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テレワークの環境を改善する、モニターと外付けドライブの選び方

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テレワークの環境を改善する、モニターと外付けドライブの選び方
Imaeg: enadan/Shutterstock.com

これまでは、必要なパソコンやデジタル機器は、すべて会社が管理してくれていました。しかし、自分用のノートパソコンと多少の備品程度で、家から仕事をするように言われると、リモートワークに移行するのが大変な場合もあります。

誰もが、あと数カ月は家から仕事をすることになると見ているでしょうから、生産性向上に役立つ機器で自宅の仕事場に手を加えるのも納得です。

質問

このことに関して、先日の「Tech 911」で米Lifehacker読者のIreneが質問をしていました。

みなさん、こんにちは。

私は自宅からテレワークをするのが初めてで、クラウドにログインするだけでなく、Excelのスプレッドシートで作業したりしなければなりません。

大したことではありませんが、私のMacBook Proはこの作業をするのに向いていません。

それで、モニターとハードドライブを買いたいのですが、一番コンパクト、もしくは可動式のシステムでおすすめは何になりますか?(私たちはこの悪夢のような状況が終わるまでNY市を避けて、友だちの家に泊まっており、この状況が終息したらNY市内の小さなアパートに戻る予定ですが、仕事場をきちんと設けるようなスペースはありません)

答え:

毎日仕事でノートパソコンを使っている私にとって、一番仕事の妨げになっているのは、何をやるにもすべてトラックパッドとキーボードを使わなければならない煩わしさだとわかりました。

マウスがあればもっと(いくらでも)生産的に仕事ができると思います。もしマウスについて検討していなかった場合は、最初にマウスを買うのをおすすめします。

これは、あなたの質問にお答えする前段階でのちょっとした提案です。相談者は、MacBook Proのどのモデルか言っていませんが、前回リリースされたMacBook Proのディスプレイのサイズは15〜17インチです。私たちはこの小さすぎるMacBook Proを「美しい獣」と呼んでいます。

これから数パラグラフは、ディスプレイの解像度と、様々なサイズのディスプレイを使う時に使用感にどのような違いがあるかについて話しますが、読者のみなさんを退屈させたくないので、今回は技術的な専門用語は使わないようにします。

外付けモニターはどれを買うべきか?

私は「Wirecutter」で3年ほどモニターのレビューをしてきたので、自信を持って言えるのは、相談者が求めているもので一番小さなモニターとなると、24インチ前後のサイズになると思います。

それよりも小さなサイズは、経験的に買う価値がないと思います。マルチタスクが快適にできないし(もしくはできない)、解像度1080ピクセルの19インチのモニターや今のノートパソコンと同じようなサイズでは、おそらく問題は解決しません。2台目のモニターにも悩まされるなんてあり得ません!

今回買うのであれば、最低でも1920×1200ピクセルの24インチのモニターがおすすめです。1080ピクセルのモニターでない理由は、物理的に画面が大きいですし(厳密には120ピクセル)、表計算シートで作業をしたり、ちょっと休憩中にニュースを読んだりするのに、かなり違いが出てくるからです。

1080ピクセルのモニターは、お金の節約にはなりますが、それを買うだけの価値はないと思います。

Wirecutterのディスプレイ

Dell UltraSharp U2415

どのモニターを買うかについては、モニターのテストを手伝い、どのようにして優れたモニターを選んでいるか、正確にわかっているので「Wirecutter」のおすすめがいいと思います。

モニターは「買うっても、使い始めるのに時間がかかる」タイプの買い物ですが、「Dell UltraSharp U2415」は買ってもいいモニターのひとつだと思います。

理由は、1920×1200ピクセルのモニターとしては、そこまで高価ではないからです。HDMIとDisplayPort接続に対応しています。

さらに大事なのは、必要だと思われるあらゆる調整がかなりできます。安いモニターにありがちな、目線の高さに合わせるのに、本を積み上げた上に乗せるようなことはありません。

色の再現性もかなり正確です。表計算シートやWebサイトにはそこまで重要ではないかもしれませんが、YouTubeで動画を見たり、ゲームをしたり、映画を見たりするのにもピッタリです。

また、モニターの高速USB3.0ポートは、MacBook ProのUSB-C接続にも合うだけでなく、買おうとしている外付けドライブとも(それもUSB3.0であれば)高速でデータ転送できます。

どの外付けドライブを買うべきか?

これですが、実はおすすめが何も頭に浮かびません。というのも、私がこの7〜8年、外付けハードドライブを使っていないからです。

小さなハードドライブは、持ち歩いてうっかり地面に落としたらデータが消えてしまうと思うと、神経質になってしまいます。

ですから、すべて完了したデータなどはQnap NASボックスに保存し、日々のデータは必要性に合わせて、より大きなフラッシュメモリを使っています。

NASボックスは、相談者のニーズに対しては間違いなく大き過ぎます。フラッシュメモリの場合は、256GBのUSB-Aフラッシュメモリは約50ドルで入手できます。1TBの4分の1の容量が、ポケットに入れて持ち歩けます。

外付けハードドライブや、ポータブルのドライブの類よりはるかにかさばらず、そんなに安っぽくもありません。

MacBook Proをお使いですから、おそらくUSB-Cのアダプターが必要になりますが、ここ数年以内に購入しているのではないかと思いますし、それ以外にはほとんどコストがかかりません。

もしくは、もっと大きな容量が必要な場合は、4TBで100ドル程度の「Western Digital My Book」はいかがでしょうか。

フラッシュメモリのように持ち歩きはできませんが、この避難生活の間に動画制作会社でも起業しない限りは、ファイルの保存に必要な容量は十分過ぎるほどあります。

価格がかなり上がるだけでなく、2つのドライブのうち1つが故障すると、データが無くなる可能性が2倍になるので、ダブルドライブを選んでいません。

バックアップは取ろう

ついでに言うと、外付けドライブの中のデータのバックアップも間違いなく取っておくべきです。これは大事なことなので忘れないでください。

たとえば、1TBのデータを保存するとしたら、「Backblaze」のようなバックアップサービスを検討しましょう。月額の料金がかかりますし、データ転送の通信量もかなり使いますが、不運にも外付けドライブの中の大事なデータがなくなってしまうよりは、はるかにマシです。

高速のUSB3.0フラッシュメモリ

以上が私からのアドバイスです。大容量が必要ない場合は、手軽で持ち歩けて、ある程度のファイル容量が保存できる、高速のUSB3.0フラッシュメモリを買いましょう(「Wirecutter」での私のおすすめは最大128GBの「The Kingston DataTraveler Elite G2」です)。

もっと大きな容量が必要な場合は、外付けハードを買いましょう。私は持ち歩きできるドライブは避けています。速いかもしれませんが、価格の割に容量が小さく、持ち歩きたくなるので、落としたり、壊したりする可能性があります。

それに、大容量の外付けハードを買うという当初の目的を半分しか満たしていません。

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Imaeg: enadan/Shutterstock.com

Source: Backblaze, Amazon,

David Murphy - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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