連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

不確実な今後の収入に備えて、今のうちにやっておくべきこと

不確実な今後の収入に備えて、今のうちにやっておくべきこと
Photo: Shutterstock

私たちは現在、未来に対する2つの大きな未知を抱えています。新型コロナウイルスのパンデミックが今後どうなるのかと、それが経済にどのような影響を与えるのか、です。

パンデミックの後で不況がやってきたら(あるいはすでに不況が始まっているのだとしたら)、私たちの仕事や生活はどうなるのでしょうか? お金の面でどのような備えをしておくべきなのでしょうか?

現時点ですでに収入が減っているという人もいるでしょう。一方、高収入の人や、半年分の緊急用貯蓄がある人、リモートワークができる人は、まだそれほど影響が出ていないかもしれません。

とはいえ、景気が悪化すれば、誰もが窮地に陥いる可能性があります。つまり、私たち全員が、予算計画を見直し、可能なかぎり倹約しなければならない時が来ているということです。

今回は、こんな状況を乗り切るための3つのアドバイスをお届けします。

現在の収入は一時的なものと考える

以前にも書きましたが、この考え方は重要です。現在いくら稼いでいたとしても、あくまでそれは一時的な数字です。

逆に、現在は満足な収入が得られていなくても、将来収入を増やせるチャンスがあります(昇進、転職、副業など)。

ですので、もしあなたが現在の収入に満足していたとしても、その収入がいつまでも続くものとは考えないでください。また、収入は増え続けるものだという考えも捨ててください

この考え方は、不況時にはとくに重要となります。職探しが難しくなっているときには、今得られている収入を、できるだけ大切に使うという発想が重要です。

とはいえ、裁量的な支出はすべて削れということではありません。できるだけ多くのお金を貯蓄や緊急用資金に回せるように、節約を心がけるべしということです。

手元にある現金を重視する

今後、あちこちでセールやディスカウントが行われて、消費者の財布をもう一度開かせようとするはずです。

しかし、安くなっているという理由で物を買うのは、必ずしも賢いやり方ではありません。The New York Timesで、I Will Teach You To Be RichのRamit Sethi 氏が次のように説明しています。

先行きが不透明な状況でお金に関する意思決定を行う場合は、現金重視で考えるべきです。Sethi氏は、年内に結婚式や大がかりな旅行などの予定がある場合は、延期するとコストが高くなる可能性があっても、キャンセルすることを検討すべきだと言っています。「現在のような、失業率と不確実性が高まっている状況においては、今ポケットにあるお金は、後でポケットに入るお金よりも価値があります」

このアドバイスは、今後の予定だけに適用されるものではありません。「今なら安く買える物」にも当てはまります。たとえば、来年は値上がりしそうな新車が安くなっていたり、クーポンの有効期限が迫っている場合にも、同じ考え方をすべきです。

言い換えれば、お買い得な商品があっても飛びついてはいけないということです。絶対に必要とは言えないものを割引価格で買うよりも、現金を手元に持っておくことのほうが価値があります。

たとえ20ドルお得に買物ができるのだとしても、結局は今80ドル支払うのだとすれば、その80ドルをもっと有効に活用することを考えてください。

30日ごとに予算計画を作成し、再評価する

パンデミックや来たるべき不況を乗り越える間、お金が続くか心配な場合、あるいは、手持ちのお金をどう使うべきかわからない場合は、オンラインのファイナンシャル・カウンセリング・サービスSmartPathが提供するクイズ「Money Moves Quiz」をやってみましょう。

私もやってみたところ、SmartPathは次のようなアドバイスをくれました。

あなたは優れたセーフティーネットをお持ちです。それでも、今後1カ月は、支出を削減し、節約に努めることをお勧めします。そして1カ月後に再評価を行いましょう。

金銭的な状況にかかわらず、私もみなさんに同じアドバイスを贈ります。1カ月の予算計画を作成し、支出を抑えて、できるかぎり節約することに努めてください。そして1カ月後に再評価を行います。

可能なかぎり支出を削ることができたか? 後悔した買い物はあったか? すべきなのにしなかった買い物はあったか? 予算計画の変更が生活の質にどのような影響を与えたか?

こうした質問の答えが出たら、次の1カ月の予算計画を再検討して、アップデートします。できるかぎり節約に努めながら、予算の作成、再評価を繰り返しましょう。

現在、金銭面で不安を感じている人も、感じていない人も、今こそ不確実な未来への備えを始めることが重要です。

あわせて読みたい

新型コロナ関連:もらえるお金・借りられるお金・支払いを伸ばせるお金

苦しいとき借金を回避するためにできる7つのマネーハック

NPOに必要なのは、お金の流れを変えること。「共感性」をマネージする、ファンドレイザーの役割とは?

Photo: Shutterstock

Source: The New York Times, I Will Teach You To Be Rich, SmartPath, Money Moves Quiz

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

swiper-button-prev
swiper-button-next