連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

特集−Stay Home, Stay Positive.

リモートワークで疲弊する人へ|この際、生産性は忘れよう

リモートワークで疲弊する人へ|この際、生産性は忘れよう
Image: Shutterstock

アイザック・ニュートンが生涯の中でも最大級の業績を挙げたのは、ペストの流行で大学が休校となり、故郷に疎開していた時期だったと伝えられています。

また、ウィリアム・シェイクスピアがソネット(14行詩)の創作に目覚めたのも、ペストの流行で劇場が閉鎖された時期だったという話です。

そして今、在宅勤務(や自宅待機)の期間を利用して、知り合いの誰もが何かしらのプロジェクトに挑戦しているようです。

あえて、何もしない

でも、ほかにも選択肢があるのをご存じでしょうか? それは「何もしない」ことです。

身近な会社や店舗が軒並み営業をやめ、感染者の数が増えていくのを家で見守っているのは、不気味で前例がなく、空恐ろしくなる状況です。自分の仕事、さらには社会がどうなっていくのかさえ見通しが立たないとしたら、ストレスでちょっと参ってしまうのはむしろ当然の反応ではないでしょうか?

そして、これはかなり思い切った提案なのですが、みんな、もう少し自分に優しくしてあげても良いのでは?と思います。

リモートワークは自分の時間が取れない

私は社会人になってからほとんどの期間、自宅で働いてきました。その体験から言わせてもらうと、こうした働き方では、どれだけ理想的な状況でも、あまり自由時間は持てません。

確かに通勤の必要はありません。けれどもその反面、会社に通う友人たちが当然のように享受している、読書やポッドキャストを聞くのに専念できる1時間もないのです。

最近になって、ウイルス感染防止のためにソーシャル・ディスタンシング(社会的距離戦略)の徹底が呼びかけられ、その影響で子どもたちはずっと家にいます。

私はどうかというと、以前と比べて掃除の回数や、きょうだいゲンカの仲裁に入る機会が増え、精神的に負担のかかる作業の割り振りを見直すため、配偶者とは話し合いの機会を持つことになりました。

習いごとも取りやめになったので、子どもたちを教室に連れて行く時間がなくなったぶん、夕方には多少の空き時間ができました。

でも、ホームオフィスをあとにする午後6時には、仕事をこなしながら最新情報をチェックしようと奮闘するあまり、精神的にも感情的にもくたくたになっている自分がいます。ほんの少しでいいから、とにかくゆっくり座って休みたい、としか思えません。

ストレスをため込まないことが大切

今の状況は夏休みとは違います。

それに、あなたが何の心配もなく思索にふけることができる上流階級の大学生で、身の回りの雑事をやってくれる人がいる(ニュートンのように!)立場なら話は別ですが、そうでない普通の人にとっては、この隔離生活がゆっくりとくつろげる生産的な時間になるなどと、期待するほうが無理というものです。

趣味やプロジェクトに没頭することでストレスを軽減できるなら、それは素晴らしいことです! ぜひ没頭してください!

でも、この難しい時期を最大限に活用しなければならない義務などまったくありません。この時間を「無駄に過ごす」ことに罪悪感を覚える必要もないのです。

どうか自分をしっかりといたわり、重苦しい気分から解放してあげてください。

あわせて読みたい

新型コロナウイルスの症状は? 感染しているか確認する方法・注意点

在宅勤務をダラダラの1日にしない方法

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために職場がすべきこと4つ


Image: Shutterstock

Source: The Washington Post, The Atlantic

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

訳:長谷 睦/ガリレオ

swiper-button-prev
swiper-button-next