
英単語がなかなか覚えられない方は、暗記の方法を変えてみるのが良いかもしれません。
忘却曲線にもとづいた暗記に最適なタイミングで、カードをリマインドしてくれるのがiPhoneアプリの『SmartCards +』です。
もしかすると『Anki』や『reminDO』などの類似アプリを利用しているかもしれませんが、無料で利用できてリマインドのタイミングも細かく調整可能な『SmartCards +』も試してみる価値ありでしょう。
『Anki』や『Quizlet』のデッキがインポートできる

『SmartCards +』では、まず「英語」や「歴史」といった、覚えたいもののデッキを作成します。各デッキにカードを追加していき、リマインドを設定すれば学習が開始できます。
画像や音声、タグも登録できるので、これらも利用して記憶への定着を強化したいです。

ひとつひとつ英単語や用語を入力していくこともできますが、『Ankii』と『Quizleti』のデッキをインポートすれば、いっきにたくさんのカードが準備できて効率的でしょう。
ただ、フォーマットが完全には一致していないものもあるので、そこは目をつぶる必要がありそうです。
デッキ/カードごとに細かく設定が可能

リマインドの設定はデッキごと、カードごとにできて、推奨設定では忘却しやすい期間を予測して、その前に提示してくれるようです。
カードごとに手動でリマインドの間隔を調整するには、記憶の強度をスライダーで、カードの提示頻度を3段階で設定します。

カードのレビューでは、覚えた/覚えてないのチェックをするのですが、しっかり覚えているカードは間隔をあけて、忘れやすいものは頻繁に提示されます。
もちろん、カードが提示されるまで待たなくてもレビューを開始できますので、隙間時間に使う単語カードとしても利用できそうです。ちなみに、学習状況やパフォーマンスはグラフで確認できますよ。

『SmartCard +』はApp Storeから無料でダウンロードして利用できますが、広告を非表示にしたい方は、年間9.99ドル(約1100円)のプレミアムプランが用意されています。
気にならない価格ではありますが、『Ankii』なんかに比べるとまだまだ動作が不安定なので、まず無料版で使い心地を確認してみるのがよさそうです。
あわせて読みたい
Source: SmartCards +
山田洋路
ランキング
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5