザからブックマークのインポートが可能なので、乗り換えや併用も気軽にできます。
作業効率アップだけでなく、使用者の休憩までも気遣ってくれるVivaldi。リモートワークでの働き方改善にいいかもしれません。ダウンロードは、こちらから。
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Source: Vivaldi Technologies
image: Vivaldi Technologies
Video: Vivaldi Browser / YouTube
三浦一紀
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