悩ましい夏の生ゴミ問題。ニオイも虫も「冷凍」ですべて解決できる
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皆さん生ゴミの処理ってどうしてます?
この時期の生ゴミ問題って本当に厄介です。楽しい外出から帰宅した瞬間、「うっ…」となるほどの悪臭と、視界にチラつくコバエに一気にテンションが下がった…なんて経験のある方も多いのでは?
私もかつてはこの生ゴミ処理がかなりのストレスでしたが、「生ゴミ冷凍」を始めてからはこれまでの悩みが嘘のように解決したんです。
今回は私が実感しているそのメリットと導入の際のコツについてご紹介します!
生ゴミ冷凍のメリットは?
さて、私がこの生ゴミ冷凍を始めて5年ほど経過しましたが、実感しているメリットはこの4つです。
- 悪臭からの解放
- コバエが発生しにくくなった
- 道具いらずですぐできる
- 導入コストはゼロ
1と2だけでも夏場のストレスはかなり軽減され、QOLがかなり向上しました…!
我が家では、生ゴミ冷凍を始めてからあの嫌な匂いを感じたことはゼロです。コバエも、たまに夏場は1匹程度見かけますが、その回数は激減。
何か専用グッズを用意する必要もなく、難しいテクニックがいるわけでもなく、誰でも気軽に始めることができます。
ただ、冷凍庫が食品で満杯の場合は、まずスペースを確保することが必要です。年末より一足早く、掃除がてら冷凍庫を整理する良いきっかけになるかも!?
実践する際の手順・コツは?
生ゴミ冷凍は簡単すぎて、実践する手順というほどのものでもないのですが、我が家ではこの2ステップです。
【2ステップでできる生ゴミ冷凍】
- 三角コーナーネットに生ごみを入れる(できるだけ水分を切る)
- ナイロン袋などの袋に入れてすぐに冷凍庫へ
プラスチックゴミを燃えるゴミとして回収している自治体であれば、食べ終わったお菓子などの袋を利用しても良いかもしれません。
食品以外でも、いろんなものがプラスチック製の袋で包装されていますから、生ゴミ保管用にとっておくと便利かも。
(※ただ現在は新型コロナウイルスの懸念もありますから、慎重にご判断ください。)
私は肉や魚を調味料や油と一緒にジップロックでつけ置きすることが多いのですが、そうした袋が出たときは、それを活用していますよ。
また、この冷凍保存で最も重要なポイントは「生ゴミが出たら少量でもすぐに冷凍庫へ移す」こと。
菌は高温多湿で繁殖し、嫌な匂いの元となります。朝出たゴミでも即冷凍。夜まで持ち越さないようにしましょう。
また、冷凍していた分、溶け出すと水分が出やすいので、袋の口はきちんと固く縛って置きましょう。
ゴミ出し忘れそう? いや、そうでもないんです。

最初慣れないうちは「ゴミの日に冷凍庫から取り出すの忘れそう…」と思いますよね。
私も最初はスマホのカレンダーにアラーム付きでリマインダーを設定していたのですが、実はこれまで一度もそのアラームに頼ったことはありません。
家庭によりばらつきもあるかと思いますが、燃えるゴミの中でも生ゴミは容量・重量ともにその大半を占めるもの。
そうなるとゴミを袋にまとめて縛ろうとする時点で、「ん…?少ない…軽い…あ、生ゴミ入れなきゃ!」と必然的に気付くことができるんです。
ただそれでも忘れた場合は冷凍庫が生ゴミで溢れることになりますのでその点はご注意を…。
衛生面が気になる?
最後に、生ゴミ冷凍は「食べ物を保管する場所にゴミを入れる」、ということになるので、少し抵抗がある方もいるかもしれません。
これは個人の捉え方に依りますが、個人的には「野菜や果物の皮、食べ残しはもともと食べ物だった」「菌が繁殖する前に凍らせている」、と思えば、衛生的にはまったく気になりません。
それでも気になる方は、冷凍庫内にキレイに洗った牛乳パックなどで仕切りを作るのも1つでしょう。
生活の中で生ゴミはどうしても出てしまうもの。個人的には今後コンポストの利用も検討しています。
匂いや虫対策もさながら、ゴミ処理については今後より一層「できるだけ環境に負荷をかけない」という視点でも考えていきたいですね。
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Image: Thomas Holt, GoodStudio/Shutterstock.com
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