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感染リスクは? フードデリバリーやテイクアウト時の注意点

感染リスクは? フードデリバリーやテイクアウト時の注意点
Image: Dragon Images/Shutterstock.com

現在アメリカでは、新型コロナウィルス感染拡大を防止するために、国中のレストランが州の要請により、あるいは自主的に営業を自粛して、テイクアウトかデリバリーに限って提供しています。

しかし、テイクアウトする料理から新型コロナウィルスに感染するリスクはないのでしょうか?

また、パンデミックの最中にフードデリバリーを頼むことはデリバリーする人に感染リスクを負わせるので、倫理的に問題にならないのでしょうか?

完璧な解決策は存在しませんが、できるだけ安全で倫理的にも問題ない食事をするためには、どうしたらいいのでしょうか?

感染リスクはないのか?

The AtlanticにAmanda Mullさんが寄稿している記事によると、レストランで作られた料理で感染するリスクはほとんどないようです。

コロンビア大学の疫学者であるStephen Morseさんは、「調理された食べ物からコロナウィルスが拡散するリスクはほとんどない」とメールインタビューで説明しています。

たとえ体調が悪い人が調理をしても、火を使って調理された食物は、調理後に汚染されない限り、ほとんど心配ありません。

火を通さないサラダに向かってくしゃみをされたら、多少のリスクは生じるかもしれません。しかし、食物が適切に扱われている限り、感染リスクはほとんどないでしょう。

もちろん、これはレストランの健康と安全の基準にによりますが、現代のレストランはもともと厳しい食品取り扱い規則を順守しており、パンデミックが発生している現在は、ほとんどの店がさらに厳格なシステムを導入しています。

それでも不安なら、地元の保健省のウェブサイトでレストランのスコアを確認できますし、以前食事をしに行ったことがある店で、「ここなら快適に食事ができる」と感じる店だけ使ってもいいでしょう。

フードデリバリーでは、対面で受け取らない

フードデリバリーに関しては、人と人との接触を最小限に抑えることが、自分のためにもデリバリーする人のためも最も安全な方法です。

そのためには、注文した料理を対面で直接受け取らずに、ドアの外やアパートのロビーに置いてもらうことをおすすめします。

フードデリバリー会社のPostmatesは「接触しない」デリバリーを公式な選択肢として提供していますが、ほとんどのフードデリバリーのアプリが、料理の受け渡し方に関するリクエストを入力できるようになっています。

自分でレストランに行って料理をテイクアウトするときは、混雑しない時間帯に行くように心がけ、他のお客とは少なくとも6フィート(約180㎝)は間隔を保ち、ピックアップカウンターのあたりが混みあわないように注意してください。

もちろん、新型コロナウィルスの症状が出ていたり体調が悪いときは、自宅から出ないことです。そういうときは、料理をデリバリーしてもらうか、健康な友人に取りに行ってもらって、ドアの外に置いてもらいましょう。

倫理的な問題はないのか?

資本主義の世界では、真に倫理的な消費が存在したことはなく、世界的規模の健康危機に直面してもそれは変わりません。

感染拡大防止措置により外出を控えるよう求められているときに、外出して食事をテイクアウトするのは気が引けますが、それを誰かに頼むとなると、たとえ相手がデリバリーの仕事を主な収入源にしている人であっても、ますます「悪いな」と思ってしまいます。

諸々の倫理的要因はあるものの、フードデリバリーをしてくれる人のためにお客ができる最善のことは、できるだけ思いやりを持つことです。

直接接触せずにデリバリーしてくれるようにリクエストするのはもちろんですが、忙しさがピークになる時間帯や悪天候のときは注文しないようにすれば、多少ストレスを軽減できるかもしれません。

さまざまなフードデリバリーのアプリ会社が従業員をどのように待遇しているか懸念されるときは、Eaterが各社の病気休暇と補償に関する概要を集めた包括的なリストを提供しているのでチェックしてみましょう。

地元のレストランをサポートするには?

地元のレストランの中でサポートしたい店があるなら、その店にとって好ましいテイクアウトやデリバリーの方法をソーシャルメディアで確認しましょう。

レストランは、アプリを通して注文されたデリバリーをしても、たいして儲かりません。そして、正直なところ、当面通常営業を自粛しているレストランは、どのような経済的支援でも受けられるものなら受けたい状況にあります。

ですから、アプリを使わず直接店に行ってテイクアウトするか店に直接電話してデリバリーを頼みましょう。

店が忙しい時間帯を避けて注文すること、店に行くときは他のお客やレストランの従業員とは安全な距離をできるだけ保つことを心がけてください。

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Image: Dragon Images/Shutterstock.com

Source: The Atlantic, Postmates, Eater, Gizmodo

Claire Lower – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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