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せっせと集めたコレクションをセンスよく飾るコツ

せっせと集めたコレクションをセンスよく飾るコツ
Image: Photographee.eu /Shutterstock

モノを収集することは、ずっと以前からひとつの趣味だと考えられてきました。

子どものころは、「何かを集めているか」ではなく「集めた何か」が大事でした。それらは、爪でこするといい香りがするシールや、変わった形をした石、そして、大人たちから「いつかきっと価値が出るぞ」と言われたコインなどなど。

もちろん大人だって、関心があります。

貧しかった子ども時代を埋め合わせるために収集している人形であれ、たまたま「フクロウが好き」と言った日を境にあらゆる人がくれるようになったフクロウのグッズであれ、私たちの多くは、家のどこかに、何らかのコレクションを持っています。

コレクションと溜め込んで捨てられないのは紙一重

あなたのコレクションが大切に箱にしまわれ、屋根裏部屋や納戸、トランクルームにきちんと保管されている場合は、それでいいのです。

けれど、フロリダのディズニーワールドに行った記念に買い集めたお皿や、レトロなタバコの広告コレクションを、すべて並べて飾っておきたいとなると話は別。

コレクションをセンス良くディスプレイすることと、モノが捨てられずに溜め込んでいるだけに見えること。この2つの違いは紙一重だから。

2020年8月にTheNew York Timesに掲載された記事でTim McKeough氏は、その2つの違いは何なのかを解き明かし、そのうえで、ケーブルテレビの片付け番組撮影クルーを呼ばないでなんとかする方法を解説しています。

※この記事の引用元であるThe New York Timesでは、モノを溜め込む人を「ホーダー(hoarder)」と呼んでおり、この記事でも、一貫性を維持するために同様の表現を使用しています。ただし、「ホーディング障害」と呼ばれる、度を越してモノを溜め込んでしまうメンタルヘルス疾患があります。筆者は、そうした疾患を軽視する意図は一切ありません。

モノを集めるときはよく考える

McKeough氏によると、溜め込むこととコレクションの違いは一般的に、目的の有無にあるそうです。

モノを溜め込んでしまう人は、ほんの少しでも魅力があるように思えるモノや、いずれ必要になるかもしれないモノなど、ほぼ何から何まで集めます。

一方のコレクターは、集めるモノについてこだわりを持っている傾向があります。

TheNew York Timesより引用翻訳

要するに、コレクターは、eBayをひたすらスクロールしたり、アンティークショップをせっせとあさったりして、ビンテージの女性用キャットアイサングラスを見つけるたびに買いまくるようなことはしません。

本当に欲しいと思ったものだけを購入するのです。

一度に何もかも飾る必要はない

自分のコレクションを部屋にディスプレイすることにした場合でも、ひとつ残らず飾らなくてはならないわけではありません。

それよりも、McKeough氏のアドバイスを検討してください。

まずは、どんなモノをディスプレイしたいのかを明確にしましょう。そして、目的を持って厳選します。

器を飾りたいからといって、手当たり次第にすべてを飾らないでください。目を引くものを1つひとつ吟味するよう心掛けましょう。サイズや風合い、色が違うものをさまざまに混ぜてもいいかもしれません。

TheNew York Timesより引用翻訳

モノの魅力と金銭的価値は無関係

仮に、「セサミストリート」のキャラクター・バートを真似てクリップを集めはじめ、今では手元に大量のコレクションがあり、全部をディスプレイするのは難しそうだとしましょう。

このとき、集めたクリップの金銭的価値(あるいは、そうした価値のなさ)で、飾るに値するか否かを決めてはいけません。

目にするたびに幸せを感じられるモノが見つかったのであれば、それでいいのです。

ビクトリア朝時代の人々が家の装飾にふさわしいと考えたからとか、訪問客に自慢したいからという理由だけで優雅で高価なアンティークを飾るよりも、はるかにいいディスプレイになります。

タイプ別にまとめて飾る

ひとつのテーマを中心にさまざまなモノを集めているのなら、ディスプレイするときは、似たもの同士をまとめましょう。

もう一度、フクロウを例にとります。フクロウの置物や額入りの絵、ぬいぐるみがたくさん集まったのなら、置物や絵、ぬいぐるみを混ぜて家のあちこちに飾るのではなく、置物すべてをひとつの部屋に集めてみてください。

インテリアデザイナーのRebecca Robertson氏はニューヨーク・タイムズ紙に対して、「数には力があります」と語っています。「25個のモノをまとめて飾ると、壁全体が際立つようになります」

コレクションを飾るうえで、絶対確実なルールというものはもちろんありません。

そこでMcKeough氏は、似たような特徴を持つアイテムをまとめるのは一案だと述べています(ただし、事前に計画を練らなくてはなりません)。

複数のコレクションから、ビジュアル的に共通点のあるものだけを集めてディスプレイしてもいいでしょう。たとえば、似たような色や形、素材のものだけを集めるのです。

ギャラリーウォールに挑戦してみる

ギャラリーウォール
Image: Shutterstock

または、DIYやインテリアを専門とするネットワーク「HGTV」で絶賛されている「ギャラリーウォール」に挑戦するなら、フレームの色を統一すると、額の中身が何であろうと、全体的にまとまります。

McKeough氏の記事からもうひとつ、プロの技を紹介しましょう。

ギャラリーウォールに飾る予定のアイテムを、まずは床に並べてみて、寸法を測りながら、うまくフィットするかどうか確認してください。

そうすれば、壁に刺してしまった不要な釘を隠したり、穴を埋めたりする時間や手間が省けます。

また、コレクションはぜひ、ディスプレイ用のガラスケースに飾ってみてください。まるで美術館のようになり、飾ったアイテムがたちまち芸術品に早変わりしますよ。

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Image: Shutterstock

Source: TheNew York Times,HGTV

Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文

訳:遠藤康子/ガリレオ

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