連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

マネー特集─MONEY SWITCH

お金も整理整頓を。乱れがちな家計を見直す3つのポイント

お金も整理整頓を。乱れがちな家計を見直す3つのポイント
Image: Shutterstock

経済的な打撃はまだまだ残るなか、通常の暮らしとまではいかなくても、少しずつ生活も落ち着いてきたようにも思えます。県外をまたぐ移動もできるようになり、第2波、第3波などが来ず、このまま落ち着いてくれるといいのですが。

さて、様々な方面で落ち着いてくると、気になるのはやはり家計、という方もいるのではないでしょうか。

自粛期間中は、物資の不足や巣ごもり消費でのまとめ買い、ネット注文による決済方法の変化などで、家計管理の仕方がわかりにくくなってしまった人もいたでしょう。

今回は、乱れがちになってしまった家計を、よりよく管理するために、できるだけ簡単にできる「家計の見直し法」を中心にお伝えします。

1. 増えてしまった変動費を見直す

家計を考えるときに、やはり大切なのは「支出の把握」

そろそろ家計をきちんとしなくてはいけないと思い、レシートをとっておいたり、ノートに貼ってみたり、家計簿に書いたりしている人もいるでしょう。

ただ、今はスマホのQRコード、クレジットカード、現金などと決済方法が複数あるため、支出の記録、把握自体が難しいもの。それなら自分なりにわかりやすくできれば、家計の管理ができるはず! そう思いませんか?

固定費のように毎月1度、口座等から引き落とされて支払うものは、通帳などで把握ができます。払いすぎだと感じたら、契約内容を見直して支出を下げられればよいでしょう。

問題は、自粛や物資不足で支出が乱れた変動費です。改善するためにぜひやってみてほしいのは、この3つ。

変動費を見直す3つのポイント

(1)食費や日用品代など、気になる変動費目を定めて集中的に記録をしてみる。

(2)1カ月のレシートを取っておくなど、支出状況が分かるようにしておく。

(3)支出を現金、電子マネー、クレジットカードなど決済手段別に分けて把握する。

膨らみがちな支出に重点を置き、そこから全体に広げて把握をしていくと、支出の全体像が分かりやすくなります。

気になるところから見える化するのがポイントです。

見える化できると、今の自分の支出の傾向などが分かり、節約ポイントも見えてきます。

また、1つの費目を記録して問題がみえてきたら、他の費目も気になっていき、次第に1カ月の支出全体を把握できるようになるでしょう。

2. 現金・キャッシュレス支出をまとめて管理する

前述の(3)について、もう少し掘り下げてみます。

決済方法が多様化しており、一部では支出の履歴が見えやすい決済方法もあります。

便利なところは活用したいものですが、それでもあえてその記録をみるようにするとか、異なる決済方法と合わせた把握の方法を考えておかないと、本当の意味での「支出を把握する」ことは難しいもの。

ではどうしたらよいのか。

自分なりによい方法が見つかるまで、まずは「手書きのメモ」をおすすめします。

支出には「食費」とか「日用品」などと書く必要はありません。支払いをしたお店または用途、使った金額を記入するだけです。

書く作業は面倒かもしれませんが、細かく分類しないので短時間で終わりますし、簡単です。何より「何にお金を使ったかわからなくなった」ということがなくなります。

例えば、

タクシー/●2200円

飲み会一次会 /★4000円

コンビニ(お菓子)/■500円

●はクレジットカード、★は現金、■はスマホ決済を意味するなどと自分でルールを作っておくと管理が楽です。

何から支払ったかがすぐにわかると、残高の確認の仕方もわかりやすくなります。

記録の時などに残高を確認して大体あっていると、こんなにすっきりすることはありません。

また、手書きで記録をしていると「また飲み会にお金使ったな」などの振り返りが自然とできるようになります。

自分で使いすぎていると意識できれば、自然と控えるようコントロールしようという気持ちが働きます。

3. 支払方法を整理整頓する

この記録も、お金の動きを拾うべきものが複数あれば、少し大変かもしれません。

便利でお得な決済方法がたくさんあるので、どれもこれも利用したいと思われるかもしれませんが、一度は試したとしても、常用するのは2〜3つの決済手段に絞るようにしましょう。

すると、支出の記録も、記録のための作業もスッキリします。より簡単で、わかりやすい支出の把握ができるでしょう。

決済方法を数個に限定しておくと、お財布自体は小さなものでも十分です。お財布にはもちろん、レシートやポイントカードを貯め込まず、すっきり整理。財布もスマホも整理できると、お金の流れも整理できます。

今は増える傾向にあった身の回りから出るお金を、整えるべき時期です。これから先の暮らしが豊かであるために、必要な整理整頓はぜひ、取り入れていただきたいと思っています。

横山光昭(よこやま・みつあき)

横山光昭

家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。これまでの相談件数は23,000件を突破。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は累計330万部となる。

あわせて読みたい

毎日の節約より、今こそ見直したい固定費。もっとも忘れがちなのは?

財布を軽くするマネーハック #ポイントカードゼロチャレンジ のすすめ

自宅にいる時間が長くても光熱費を節約する方法

Image: Shutterstock

横山光昭

swiper-button-prev
swiper-button-next