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自律神経を整えるために今すぐやめると良い習慣

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自律神経を整えるために今すぐやめると良い習慣

不安や緊張、不眠など、自律神経が乱れると身体のバランスを崩しやすいもの。

不調を治そうとして、つい「あれもこれもやろう」と意気込んでしまいがちですが、自律神経が乱れている人にとっては、さらにストレスになったりします。

自律神経の乱れを整えるには「足し算」ではなく「引き算」がいい、と話すのは、自律神経専門の整体院を経営する原田賢(はらだ けん)さん。

いつもやりがちな「余計な習慣をやめるだけ」で、心と身体の不調にサヨナラできると原田さん。著書の『自律神経は引き算で整える』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から、その方法を詳しくみていきましょう。

乱れの原因は生活の中に山ほどある

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そもそも、自律神経が乱れるとはどのような状態をさすのでしょう?

自律神経とは、体内活動に必要不可欠な器官の活動を、意思と関係なく自動的に調整している神経のことです。そして、自律神経失調症とは、この機能が乱れて体にさまざまな不調をきたしている状態を指します。

(『自律神経は引き算で整える』12ページより引用)

自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが乱れると、自律神経失調症になるのだと著者は説明しています。

交感神経には心と体を緊張させて興奮状態に導く役割があり、副交感神経には興奮を鎮めてリラックス状態に導いてくれる役割があります。故に、双方のバランスが鍵になってくるのです。

自律神経失調症は、悪化するとパニック症状やうつ病につながるのだとか。自己判断で放っておくと、こわい症状であることがわかります。

自律神経の乱れにつながる生活習慣とは、いったいどんなものがあるのでしょうか。たとえば、運動不足、睡眠不足、甘いものやカフェインなどといった嗜好品の過剰摂取、スマホやパソコンの使用頻度の高さなどが挙げられています。

調子が悪いときに、朝一でブラックコーヒーを飲んで頭を覚醒させようとしたり。寝る前に、SNSチェックでスマホをずっと眺めていたり。日ごろ何気なくしている色々なことが、自律神経の乱れにつながってしまうようです。

猫背の時間を引き算する

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自律神経が乱れている人が、新しくあれこれ始めることはストレスになり、かえって逆効果に。自律神経を整えるためには、今しているあまりよくない習慣を引き算していくことが大事であるといえるでしょう。

自律神経を整えるにあたって、非常に重要なのが「姿勢」です。(中略)現代人の体調不良のとりわけ大きな原因として、「猫背」が挙げられます。

(『自律神経は引き算で整える』22ページより引用)

正しい姿勢をしているときは、背骨がS字のようなカーブを描いています。しかし、猫背のときは、C字のカーブになってしまいます。頭の重さを首や背中、腰の骨や筋肉全体で負担しているところを、C字では部分的に負担が強くかかってしまう。

すると、神経が圧迫されるなどの現象が起きて、自律神経の症状に変化が現れてしまうのです。そして、筋肉のこりや張りは、交感神経を活発にしてしまうことにもつながるというから、姿勢の悪さがいかに要注意事項であるかがわかります。

正しい姿勢を意識することは、そもそも大事なことではありますが、時間を少し引き算するだけでも症状が緩和するとのこと。

たとえば、パソコンやスマホを使用する時間、ソファに座っている時間など。猫背になる時間を少し引き算するだけでも、自律神経への影響は減っていくといえるでしょう。

また、食事の引き算についても著者は紹介しています。自律神経が乱れている人は、内臓の働きが弱くなっているのだとか。

薬やサプリメントの飲みすぎ、カフェインやアルコール、自分に合わない食べ物(アレルギーのあるもの)の摂りすぎを引き算。内臓への負担を緩和することが大切になります。

自己否定を引き算する

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物理的なことだけではなく、考え方を引き算することも大事であると著者は語っています。

精神的ストレスがかかると脳や体は緊張し、交感神経が高まります。精神的ストレスはものの考え方や捉え方により生み出されるため、考え方を変えて精神的ストレスをなくすことが必要不可欠です。

(『自律神経は引き算で整える』153ページより引用)

精神的ストレスを軽くすると、不快な症状が軽くなるといったことはよくある話です。自律神経と物事の考え方や捉え方が密接につながっていることは理解できるところです。

たとえば、情報を引き算する。インターネットで情報拾集していると、たくさんの情報の中から正しい情報を選び出そうと、迷走してしまうことがあります。情報拾集は慎重に引き算しながら行うことが大事であるといえるでしょう。

自己否定を引き算することも、本著では紹介されています。自己肯定感が低いと、何をやってもストレスを感じるようになってしまいます。

自分はダメだと否定するクセを引き算することを意識していきたいものです。

日常の中で、ついしてしまっている自律神経によくない習慣を少しずつ引き算してシンプルに。無駄のないすっきりした心身で、過ごしていきましょう。


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Image : Shutterstock.com

マイロハスより転載(2020.01.22)

ナカセコエミコ

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