
ニューノーマルな働き方として定着しつつあるリモートワーク。今ではノートPCを使ってリビングや書斎で仕事をする姿が当たり前になっています。
しかし、「ノートPCさえあればいい」と考えるのは、やや早計かもしれません。
たとえば、リモートワークでよくある「ビデオ会議+ウェブ検索」「ビデオ会議+資料作成」といった、マルチタスク。もしこれが実現できれば、デバイスを限定しなくても、リモートワークを円滑にこなせるのでは? これまでのように常にデスクに縛り付けられなくてもよいかもしれません。
そこで今回は、最近増えてきた2画面スマホの中から、「LG V60 ThinQ 5G」を事例に、リモートワークでどこまで活用できるのか試してみました。

「LG V60 ThinQ 5G」は、専用ケースに装着することで、左右2画面で利用できるユニークなスマホ。
こうして、必要に合わせて画面の拡張が可能。従来のスマホでは、活用が難しかったマルチタスクを、現実的なスペースで利用できるのです。これなら、リモートワークでも生産性の高い作業ができるに違いありません。
ビデオ会議しながら+αができるから効率的

リモートワークの定番となったビデオ会議ですが、会議中は通話だけしているわけではありません。会話に出てきた情報をウェブ検索したり、メモを取るといったマルチタスク操作は、会議を円滑に進めるための常套手段です。
一般的な1画面のスマホでは、こうしたときに画面の切り替えが必要なため、マルチタスクはスムーズにできませんでした。アプリを切り替えるとビデオ会議の画面が見えなくなってしまうのです。
しかし「LG V60 ThinQ 5G」なら、約6.8インチ×2画面を同時に利用可能。それぞれの画面では異なるアプリを同時に表示し操作ができるので、ビデオ会議+チャット、メールチェックなど、2つの作業がスマートに行なえるのです。
しかもノートPCよりも、はるかに省スペースでカジュアルに利用できます。
長引く会議でも、デスクから離れられないこともなく、家の中を気軽に移動しながら、仕事の生産性を落としません。
バッテリーが約5000mAhと大容量なのも安心材料の1つです。ビデオ会議が長引いても電源を求めてウロウロする必要はありませんでした。高速充電に対応しているので、室内だけでなく、急な外出でも安心して利用できるはずです。
気になる情報はすぐに残す。生産性を上げる2画面スマホ活用法

ウェブニュースなどで気になる情報をメモに残してビジネスや企画につなげる。
ビジネスパーソンの日常的な作業も、「LG V60 ThinQ 5G」なら2画面を活用。ブラウザ画面で情報をチェックしながら、メモアプリを起動したもう1つの画面でメモを作成するなど、効率的なスタイルで作業ができます。

ブラウザを活用した便利なシーンはまだあります。プリインストールのアプリ「Whaleブラウザ」は、2画面にまったく異なるウェブサイトを表示したり、ウェブサイトのリンク先をもう1つの画面で開くことができます。PCでよく行なう「新規ウインドウで開く」と同じ使い方が横並びで表示できるので、情報を見比べたり、複数の記事も効率よく読み進めることができます。
スマホでこれができるとなると、ビジネスシーンでの情報収集やリサーチは圧倒的に向上するはず。ウェブから情報を集めたいときには最適なデバイスだと言えそうです。

ほかにも、多彩な情報を1つのメモ帳にまとめて備忘録にしたり、ブラウザ画面やPDFの資料などを開いたまま、もう1つの画面のチャットツールで情報交換・確認するのもスムーズにできます。
1画面のスマホやノートPCでは手順が面倒な操作も、2画面に分割されている「LG V60 ThinQ 5G」ならではの即応力で、さらに生産性を上げることができます。

2画面の活用法としては、アプリの画面を移動したり、左右のアプリ画面を入れ替えることも可能です。入力のときなど、利き手に合わせて画面を左右に変えられるのは、かゆいところに手が届いた配慮。また、アプリによっては2画面を1つの大きな画面として拡張表示することもできます。
実際に試用してみると、見た目が斬新なだけでなく、実用ツールとして2画面を効率良く使うための機能がふんだんに用意されていて、「LG V60 ThinQ 5G」のプロダクトとしての完成度の高さが感じられます。
オフの時間も、リモートツールとしてフル活用
ここまでは、日常的なビジネスシーンを想定して「LG V60 ThinQ 5G」の活用メリットを紹介してきましたが、実はこのデバイス、ビジネスユースだけでなく、独特のスタイルを活用したリモートツールとして多彩な活用法があります。
たとえば、リモート飲み会、リモート旅行、リモート学習など、withコロナ時代のニューノーマルなリモート生活も、「LG V60 ThinQ 5G」があればさらに手軽に実現できるでしょう。

2画面を構成する専用ケースは、ヒンジによって最大360度まで自由に回転。折り曲げてもちょうど良い抵抗感があり、狙った角度で固定できるため、リラックスした姿勢でのリモート飲み会などにもピッタリ。
ノートPCでは、置く場所が限られ、ウェブカメラの角度もあまり自由が利きませんが、「LG V60 ThinQ 5G」であれば、スペースや角度を気にせず設置できます。高画質なカメラで“映える映像”に調整するのも容易です。
また、ノートPCと違ってキーボードが邪魔にならないのもメリットの1つです。コップから滴る水滴でキーボードを濡らしたり、おつまみをこぼしたりといった「やらかし」も心配ご無用。これまで以上に、カジュアルなリモート飲み会に場所を選ばず参加できるツールとして、ノートPCをスタンバイするよりも明らかに手軽&快適です。

こちらは、ニューノーマルなスタイルとして注目されているリモート旅行。たまたま観光中だったライフハッカー編集部員からの現地レポートも、リラックスした姿勢で楽しめました。
気になる情報があったときは、映像から目を離さずに、もう1つの画面ですぐさま調べることができます。ノートPCと比べても、なんら機能的に不足は感じませんでした。
ニューノーマルな時代は、自由度の高いツールが武器になる?

ニューノーマルな時代を迎え、対面からリモートへ、オフィスから自宅へ。
私たちのワークスタイルは変化しつつあります。今回、「LG V60 ThinQ 5G」を試用したことで、変化に対応するにはツールの見直しも効果的なのだと感じました。なんの疑問も抱かずにノートPCで行なってきたリモート業務を「LG V60 ThinQ 5G」に置き換えたことで、効率を落とすことなく、自由なスタイルで臨めたからです。
さらに、このデバイスは高速な5G通信対応。現在、5G通信エリアは限られているものの、モバイルデータ通信を使えば、いつでも・どこでもフットワークの良いリモートツールとして活用できます。
2画面スマホ「LG V60 ThinQ 5G」で、充実したリモートワークや在宅時間を過ごしてみましょう。
Source: LG V60 ThinQ 5G
Photo: 小暮ひさのり
小暮ひさのり
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