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「自分はできる」。ポジティブ転換で人生はより理想に近づけられる

「自分はできる」。ポジティブ転換で人生はより理想に近づけられる
Photo: 印南敦史

人は誰でも、多かれ少なかれ成功願望を持っているもの。

でも人生においては思いどおりにいかないことも多いため、「どうすればいいのだろう?」と思い悩んでいるかたもいらっしゃるかもしれません。

しかし、だとすれば『理想の自分をつくる100の法則』(ティボ・ムリス 著、弓場 隆 訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)が役に立つかもしれません。

著者によれば本書は、次の3種類の人たちのために書かれているというのです。

・より多くのことを成し遂げるすべを学びたい人

・大きな夢や目標を実現する方法を知りたい人

・なれる最高の自分になって社会に貢献したい人

(「読者の皆様へ」より)

これらのどれかに当てはまるなら、きっと役に立てるはずだと主張する著者は、フランス出身の著述家、ライフコーチ。

一橋大学大学院で経営学修士号(MBA)を取得し、栃木県庁と岐阜県庁のフランス国際交流員として日仏の文化交流に尽力したのち、東京のコンサルティング会社で経営コンサルタントとして勤務した経験を持つ人物でもあります。

つまり、そうした多彩な経験が本書のバックグラウンドになっているのかもしれません。

きょうはそんな本書のPART 5「自信をはぐくむ」のなかから、2つのトピックスをピックアップしてみたいと思います。

「自分はできる」と信じる

自分の能力を信頼しよう。謙虚な姿勢で自分の能力に信頼を寄せることができないなら、幸せば成功者になることはとうていできない。

ノーマン・ヴィンセント・ピール(アメリカの牧師)

長期にわたって強く信じ続けたことは、現実になりやすいもの。

したがって、人生でなにを成し遂げようとしているのであっても、その出発点は「自分はできる」と信じることだと著者は断言しています。

いいかえれば、夢は現実になると信じることが大切だという考え方。

それだけではありません。信じることは眠っている能力を呼び覚まし、創造性を解き放つことにもなるというのです。

「自分はできる」と信じると、「どうすればいいか?」と自問するようになり、それが成功へのスタートラインになるということ。

・どうすれば理想的な職業生活を送れるか?

・どうすれば理想のパートナーに出会えるか?

・どうすれば理想的な家庭を築くことができるか?

・どうすればお金をもっと稼ぐことができるか?

(91ページより)

成功者は自分に対してよりよい質問を投げかけ、その結果として大きな成果を上げるもの。

だからこそ、彼らの仲間入りをし、目標達成に役立つ質問を自分に投げかけようと著者は提案しています。

「自分は目標を達成する能力を持っている」という信念を身につけることは、人生を変えるにあたって最も強い力を持っていることでもあります。

他の人たちができるなら、自分にもできると信じることが、成否の分かれ目になるということ。(90ページより)

提案:自分の最大の夢や目標を選び、それを実現できるという信念を持ち、その理由を書き出し、その目標に向かって前進するためにできることをすべて書き出そう。(91ページより)

きっとうまくいくと確信する

人生がうまくいくための第一歩は、きっとうまくいくと確信することだ。

ウィル・スミス(アメリカの俳優)

物事がうまくいかないときには、「どうせ自分にはたいしたことはできない」と感じてしまいがち。

しかし、そんなふうに自分を哀れむのではなく、「いつか必ず大きな成果を上げることができる」と確信して自分を鼓舞したほうがいいと著者は言います。

その理由は明白。「自分は能力不足だからうまくいかない」というネガティブな考え方から、「いまはまだこの程度だが、いつかきっとうまくいく」というポジティブな考え方に転換することが、人生全般の分岐点になるからです。

私たちは、自分が長期的に向上する能力を持っているという事実を見落としてしまいがちです。もちろん、誰もが超一流のレベルに達するわけではないでしょう。

しかし、それでも時間をかけて努力を続ければ、たいていのことはうまくできるようになるものです。

その証拠に、かつては口下手だった人気講師もいるでしょうし、最初は仕事ができなかったトップ営業マンもいるはず。

あるいは、文章がうまくかけなかった有名作家がいたとしても不思議ではありません。

いいかえれば、私たちの脳は大抵のことをマスターする力を持っているわけです。たとえば、初めて車を運転したときのことを思い出してみてもそれは明らか。

最初は操作が複雑すぎて圧倒されそうになり、「自分には車の運転は永久に無理だ」と思い悩んだかもしれません。けれど練習を積み重ねるうちに、」意識しなくても自然にうまく運転できるようになったはずです。

つまり、たとえいまはまだうまくできなかったとしても、時間をかけて練習すれば、たいていうまくできるようになるということ。

だから「自分は能力不足だ」と思い込むのではなく、「いずれ自分はできるようになる」と確信して努力を続けるべき。そうすれば、いつかきっとうまくいくのです。(98ページより)

提案:以前はうまくできなかったけれど、今は簡単にできることを思い浮かべよう。(99ページより)


各項目が見開き1ページでまとめられているため、空き時間を利用して読むにも最適。もちろん、興味のある項目から読むことも可能です。

よりよい人生を望んでいるのであれば、本書を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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印南敦史

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