子どもに「やりなさい!」と強制する前に伝えると良いこと
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子どもがどうしても言うことを聞いてくれないときってありますよね。
お風呂に入る時間なのに、どうして靴を履きに行くの?
頼んだことはしていないのに、どうして頼んでいないことをしようとするの?
おもちゃを片づけてと言っても、全然その気はないみたい…。
「やりなさい!」と強制する前に伝えること
そんなときは、「~したら、その後で○○していいよ」と子どもに言ってみましょう。
Angela Eliasさんは、このアイデアをAmy McCreadyさんの子育て情報サイト『Positive Parenting Solutions』で知ったとPopSugarに書いています。
息子に「おもちゃを片づけて」とか「手を洗って」と頼んでも、いろいろ言い訳をして言うことを聞かなかったり、徹底的に拒否してきたり。
そんなとき、親としては、同じことを繰り返し言い続けた挙句、冷静でなくなり「言うことを聞きなさい!そうでないと…」と子どもを脅かしたくなってしまいます。
でも、私は、そんな気持ちをぐっと抑えて、
「やりたくないタスクをしたら、その後で何か楽しみなことをしてもいいよ」と落ち着いて息子に説明して、その場を立ち去ることにしています。
たとえば、「おもちゃを片づけたら、その後で好きな番組を見てもいいよ」とか「手を洗ったら、その後でおやつを食べてもいいよ」と言います。
「その後で」の次は、子どもがやりたいことを設定するのがコツです。
「パジャマを着たら、ベッドに行ってもいいよ」ではうまくいきません。
「コートを着たら、その後は遊び場に行ってもいいよ」なら子どもはやる気になるはずです。
実際にやってみると
Eliasさんは、息子に初めてこの方法を使ったとき、息子は自分のやり方次第で、つまり、ママの言うこと(手を洗ってちょうだい)を聞くだけで、欲しいもの(たとえば、おやつですね)が手に入るということを理解するのにしばらく時間がかかったと言います。
でも、Eliasさんは、平常心を保って、息子に強制することを避けた結果、ついに息子は手を洗いました。
「~したら、その後で○○していいよ」と言う方が、「もし~したら、○○していいよ」と言うより賄賂っぽく聞こえません。
「もしおもちゃを片づけたら、好きな番組を見てもいいよ」と言うと、スクリーンタイムを賄賂にして子どもの従順を買収している感じがします。
「~したら、その後で」と言う方が、子どもへの指示と最後はご褒美をもらえる行動の流れがしっかり管理されている感じがします。
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Image: Shutterstock
Source: Positive Parenting Solutions
Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US[原文]
訳:春野ユリ