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何のためにライフハックするのか?その答えは空いた時間の使い方にあり

何のためにライフハックするのか?その答えは空いた時間の使い方にあり
Image: Shutterstock

今日は、私が好きな「生活を最適化すること」についてお話したいと思います。

私は10年以上かけてDavid Allenがその著書『Getting Things Done』で提唱している生産性システムを習得しました。

その結果、メールをまとめて処理する、食事の計画を立てる、習慣を積み重ねるなど効果が実証されたライフハックは、どれも私の日々の生活に不可欠になりました。

しかし、私が生活を最適化するのは、より多くの仕事をこなすためではありません。心身の元気を取り戻す時間を増やすためです。

生まれた時間はセルフケアに使おう

確かに、フリーランサーとして働き始めた当初は、一般的な仕事の日に行う営業活動、執筆、庶務的な作業の効率性をアップする方法を習得するために時間を使っていました。その結果として浮いた時間は、さらに多くの記事を書いたり新しいクライアントを獲得するために使っていました。

しかし、ある時点で、余暇の最も価値ある過ごし方は、自分自身と大切に思う人たちのために使うことに変わりました。

私の場合は、自分のために時間を使っていると、何もしていないように見えることがあります。

ときには、窓の外をぼーっと見ていたり、1日の仕事の終わりに行う儀式として、ロウソクに火を灯して、炎を見つめていることもあります(ワンルームのアパートを仕事場から自宅に切り替えるには効果的な方法です)。

私は、この種の「何もしない」ことの意味を他人に説明したいときは、「瞑想」と呼ぶことにしていますが、実際には心を落ち着かせたり思考をコントロールしようとしているわけではありません。

自分の考えに耳を傾けようとしているのです。基本的に、じっと座って何でも考えたいことを考え、自分の心に寄り添うことを楽しんでいるのです。

そう言えば、作家のRainesford Staufferさんの最近のツイートに私は痛く共感しました。

「最適化」「自己向上」「副業」が良しとされるいまの時代、時間を“無駄にする”ことが最も価値のあることのような気がします。

かつてセルフケアの専門家をインタビューした際、まさに「ボーっとする」ことが自分にとって有益だと話していました。

また、私が子どもの頃に好きだった本の1つで、Frank B. GilbrethとErnestine Gilbreth Careyの共著『Cheaper by the Dozen』の一節を思い出しました。

効率性の専門家が12人の子どもたちを育てていた家庭での実話です。

誰かがパパに尋ねました。

「でも、何のために時間を節約したいの?その節約した時間で何をするつもりなの?」

「仕事が一番好きなら、仕事かな。教育、美、芸術、楽しいことをするためだよ」とパパは、鼻眼鏡越しに見ながら言いました。

「ジャックナイフ投げに夢中なら、それをするためだよ」

もちろん、毎晩料理に時間を使いたくないなら、一度にまとめてたくさん料理を作り、それを1食分ずつ分けて冷凍すれば合理的です。

しかし、それで浮いた時間を使って、より生産性が高いことをする必要はありません。

ロウソクの灯を見つめたり、家族と会話をしたり、スマホでSNSをチェックして過ごしてもいいんです。

なぜなら、ライフハックの最終目標は、より多くのライフハックを生活に取り入れることでなく、もっと自分らしい生活を送ることだからです。

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Nicole Dieker – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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