長時間のマスク着用で耳が痛い。意外なものを活用した解決法とは
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ゴムひもがついていてるタイプのマスクを長時間着用していると、耳の裏が痛くなって不快に感じることが、確かにあります(それでも、マスクを外してはいけません)。
たいていの場合は、人と距離をとるか屋外に出るかして、マスクを短時間外すことで痛みを和らげられるはずです(いっそマスクをつけること自体をやめたいと思うかもしれませんが、それは禁物です)。
でももし、人との距離をとれない場所にいるとしたらどうでしょう? 例えば、上空3万フィート(約9140メートル)にある、逃げ場のない金属製のチューブ、すなわち飛行機に乗っている時です。
というのも、たとえゴムひもの圧迫感が不快を超えて痛みに変わるほどだったとしても、飛行機の中は何があってもマスクを外してはいけない場所の1つだからです。
マスクが原因で、耳の裏が痛い時の解決策

幸い、もしあなたが耳全体を覆うオーバーイヤータイプのヘッドホンの愛用者なら、ある簡単な方法でゴムひもによる耳の圧迫感を解消できます。
ゴムひもを耳にかける代わりに、ヘッドホンにかければ良いのです。いつもこのタイプのヘッドホンを使っているという人もいるでしょう。
あるいは、もし普段は使っていなくても、(飛行機だけでなく地下鉄などでの)移動中やオフィスで仕事をしている時などは、このタイプを使うのを習慣にしてしまうのもそう難しくはないはずです。
マスクのゴムひもをヘッドホンに引っかける
マスクのゴムひもをヘッドホンのハウジング(左右のスピーカー部分を覆うカバーの部分)に引っかけると、マスクがずれることなくきっちり固定されたまま、ゴムひもによる耳の後ろの圧迫感や痛みを軽減できます。
簡単な方法ですが、 これを覚えておけば、次に移動中にマスクを外すことが許されない状況に遭遇した時も、何とか乗り切れるでしょう。
(飛行機の中でも、食事中はマスクを外すことが航空会社から許可されています。とはいえ、今のところ機内での飲食物提供サービスは中止されているので、機内で食べるものを自分で持ち込む必要はあります)
オーバーイヤータイプのヘッドホンの魅力
オーバーイヤータイプのヘッドホンは、旅慣れた人たちにとってはすでに必須アイテムになっています。
ノイズキャンセリング効果が高く、長時間じっとしていなければならない移動の間も気が紛れます。空港の建物内を歩き回る間も、ハンズフリーで通話ができるので便利です。
こうしたことから、イヤホンよりもこちらのタイプのほうが好まれているようです。さらにここに、マスク(しつこいようですが、機内では絶対につけておくべきです!)の着用がぐっと快適になるというメリットが加わりました。
最後に、お気の毒ですが、AirPodsの愛用者のみなさんはこの方法を使えません。Appleの高価なアクセサリーにも、できないことはあるのです。
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Image: Shutterstock
Imani Bashir - Lifehacker US[原文]
訳:長谷 睦/ガリレオ