食事も筋トレも睡眠もストレスケアも、すべて「ボディマネジメント」である!
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新年にはもちろんですが、いつも念頭にあるのが健康管理。それについて昨年末にひらめきがありました。
心身の健康を取り巻く、すべてがボディマネジメントだ
人生のクオリティを上げるとこの記事で紹介されていた『Choose Civility 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である』(アメリカ在住なので英語版)を読んでいた時のことです。
身だしなみについての第11章「Mind Your Body」で「body Management」という言葉に出くわしました。
誰もが知っている「body」と「management」という2つの英単語。なのに、英語を学んで使って何十年にして初めて遭遇したこの組み合わせ!
そこでひらめいたのです。
タイムマネジメント、セルフマネジメント、ワークロードマネジメントなどいろいろなマネジメントがあるけれど、心身の健康(体調管理)に関わることはすべて「ボディマネジメント」なのだと。
ボディマネジメントに含まれるものは何?
1. 睡眠
睡眠をトップに持ってきたのは、スタンフォード大学の睡眠研究者マシュー・ウォーカーさんの『睡眠こそ最高の解決策である』に感化されたから。
この本は2019年末ビル・ゲイツのおすすめ本にもリストアップされていました。
- 睡眠の質と量
- 睡眠環境:寝具、パジャマ、照明、室温、ブルーライト、コンピューター・スマホ使用
2. 食生活

これも言わずもがなの重要項目。
いつ、何を、どのように食べるか、または食べないかは体調に大きく影響を与えます。
- 食事:食事の内容や質や量、断食
- 栄養・サプリメント摂取
- ダイエット、それにからんで体重コントロールや理想体重の維持
- カフェイン・アルコール摂取
- 食物アレルギー、グルテン不耐性などに対応した食事
3. 心身の体調管理
このカテゴリには、心身の健康を維持し、毎日体調良く過ごすために行なうことが含まれます。
- 健康診断、定期検診、人間ドッグ
- 病気予防
- 病気治療
- 服薬、漢方薬
- 口腔ケア:定期検診、クリーニング、歯並び矯正
- 目の健康:定期検診、視力測定、メガネ・コンタクトレンズ、ブルーライト対策
- 衛生:日常の手洗いやうがい、日用品の手入れなど
- 入浴
- 疲労管理
- マッサージ
- 整体・姿勢矯正
- 鍼、指圧
- 温泉、スパ
- リトリート
- 冷え性対策、サウナ、半身浴
- アンチエイジング、ウェルエイジング(well-aging)
- 花粉症・アレルギー対策
- セクシャル・リプロダクティブヘルス、性生活
- 慢性痛対策
- 休息、休暇
- メンタルヘルス対策
- セラピー
- ストレスマネジメント
- 依存症対策
- 脳の健康:脳トレ、認知症予防
- 瞑想
- 呼吸法
- アンガーマネジメント
- デジタルデトックス
- 禁煙
- 日光浴・森林浴
- 住環境の整備:室内の空気・換気、室温、湿度、掃除、アレルゲン除去
4.体力増強・維持
筋力、柔軟性、持続力、敏捷性、バランス、可動域など、運動能力全般の維持や向上のためにできることはこのカテゴリーに入ります。
趣味が健康維持や向上につながるなら、それも含まれます。
- 筋トレ
- ストレッチ
- エクササイズ、体操
- ヨガ、ピラティス
- 各種スポーツ
- 武道
- ダンス
- 散歩、ウォーキング、ジョギング、ランニング
- サイクリング
- ハイキング、登山
5.身だしなみ
『Choose Civility 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である』で「body management」として取り上げられていた身だしなみも忘れてはいけません。
- スキンケア
- 化粧
- ヘアケア
- ネイルケア
- 体臭ケア
- 体毛ケア
- 制汗
- スタイル・ファッション
あえてここにスタイルやファッションを入れるのは、見だしなみの延長としてスタイルがあると考えれば、TPOに合った清潔な格好をすることの重要性がより見えてくるから。
体の中だけではなく、外見もボディマネジメントの対象になります。
すべてがひとつにまとまった!

「body management」で検索すると運動能力中心のコンセプトが、そして「ボディマネジメント」で検索すると整体クリニックの名前などが挙がり、ボディマネジメント=心身の健康増進管理という概念が確立しているわけではないという印象を受けました。
いままで食事やワークアウトなどについて執筆してきましたが、それらはわたしの中では個別に存在していました。
しかし、前述の本で「body management」という文字を見た時、バラバラだったものがひとつにまとまり、またメンタルヘルスも含めて、すべてが「ボディマネジメント」なのだと腑に落ちました。
(呼称がなんであれ、すでにこのような考え方を持って実践している人は大勢いると思いますが)
その時の自分にあったボディマネジメントを

上に思いついたものをざっと挙げてみましたが、ボディマネジメントの内容は人それぞれ。
そして時と場合によって内容や注力する部分は当然変化します。その時の自分にとって最適なボディマネジメントのプランを立て実行し、健康に過ごしていきたいですね。
ちなみに、呼称は何でもいいと思います。
大塚製薬の回し者ではありませんが「ボディメンテ」でも、「ヘルスマネジメント」でも、または「体調管理」や「健康管理」でも、自分がしっくりくるものを選べばOK。
ただ、わたしには「ボディマネジメント」がすごく響いたのです。
というわけで、今年も「ボディマネジメント」関連の記事をたくさん執筆したいと思います。
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Reference: 大塚製薬
Image: Shutterstock
ぬえよしこ
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