
ゴツくなくても問題ない。薄くて軽いのに暖かい電熱ジャケットさえあれば。
一般的な冬用ジャケットは、自分の体温を熱源にしていて、その熱を貯蔵するのに空気を利用しています。したがって、相当のボリュームを持った空気保持層が必要となり、どうしてもかさばってしまうんですね。
『HOMI』は、熱源に電気を利用する電熱ジャケットですが、熱伝導率の高い炭素繊維(カーボンファイバー)を使用し、雨だけでなく風も通しにくい外装と組み合わせることで、約840グラムと、極めて軽く作られている防水保温ジャケットです。
しかも、バッテリーさえ外してしまえば、洗濯機で洗えるというところも、見逃せないポイントになっています。
左胸の上にあるエンブレムがスイッチとなっていて、長押しすれば15秒後には42度に、もう一度スイッチを押せば、46度まで温度を上げてくれます。
もちろん手動でオフにすることもできますが、安全のために1時間後には自動で電源オフになります。
また、少し汗ばむと感じたら、脇の下にあるベンチレーションジッパーを開けることで、温度調整も可能。
胸、背中、ポケットの3箇所にヒーターパネルが配置されているので、手が冷たいときにはポケットで温めることもできます。
ちなみに、パネルに使われている炭素繊維は、品質にこだわって日本製を使っているとのことですよ。

バッグを肩にかけやすいように、滑り止め加工されたショルダー部や、スマホ用ポケット、タブレットも収納できる内ポケット(PROモデルのみ)、クレジットカードなどを隠し持てる袖ポケットなど、機能性の高さもあわせ持っています。
裏技的ですが、内蔵バッテリーをスマホ用の予備電源として活用することもできますよ。
そのバッテリーの容量については明らかにされていませんが、通常利用なら8時間稼働するということです。
さらに、単独で購入はできませんが、オプションとして電熱スカーフも用意されています。
むしろ、これ単体で売って欲しいという声もありそうですね。気になる人は一緒にオーダーを考えておきましょう。
LITEモデルが1着3万542円(2着で5万9004円)、PROモデルが1着3万6015円(2着で6万9951円)となっていて、オプションのスカーフは9852円です。
あわせて読みたい
Image: HOMI / Indiegogo
Source: HOMI / Indiegogo, Hype / YouTube
田中宏和
ランキング
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5