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脱ぎ方で変わる!「使い捨て手袋」の安全な使い方

脱ぎ方で変わる!「使い捨て手袋」の安全な使い方
Image: Shutterstock

米疾病対策センター(CDC)が挙げている毎日の感染予防対策の中に、手袋の記載はありません。

とはいえ私が知る限りでは、多くの人が食料品の買い出しなどで外出する時に、使い捨て手袋を着用しているようです。

もしあなたもそうなら、正しく着用することが大事です。さもないと、せっかくの手袋も、デメリットがメリットを上回る結果になりかねません。

手袋をするメリットとは

今、全世界に広がっている新型コロナウイルスの場合、皮膚についただけでは感染しません。

感染するのは、ウイルスが顔の開口部のどこかから体内に入った場合です。手洗いが大事なのはそのためです。ウイルスが手についたとしても、顔に触れる前に洗い流してしまえば良いわけです。

ですから、手袋をする目的は、ウイルスが皮膚につくのを避けるためではありません。目的はウイルスを外側の表面にとどめておく点にあります。

手袋を脱げば、はめる前と同じ(そこそこ)清潔な手を維持できるというわけです。「適切なタイミングで手袋を変えなければ、手洗いを怠っているのと変わりありません」と、微生物学者のSimon Clarke氏も『The Conversation』への寄稿で注意を促しています。

さらに念のため、手袋をはめる前と脱いだあとに手洗いを励行するのが、ベストな方法でしょう。これであなたの手から手袋に、あるいは手袋から手にウイルスがつくのを防ぐことができます。

手袋をはめていても、触るものには注意が必要

ドアノブを触ったままの手で顔を触ったら、手袋をつけていてもいなくても、ウイルスを顔につけてしまう恐れがあります。

手袋を着用することの落とし穴の1つは、手袋をつけたことで自分は守られていると思い込んでしまい、清潔なものと汚染されたものを同じ手袋でついうっかり触ってしまう点にあります。

サンドイッチ屋さんで、店員さんがあなたの支払ったお金を手袋を脱がずに受け取り、その手袋で次のお客さんのサンドイッチを作る、といった光景を見たことはありませんか?

使い捨て手袋を使う上で絶対に避けたいのが、まさにこうした状況です。

というわけで、あなたが使い捨て手袋をはめて買い物に行くなら、携帯電話や財布に触る前に手袋を脱いだほうが良いでしょう。

あるいは、手袋をしてこうしたものに触ったなら、そのあと触ったものを忘れずに消毒しておくことです。

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手袋の安全な脱ぎ方を知っておこう

片方の手袋の外側にウイルスが付着している場合、手袋を脱ぐ時に、その手袋がもう片方の清潔な手に触れるのは望ましくありません。そのため、脱ぎ方が大事になります。

正しい手袋の脱ぎ方を説明する動画は、数多く出回っています。中でも私のお気に入りはこの動画です。ベタベタするバーベキューソースを使って、正しい脱ぎ方をわかりやすく説明しているからです。

きれいな面と汚れた面を触れ合わせないようにするには、汚れた面がすべてバーベキューソースで覆われていると考えて、行動すれば良いのです。

バーベキューソースがついた手で、顔を触ろうと思いますか? スマートフォンを触るでしょうか? そんなことはしないですよね。

Video: DIY Pinto/YouTube

手袋をつけるデメリットも知っておこう

どんなものにもメリットとデメリットがあります。手袋も例外ではありません。

手袋の場合、大きな問題は、これが個人防護具(PPE)と呼ばれる、医療従事者が安全に処置を行なうために必要な装具の1つだという点です。

医療用のマスクをこうした医療従事者に優先的に使ってもらうのと同様に、使い捨て手袋もまずはそうした人たちに譲るのが賢い選択でしょう。

また、ほかの人が手袋をしているのを見かけたら、その人はあなたほど手袋をしている時の注意事項を詳しく知らないかもしれないということを思い出してください。その人が手袋をつけた手で何に触ったのかわかりませんから。

使い捨て手袋は時間が経つと劣化します。なので、同じ手袋をずっと使い続けていると、破れてしまうかもしれません。

それに、外した手袋を次に使うまでの間に、汚染物に触れる恐れにも注意しなければなりません。上で紹介した動画を見ればおわかりのように、正しく脱ぎ終わった手袋は裏返しになっているからです。

手袋をつけた状態で手を洗ったり、消毒したりしたければ、まずはその手袋のメーカーの情報をチェックしましょう。手袋に使われている素材の中には、特定の化学物質に触れるとボロボロになってしまうものもあるからです。

手袋とマスクの両方をつけている場合は、まずは手袋を脱ぎ、手を洗ってからマスクを外しましょう。順番を間違えると、汚れた手で顔や髪に触れることになってしまいます。

最後に、使用後の手袋は、安全な方法で廃棄しましょう。ふたつきのゴミ箱にきちんと捨ててください。

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Image: Shutterstock

Source: CDC, YouTube

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

訳:長谷 睦/ガリレオ

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