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自分と他人を比較する代わりにやるべき3つのこと

自分と他人を比較する代わりにやるべき3つのこと
Image: GoodStudio/Shutterstock.com

かつてセオドア・ルーズベルトは「比較とは、喜びを盗む泥棒である」と言いました。それでも私たちは飽きもせず、自分をほかの人と比べ続けています。それはなぜなのでしょう?

そんなことをすれば、自信が傷つき、不安が高まり、自尊心が損なわれるだけだというのに。

なぜ人は他人と比較してしまうのか?

比較するというのは、脳の正常な機能の1つです。社会的比較理論によれば、他人と比べて自分はどうなのかを知ることは、私たちが自分の価値を見定める1つのやり方だそうです。

そして私たちは自己を改善し、モチベーションを高めるために比較を使うとされています。

しかしながら、他者と比べることで、往々にして悪影響がもたらされるのも事実です。特に、もともと自尊心が低い人の場合は悪影響があるでしょう。

私たちはしばしば、比較するせいで自分の力不足を感じてしまうことがあります。本当はその比較に何の価値もなくても、です。

他人と比較する意味がない4つの理由

リンゴとナシを比べる2人
Image: Leremy/Shutterstock.com

自分をほかの誰かと比べることには意味がないのですが、その理由は「自分が嫌になってしまう」ということのほかにも存在しています。以下にまとめてみました。

スタート地点は人によって違う

あなたはゴルフを習い始めたばかりです。一方、あなたの友人はゴルフ歴10年のベテランです。

あるいは、あなたの数学の成績は「B」です。それに対して、数学の教授を両親に持つクラスメートの成績は「A+」です。

このように、そもそもスタート地点が違っている場合(まったく同じということはまずありません)、お互いの上達や成績、成果を比較しても無意味です。

誰もがユニークな存在であり、違うレベルの才能を持っている

世の中には、生まれつきIQが高い人もいれば、運動神経抜群の人もいます。音楽や数学、芸術の才能に恵まれている人もいます。

私たちはそれぞれ、独自の長所や才能を持つ個々の存在です。ほかの人が持っているものを基準にして自分を評価するのは、リンゴとオレンジを比べるようなものです。

使えるリソースは人によって違う

あなたはバイオリンを弾きたいと思っています。あなたのお父さんは、裕福なコンサートバイオリニストです。

もしそうなら、音楽的環境が全くない貧しい家庭に生まれた人と比べれば、あなたはずっと恵まれた環境にいることになります。

私たちは多くの場合、その人にどんなアドバンテージがあり、そのおかげで今のその人があるのかを知っていません。

自分よりも優れた人は必ずいる

自分は何かの分野でナンバーワンだ、と主張しても誰からも文句を言われないのは、ほんの一握りの人たちだけです。

世界には80億近くの人がいます。トップに上り詰めるためには、たくさんのライバルに勝らなければなりません。

それならば、友人や自分の隣にいる人など、ほかの誰かと自分を比較することに何の意味があるでしょう?

他人と比較する代わりにすべきこと

考えを巡らせる男性
Image: GoodStudio/Shutterstock.com

自分とほかの人を比べても、役に立つ情報は何も得られません。であれば、もっと有意義なことをしましょう。

具体的には以下のようなことです。

1. 自分自身と比べよう

時間とともに成長する自分に目を向けましょう

自身の進歩に注意を払いましょう。前進しているかぎり、きっと自分の進歩にワクワクするはずです。毎日少しずつ成長することを目指し、そうした成長を自分のモチベーションにしましょう。

2. SNSを見るのを制限しよう

理屈の上では、SNSは人と人をつなぐためのものです。ところが現実には、SNSがしているのはそれとは真逆のことです。

「友人」があなたに見せるのは、あなたに見てほしい彼らの生活の一部だけです。必ずしも、彼らのありのままの姿とは限りません。そこにあるのは「ハイライト集」です。

そのせいで、自分以外の誰もが素晴らしい人生を送っているように見えてしまうのです。実際にはそうではありません。なるべく見ないようにしましょう。

3. 「成功者」は“比較”ではなく“学び”に使おう

優秀な人たち(その仕事でトップの人たち)がどうやってそこにたどり着いたのかを研究しましょう。

彼らの成功から何が学べるのかを知り、ベストな自分になるための努力をしましょう

忘れてはいけないのは、何かに秀でた人も、数々の失敗や苦労を経験してきているということです。

私たちはみな、独自の存在です。私たちがなれるのは「ベストな自分」だけなのです。

日本人僧侶の小杭好臣氏はこう言っています。

花は、隣で咲いている花と競おうなどとは思いません。ただ咲くだけです。

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Image: GoodStudio(1, 2), Leremy

Source: Psychology Today

Originally published by Fast Company [原文

Copyright © 2020 Mansueto Ventures LLC.

訳:ガリレオ

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