夕食時に子どもとの会話が弾むカードゲーム「Little Talk Deck」
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あなたも親ならば、夕食のときに子どもから学校の話を聞き出すテクニックをいくつか持っていることと思います。
とはいえ、毎回のようにその日の「良かったこと、悪かったこと」「うれしかったこと、悲しかったこと」を尋ねればいいというものではありません。
ときには、「何歳からが老人だと思う?」とか「自分でビジネスを始めるなら何をする?」など、ランダムな質問から始めるのも楽しいものです。
夫と9歳の息子と私は、一緒にゲームをするのも、ランダムな会話も大好きなので、週末の夕食時にカードセット「Little Talk Deck」を使って遊ぶことにしています。
おかげで、息子の現在の目標がバスケットボールのショットの上達であること、友人から天然ボケなところが好きだと言われていること、サンフランシスコにずっと行きたいと思っていることを、はじめて知ることができました(特に最後の1つは驚きでした)。
このカードの質問は、希望と夢、反省、好き嫌い、自己表現、感情的知性、ランダムの6つのカテゴリーに分かれています。私たちはカテゴリーはあまり気にせず、ボックスからカードを1枚引くだけ。
息子は、カードを引く番が来て、私たちに質問をするときが一番楽しそうです。
ときどき、夕食の片付けが済んでかなり時間がたっても、息子がまだ質問について考え込んでいることがあります。
たとえば、「大人が理解していないと思うことは?」という質問などは、後になって、息子が私に「なぜ散らかった部屋のほうが片付いた部屋よりもいいのか」を説明しようとしたときに再登場しました。
どうやら大人が理解していないことがたくさんあるようです。
1セット25ドルの「Little Talk Deck」は、たしかにちょっとした投資ではあります.
(もっとも、このゲームを製作しているBestSelf Co.は、1つ売れるごとにFeeding Americaに1回分の食事を寄付すると宣言しているので、少しは気が晴れます)
値段が高いと思う人や、英語では難しいという人は、同じコンセプトでオリジナルのカードを作ってみるとよいでしょう。メモを何枚か用意し、自分で考えた質問を書き入れてください。
書いたメモは折りたたんでボウルか瓶に放り込んでおきます。きっと子どもも質問を書きたがると思います。
たとえば、こんな質問はどうでしょうか?
- お気に入りの服装は? その理由は?
- 今年学びたい新しいスキルは?
- 朝、午後、夕方、どれが好きか? その理由は?
- 自家用ジェットがあったらどこに行く?
- 一生音楽を聞けないか、一生テレビを見れないか、どっちを選ぶ?
- 最高のデザートは? その理由は?
- ビーチで一日過ごすか、遊園地で一日過ごすか、どっちがいい?
夕食をとるテーブルのそばに質問カードを常備したり、ドライブ旅行に持っていくのもいいでしょう。
子どもが退屈して文句を言い始めたら、カードの瓶を渡し、順番に質問をし合ってください。
現在、「Little Talk Deck」は、英語版のみが販売されています。子どもと一緒に英語の勉強も兼ねて取り入れてみてもいいですね。
また、同じようにコミュニケーションのきっかけとなる日本語対応のカードゲームも親子の団欒に使えそうです。
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Photo: BestSelf Co.
Source: Little Talk Deck
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之
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