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2019年にGoogleで最も検索されたダイエット術10選|アメリカ版

2019年にGoogleで最も検索されたダイエット術10選|アメリカ版
Image: Piotr Swat/Shutterstock.com

2019年はトレンドになったダイエットがずいぶんたくさんありました。

この記事を書くためにリサーチして初めてわかったものもありました。

今年Googleで最も検索されたダイエット10選(アメリカ版)が公開されたので、それぞれがどのようなダイエットでどのような点を把握しておくべきなのかご説明しましょう。

ここでご紹介するダイエットのうちで、断続的断食とNoomというダイエットアプリを使うダイエットは理に適っている気がします。

断続的断食は、この種のことに興味がある人には本格的なダイエットハックです。

Noomは一定のユーザーから便利だと評価されているアプリで、ごく標準的なダイエットを提供しています。

残りの8つのダイエットは私ならおすすめしません。

先にネタバレしてしまうと、どれも従来の平凡でヘルシーなダイエット以上の効果は無さそうだからです。

1.断続的断食ダイエット

このダイエットに夢中になっている人のほとんどが、これをダイエットと呼ぶことに異を唱えるかもしれません。

ダイエットとは本来、健康に良いと思われる「食べ方」のことだからです。断食中のほうが集中力も活力も発揮されると感じる人もいます。

ほとんどの場合、断続的断食は食事の時間を制限する形で行います。

たとえば、就寝時から昼食の時までというふうに特定の時間帯には食事を断ち、朝食は食べないことが原則です。他には、カロリー摂取量を極端に少なくする日を週に2日作るやり方もあります。

減量ツールとしての断続的断食は、効果の点では他のダイエットとあまり変わらないようです。食べる総量が減れば、体重も減りますが、問題はそれが実行できるかどうかです。

このダイエットは続けるのが辛いと感じる人が多いことが研究で実証されています。

タイミングを変えて食欲抑制、14時までに食事を済ませるプチ断食法

2.セビ博士のアルカリ性ダイエット

これは、未加工食品(今のところ身体に良いとされています)を食べるビーガンの食生活に多くの疑似科学と高価なサプリメントを投入したダイエットです。

このダイエットは、人体を「アルカリ性」にするとされていて(ダイエットでは実現できません)、タンパク質の摂取量が危険なレベルまで少なくなります。

それに、ご存知の通り、セビ博士は医師ではありません。

健康情報サイトのHealthlineが、このダイエット法について詳しく紹介しています。

3.Noomダイエット

Noomはサブスクリプションベースのアプリで、食事についてアドバイスを提供し、ユーザーは食べた物をトラッキングすることが求められます。

食べ物は赤、黄、緑のカテゴリーに分類され、赤に属する食物が最も高カロリーで、緑は野菜などです。

「ミレニアル世代の体重見張り番」と呼ばれるこのアプリが提供するコーチングは、まったく役に立たないと感じるユーザーもいるようです。

4.1200キロカロリーダイエット

これはダイエットというより、単に1日のカロリー摂取量を1200キロカロリーにするというコンセプトです。

この数字は、なぜか、ヘルシーな食生活をするために必要な最低限のカロリー量とみなされることがあります(2000年代初頭の古き良きCalorieCountフォーラムでは、1日1200キロカロリー未満の食生活について議論することは禁止されていた記憶が私にはあります)が、別のコミュニティーでは、このカロリー量が適切な人もいるとして、擁護されることもあります(Redditのこちらのサブスレッドをご参照ください)。

はっきり言って、1日1200キロカロリーで十分な人はほとんどいません(自分にとって適切なカロリー摂取量を確認するにはこちらからどうぞ)。

おそらく、この「ダイエット」を信奉する人の多くは、低カロリーのレシピや食事の計画を探そうとしているはずです。

1200キロカロリーが、自分の体格と活動レベルに適しているなら、問題ありません。

5.Goloダイエット

GOLOは減量プランとサプリメントを販売している会社です。

自社の減量プランの有効性を主張する研究をいくつも発表していますが、GOLOはそうした研究に資金提供しています。

また、自社のダイエットについて完璧な論拠を公開していません(例えば自社のダイエットの被験者と別のダイエットの被験者の比較をしていません)。

また、このダイエットを実践するには、GOLOが販売している特定のサプリメントを使用する必要があります。

魔法の減量薬が存在しないことは言うまでもないので、このGOLOダイエットは特別なダイエットとは思えません。Amazonでも低評価のレビューが付いています。

6.Dubrowダイエット

このダイエットは、リアリティ・テレビのスターであるDubrow夫妻に由来しています。

1日に睡眠時間を含む16時間の断続的断食をすることと、未処理・未加工で低炭水化物の食事をするダイエットを単に組み合わせているようです。

このダイエットでは段階に応じて推奨される食品がありますが、栄養士のCarolyn Williamsさんはヘルシーなカロリー総量には足りないかもしれないと指摘しています。

サンプルとして示された日の中には、カロリー総量が1000キロカロリーぐらいにしかならない日もありました。

7.サートフードダイエット

このダイエットは、酸化ストレスに対処し老化プロセスのスピードを遅くする可能性のあるミトコンドリアを増やす目的で、人間の体内にあるサーチュインと呼ばれるタンパク質を活性化することを目指しています。

聞こえはいいのですが、栄養学と生化学の専門家がSpartanに語ったところによれば、これを実現できるダイエットは存在しません。

このダイエットは、1週間の極端なカロリー制限(約1000〜1500キロカロリーに抑え、大部分はジュースで摂取)から始まります。

続いて、さらに2週間の食事制限を行います。

その後、このプロセスを繰り返すか、サートフードとして承認されたもの(緑茶、ダークチョコレート、赤ワインなど)をできるだけ多く食べることで食生活を「サーティファイ」するメンテナンスフェーズに進みます。

なんとなく、正体を暴かれたスーパーフードのコンセプトと同じ匂いがしませんか?

8.炭水化物と砂糖をとらないダイエット

名前通りのダイエットです。

炭水化物や砂糖を食べずに暮らすと(プロに言わせれば、砂糖も炭水化物です)、害はなくても、つまらない生活になりそうです。

多分、「Jennifer Lopezが10日間炭水化物&砂糖カットに挑戦」したことはGoogleで相当検索されたはずです。

Jennifer Lopezのダイエットについては後述します。

9.エンドモーフ・ダイエット

「エンドモーフ」は、体型分類法という時代遅れのコンセプトに由来する用語で、人間を生まれつき痩せている人(エクトモーフ)、生まれつき太っている人(エンドモーフ)、生まれつき筋肉質の人(メソモーフ)に分類します。

これには何の根拠もありませんが、このコンセプトは何となくキャッチ―なので、今でも一部の人たちの間で話題になっています。

「エンドモーフ・ダイエット」は何一つ権威に裏付けられていません。

体型が「エンドモーフ」に分類される人に対するダイエットのアドバイスは、どんな体型の人にもするアドバイスとほぼ同じで、一言で言えば、野菜を食べる量を増やすことです。

10.Jennifer Lopezのダイエット

さて、またしても炭水化物と砂糖をカットするダイエットの登場です。

Jennifer Lopezが、10日間炭水化物と砂糖をカットするダイエットに挑戦することをInstagramに投稿しました。

このダイエットをする理由は、甘い物の誘惑を断つためで、「10日間このダイエットをした後で果物を食べると、アイスクリームサンデーみたいに甘く感じるんです」とTodayに語っています

このダイエットは、でんぷんや糖分を控えなければならないところが大変です。

果物、ヨーグルト、牛乳なども禁止です。これらは、人間が生きるためにどうしても必要な食物というわけではありませんが、なしで食生活を続けようとすると、あっという間に味気なくなり、フラストレーションを感じます。

このダイエットをしてみると、炭水化物や砂糖は、食生活からたとえ一時的であっても完全に排除する必要があるほど悪いものではないということがわかります。

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Image: Piotr Swat/Shutterstock.com

Source: Healthline, Google, Noom, Reddit, GOLO, Amazon, Cooking Light, Wikipedia(1, 2), Spartan, Today

Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文

訳: 春野ユリ

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