接触感染の予防に。銅製『アシストフック』が便利
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新型コロナウイルスが蔓延する中、接触感染を防ぐために電車の吊り手やドアノブなど不特定多数が触れる箇所には極力触れずにいたいですよね。
かといって、公共機関を使って移動をせざるを得ないなら電車で吊り手に掴まらないのも危ないですし、ドアノブに触れなければドアが開かない…。
そんな状況を改善するため、三重県の金属加工会社ギルドデザインが『純銅削り出しアシストフック』を発売しています。
アシストフックで接触感染を予防する

『純銅削り出しアシストフック』を使えば、電車やバスの吊り手、直接触れずに、フックを掛けて掴まることが可能になります。
またエスカレーターの手すり、レバーが付いたドアノブ、エレベーターボタンも操作可能です。
これがあれば、不特定多数が触れる箇所に直接触れる必要がなく、接触感染の予防になりますね。

多くの電車、バスで採用されている直径32mmまでのパイプに掛けられるよう設計になっています。

エスカレーターの手すりも掴む事ができます。
レバーの付いたドアノブも直接触れることなく開閉できます。

エレベータなどのボタンも直接触れずに押すことができます。さらに銅には導電性があり、ATM、スマートフォンなどのタッチパネル操作も可能です。

財布のカードポケットに入るサイズです。(厚み3mm、横41mm、縦81mm、重さ42g)
接触感染の不安の声から生まれたアイテム
このアイテムを製作販売するギルドデザインによれば、
新型コロナウイルスの影響で、多くの方が接触感染を恐れ「電車の手すりを握らずに乗車している」とのコメントをSNSで拝見しました。
電車等に少しでも安全に乗車頂けるよう、ギルドデザインの設計、加工の技術がお役に立てればと急ぎ設計、製作したものです。
とのこと。
なお、『純銅削り出しアシストフック』の素材である銅は、さまざま病原菌汚染を低減する(日本銅センター)ことはわかっており、コロナウイルスに対しても実験検証が進められています。
銅の使用は、補完的なもので標準的な感染防止策に変わるものではなく、あわせて現在行っている手洗いなどの感染防止習慣は変わらずに行う必要があります。
ひとりひとりができることは小さいですが、手洗いなどの基本的な感染防止策をしっかりと行いつつ、便利なアイテムを利用するなどして、感染拡大を防ぐ努力を続けていきましょう。
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Image: GILDdesign
Source: GILDdesign,日本銅センター
ドサ健
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