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覚えておきたい「建設的な批判」と「弱い者いじめ」の大きな違い

覚えておきたい「建設的な批判」と「弱い者いじめ」の大きな違い

「キャンセルカルチャー(Cancel Culture)」が真っ盛りで、政治的に極端に二極化した社会に生きている私たちにとって、他者からフィードバックを受け取る機会も増えています。

キャンセルカルチャーとは?

公人や企業が不快なことしたり、発言したりした後に、支持を取り消す(キャンセルする)という一般的な慣習のこと。文化的なボイコットとも呼ばれる。

Dictionary.com」より引用翻訳

とはいえ実際それは、「フィードバック」というほど生易しいものではありません。

ソーシャルメディアであれ、対面であれ、激しすぎるやりとりが増えている印象です。

自分がしていることを間違っていると言われたり、改善の余地があると指摘されたりするのは、基本的に気分が良くありません。

それでも、それが建設的な批判なのか、弱い者いじめなのかでは、大きな違いがあります。

私たちの壊れやすいエゴは、穏やかな批判でさえ個人攻撃のように感じてしまうものです。しかし、実際にそうであるとは限りません。

では、建設的な批判と弱い者いじめの違いは何でしょうか? 今回は役立つ考え方をいくつか紹介します。

「建設的批判」と「弱い者いじめ」の違い

先に進む前に、この2つの用語の定義を説明しておきます。

Maham Barbar氏が、ARY Newsの記事で、次のように要約しています。

建設的批判とは:

他者がしたことに対して、善意の提言を行い、当人が自分の強みや弱みを知り、今後の改善に役立てられるようにすること。

弱い者いじめとは:

誰かを貶めるために行われる、望ましくない攻撃的行動のこと。

こうした行動が繰り返されると、当人の身体および精神の健康に害が及ぶおそれがあります。

Barbar氏が、この2つの違いを見分けるために(フィードバックを与える側でも受け取る側でも)、頭に入れておくべきことを紹介しています。

1. 言葉

言葉選びは重要です。建設的批判は、必ずといっていいほど、当人が向上するのを助ける励ましの言葉が含まれます。

一方、弱い者いじめは、相手を貶める言葉、相手の弱みにのみ焦点を当てた言葉が含まれます。

2. 口調

口調は、Twitterやコメント欄よりも、対面のほうが判別しやすくなりますが、口調も善意のフィードバックと、単なる弱いものいじめとの違いを見分ける鍵となります。

Barbar氏は、礼儀正しい口調で話すことが(それが皮肉でない限り)、いじめ領域へ逸脱しないための1つの方法だと言っています。

3. 簡潔さ

誰だって、自分の欠点をくどくどと指摘され続けるのは嫌なもの(いくら礼儀正しい口調でも)。

建設的批判を与えるときは、要点だけを伝えるようにし、死んだ馬にムチを打つような真似はしないでください。要点を伝えたら、話題を変えましょう。

またこのとき、当人がコントロールできることについてのみ建設的な批判を与えるようにと、Barbar氏はアドバイスしています。

自分では変えられないことについて批判し、その場を立ち去れば、相手は無力感を感じるでしょう。それは、もはや弱い者いじめの一形態だと言えます。

当人が自分で改善できるポイントを具体的に伝えるようにすれば、あなたが去ったあと、相手のモチベーションは高まっているはずです。

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Image: Shutterstock

Source: Dictionary.com,ARY News

Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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