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ルーティンと習慣。違いがわかればできる習慣化・悪習慣の断ち切り方

ルーティンと習慣。違いがわかればできる習慣化・悪習慣の断ち切り方
Image: Shutterstock.com

今は世界中が外出を自粛して、自宅で仕事や育児をする生活にシフトしています。

同時に、それぞれに新しいルーティンができて、それが習慣化し始めている頃です。

そして、果たしてこのままその新しい生活習慣を続けていいものか、それとも別のルーティンを作るべきなのかを考えるべきときに来ています。

その理由は、行動デザインを専門とするNir Eyalさんも説明しているように、日常のルーティンの中で最も実行しやすいものが習慣化するからです。

習慣はどのように作られるのか?

新しいルーティンは、自分が選んだものであろうが偶然始めたことであろうが、柔軟に変えやすいと感じられる部分がある反面、すぐに定着しやすい部分もあり、後者が習慣的行動になります。

Eyalさんは、習慣とルーティンの心理的な違いThe Next Webで概説しています。

手を洗おうとしていたら、突然水が止まったとしましょう。手を洗うことが習慣になっていたら、手を洗わないと変な感じがしますし、落ち着かない気分にさえなるでしょう。

こうした習慣的行動を止めるには、何週間とは言わなくても何日もかかるでしょう。

(中略)

習慣は実行しないと落ち着かない気分になりますが、ルーティンはその逆です。この点で習慣とルーティンは混同されがちです。

ルーティンも習慣と同じぐらい努力を要せず、簡単に省略することもできると思うのは間違いです

洗濯したり日記をつけるなどの努力を要するタスクは、やらなくても気になりません。

それは、そうしたタスクが習慣でなく、努力を要するルーティンだからです。

もちろん、すべての習慣が「20秒間の手洗い」のように良い習慣とは限りません。

たとえば、スマホを手に取るたびにSNSをチェックしてしまうのは、ルーティンから転化した習慣がいつの間にか身についているからです。

無意識に身についたこのような習慣サイクルから脱却しようとすると、歯を磨かずに寝たり手を洗わずにトイレから出るときと同じぐらい違和感を感じます。

今こそ自分の習慣を見直そう

現在の自宅にこもる生活をしていると、さまざまな側面で、居心地の悪さやタガが外れたような感覚を抱く人も多いのではないでしょうか。

それなら、今こそ自分の習慣を見直してみるときです。

たとえば、私は最近デスクの上にダンベルを置きました。仕事中に休憩が必要になったとき、「インターネットで別のブラウザを開けて見よう」から「スクワットと腕を鍛えよう」に行動変容したいと思ってのことです。

「別のブラウザのタブを開く」という快適で習慣化した道のりを辿る代わりに、立ち上がってデスクを離れ、ダンベルを手に取るように自分に言い聞かせるのは、少なくとも最初は大変だと思います。

でも、最後はウエイトトレーニングをする習慣が意識しなくてもできるぐらい快適になり、寝る前に歯を磨いたり毎朝コーヒーを飲むのと同じぐらい自然な行動になることを願っています。

その願いが叶うのは、休憩時間にダンベルを持って運動するという行為がルーティンから習慣になったときです

それまでは、毎回意識的にダンベルのことを思い出して、意識的にエクササイズをするようにしなければなりません。その行為がうまく定着したら、新しい習慣が身についたことになります。

読者の皆さんも、習慣を変えたいときは、これと同じプロセスをたどってみてください。きっとうまく行きますよ。

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Image: Shutterstock.com

Source: Nir & Far, The Next Web

Nicole Dieker – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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