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最新「衣類スチーマー」4機種の実力を、スタイリストが実際に使って検証!

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最新「衣類スチーマー」4機種の実力を、スタイリストが実際に使って検証!
Photo: 多田悟

クリーニングに出すのはまだ早いので、年末年始に酷使したアウター類を手軽にケアするならハンディースチーマーが便利。

実際の使い勝手はもちろん、シワや臭いの除去にはどれくらい差があるのでしょうか? 人気ブランドの最新機を使って検証してみました。

大手ネット通販のレビューはやらせ問題が多発しており、信憑性が怪しまれている現在。家電サイトの比較もなんだか、いまひとつ信頼できない。

そこで、洋服のプロフェショナルであり、仕事で毎日スチーマーを使っているスタイリストに実際に使っていただき、その実力をここにご紹介します。

本サイトでファッション関連の記事でスタイリングを担当する、仲唐秀俊氏のお眼鏡にかなうのは、一体どの機種なのでしょうか?

忖度もやらせも一切なし。シワシワになった、コットン100%のボタンダウンシャツで実験しました。もちろん、すべて同一条件で測定しています。

それでは早速、リポートにまいりましょう!

広範囲で大量のスーチムが圧倒的! ティファールの「アクセススチーム プラス」

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Photo: 多田悟

積極的な広告展開もあって、衣類用スチーマーとしての知名度はおそらくNo.1のティファール。

今回選んだ4機種の中でもひと回り大きく、ドライヤーのようにハンドルを握って操作する独特のデザインと大容量の水タンクが特徴です。

「まず、電源を入れると、あっという間にスチーマーが立ち上がるのに驚きました。

噴出口が点ではなく線になっていて、スチームが集中して噴出するので、シワがあっという間になくなりました。

同時に面積が広いから短時間で済ませることができ、素材を痛めにくいのも魅力ですね。水もれがないのも助かります。

ただひとつの欠点は重いことですね。長時間スチームをかけていると疲れました」(仲唐さん)

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Photo: 多田悟

「アクセススチーム プラス」価格1万5000円/ティファール

日本が誇る白物家電の雄・パナソニックの「衣類スチーマーNI-FS750」

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Photo: 多田悟

海外勢に押され気味のジャパンブランドの家電製品。そんな中でも、安定した人気と実力を誇るパナソニック。それでは衣類スチーマーはどうでしょうか?

こちらは従来モデルよりタンク量を2倍に増やし、360°どんな角度でもスチームを噴出させることができるのが特徴。また、「瞬間3倍パワフルスチーム」モードを選ぶと、よりしっかり脱臭できるなどの機能も見逃せません。

「見た目はコンパクトなのに、一度にたくさん注水できて、長時間使えるのがいいですね。アイロンのように押し当てて使える2WAY設計で、スムーズにアイロンがけができます。

それから、気になる汗やタバコの臭いが除去できるのもいいですね。

少し気になったのは、スチーム量がほかの機種に比べて少ないこと。地厚なメルトンやツイード生地など男性用アウターに使うなら、少し物足りないかもしれません」(仲唐さん)

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Photo: 多田悟

「衣類スチーマーNI-FS750」オープン価格/パナソニック

スチーム量もアイロン機能も充実した、日立「衣類スチーマー CSI-RX2」

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Photo: 多田悟

すでに日立の洗濯機や冷蔵庫を愛用している読者も多いことでしょう。幅広いラインナップがある中で、意外にも衣類用スチーマーも手掛けていたのです。

本企画で機種を選定する中で、機能や特性がパナソニックと被るかも…なんていう心配をしていたのですが、そんな不安を払拭する実力を発揮してくれました!

「今回試した4機種の中でもっとも使いやすく、細かな部分のシワまで取れるのが日立のスチーマーでした。他機種と同様に立ち上がりが早く、本体が軽いので、女性にもおすすめです。

しかも今回試した2WAY型の中では、スチーム量がもっとも多く感じました。アイロン時には、先端が三角形になっているので、ボタン周りなど細かいところにも当てられて、シワがしっかり取れました。

実勢価格が7000円程度というコスパのよさもポイントですね」(仲唐さん)

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Photo: 多田悟

「衣類スチーマー CSI-RX2」オープン価格/日立

ツインバードの隠れロングセラー!コンパクトな「ハンディーアイロン&スチーマー」

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Photo: 多田悟

ロケバスやスタジオなど、出先でも撮影前の服にスチームがけする仲唐さんが愛用しているのが、実はツインバードの「ハンディーアイロン&スチーマー」。

同社は調理器具や生活家電の分野でも従来の大手メーカーを猛追しており、特にスチーマーは人気商品とのこと。アイロンがけもできる2WAY仕様で、ハンドルを回せばコンパクトになるのが特徴です。

しかも実勢価格は5000円前後(編集部調べ)と、今回の4機種中、最安値のスチーマーです。

「ほかの製品と同様に立ち上がりが早く、スチーム量も十分。専用アタッチメントを付ければ、スチームを広範囲に噴出させることができます。

スラックスやシャツなど、しっかりと折り目をつけたいときには、アイロンがけがおすすめです。手になじむハンドルも使いやすく、疲れにくい

唯一の欠点は、タンクの容量が他機種よりも少なく、水の注入回数が増えることでしょうか」(仲唐さん)

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Photo: 多田悟

「ハンディーアイロン&スチーマー」価格8000円/ツインバード

***

一度に大量にスチームがけをしたいのならティファール、アイロンがけも重視するなら日立とツインバード、臭い除去を重視するならパナソニックという結果になりました。

立ち上がり時間はどれもほぼ同じで、いずれも水漏れはなし

特に日立とツインバードは、価格が抑え目ながらも、十分なスチーム量と使い勝手の良さが際立っていました。

この先、コートやジャケットのお手入れはもちろん、春先の衣替えに備えて活躍してくれる最新型の衣類用スチーマーに新調してみては?

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Photo: 多田悟

Source: ティファール, パナソニック,日立, ツインバード

構成・文/川瀬 拓郎 、スタイリング/仲唐 英俊、編集/庄司 真美

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