Microsoft Wordウェブ版に新機能登場! 面倒な文字起こしがずっとラクに
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長い会話やインタビューの録音を文字に起こす作業は、ほんの数分しただけで退屈になり嫌気がさします。
でも、Microsoft Wordにトランスクリプト(文字起こし)機能が新しく追加されたので、今後は面倒な文字起こしの作業はWordにしてもらえるようになりました。
Wordの音声文字起こし機能で何ができる?
このアップデートは、Microsoft Supportというサイトで発表され、音声の文字起こしの作成、編集、Wordと共有する方法に関する手引きが掲載されています。
Harness the power of your voice with #Microsoft365! Now, you can record your conversations directly in Word for the web and transcribe them automatically. Learn more: https://t.co/N4LVdMrVvXpic.twitter.com/L6JoGJk4L9
— Microsoft 365 (@Microsoft365) August 25, 2020
現時点では、自動トランスクリプト機能はWord for Webでのみ使用できます。Microsoftは、Googleドキュメントなどのライバルとなるサービスにこれで対抗する構えです。
Word for Webは無料で使用できますが、トランスクリプト機能を使用するにはプレミアムアカウントが必要です。
トランスクリプト機能は、ツールバーの「ディクテーション」タブにあります。これをアクティブにすると、次の2つのアクションのどちらかを実行できます。
- インタビューや会話の最中にWordがマイクを聞くように設定する。会話が終わると、Wordはすべての発話を完全に文字に起こします。
- 音声ファイルからテキストを書き起こす。ファイルをWordにアップロードしたら、ほかのことをしている間に、Wordが会話を文字に起こしてくれる仕組みです。
Wordは、最善を尽くしてすべての発話を個々の話者に割り当てますが、間違えることもあり、その場合はトランスクリプション・エディターを使用して別の話者に簡単に割り当て直すことができます。
各話者に名前を割り当てることもでき、Wordは話者がトランスクリプトで発話するたびにその名前を自動的に使用します。
音声の文字起こしが簡単にできるようになる
今はほとんどの人がなるべく在宅勤務をするようにしているので、みんなが使えて役に立つ生産性向上ツールがリリースされるのは常に歓迎です。
今度会議の文字起こしをしなければならなくなったら、Wordの新しいトランスクリプト機能を試してみてはいかがでしょうか?
ウェブ版のMicrosoft Officeのことを初めて聞いた人は、ぜひチェックしてみてください。
過去記事でも説明していますが、ウェブ版Microsoftの方が、Wordを購入するよりも優れた機能を使える可能性があります。
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Image: svitlini/Shutterstock.com
Source: Microsoft(1, 2), Twitter
Original Article: Microsoft Word Can Now Automatically Transcribe Your Conversations by MakeUseOf
訳:春野ユリ
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