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コロナ疲れの中、人間関係を崩壊させるある1つの言葉

コロナ疲れの中、人間関係を崩壊させるある1つの言葉
Image: jiris/Shutterstock.com

緊急事態宣言が解除され、ようやくトンネルの終わりが見えてきた気がします。

でも、外出自粛によるストレスは自分で気づいているよりたまっているかもしれません。

そんな中、ウィズコロナの段階でも引き続きパートナーとうまくやっていくためのアドバイスを見つけました。

非難されている気分になる「なぜ」の一言

パートナーに対して「WHY(なぜ)の一言を使ってはいけない」と述べているのは、元FBIの人質交渉人、クリス・ヴォスさんです。

クリスさんは、誰もが「WHYと言われること=自分が間違っている」と思ってしまうのだと言います。

これには「あるある!」とうなずいてしまいました。

「なぜそんなものを買ったんだ?」「どうしてそんなことができないの?」「なんで出かけたの?」など言ったことも言われたこともあると、心当たりがある人も多いのではないでしょうか。

「なぜ?」と言われた人は、自分が責められているように感じてしまうというのはよくわかります。

また、「なぜ?」と言われたら相手が抵抗しているように感じることもあるでしょう。

でも、状況を振り返って考えてみれば、多くの場合「なぜ?」と言った側は責めるのが目的ではなく、違う対応をしてほしかった、事前に教えてほしかったなどの思いがあることに気づきます

WHYの代わりにHOWを使おう

クリスさんは、WHYの代わりにHOWを使おうと提案しています。

交渉というのはおたがいが対立することではありません。双方が一緒に、状況に立ち向かっているのです。

(「TODAY」より翻訳引用)

確かに、HOWの問いかけこそが状況にどう立ち向かうかの方向性を示してくれます。

3月にアメリカで外出自粛指示が出てマスク着用も推奨された時、マスクを嫌がる夫に「なんでマスクしないのよ」と思わず言った私ですが、その時は夫もマスクなしで外出することの危険を感じて、それほど反発はありませんでした。

でも、クリスさんのアドバイスを読んで振り返ってみると、夫個人のマスクに対する違和感を指摘する代わりに、「どういう方法が外出時の安全を守るために効果的だと思う?」「どうやって自衛する?」など、状況対応を考える「HOW」のアプローチのほうがずっと効果があっただろうと思いました

WHYの代わりにHOWを使うというのは、どんな状況でも使えるテクニックです。

人間関係を潤滑にするために意識しておいて損はないでしょう。

WHYは自問に使うと効果的

ただ、人からは言われたくない「WHY」ですが、自分に対して使うと効果があると思います。

リモートワークの調査結果の記事にあったように「なぜそんなことをしているの?」「なぜ働くのか?」と自問すると、自分のやり方や視点を見直し変えるきっかけになるでしょう

また、自分の内面を探るシビアな一言にもなります。

一方、相手の言動に対して「なぜそのような言動をするのだろうか」と心の中で問うてみると、相手の気持ちを察する一歩になりそうです

子どもと一緒に働けますか?|みんなのリモートワーク調査結果


クリスさんは、人質交渉人には共感力と聞く力が重要だと言います。この2つは日常の人間関係においても大事です。

使う言葉や思考のクセを修正するのは簡単ではないけれど、これからWHYを相手に言いたくなったらどうやってHOWに言い換えるか、1つひとつの状況が練習のチャンスになります。

そして、パートナー同士が対立しているのではなく、双方は同じ側にいて状況に立ち向かっているということを忘れないように。

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Image: jiris/Shutterstock.com

Source: TODAY

ぬえよしこ

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