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あら便利!iPadをMacのセカンドモニターとして使う方法

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あら便利!iPadをMacのセカンドモニターとして使う方法
Image: Chaay_Tee/Shutterstock.com

サイズや持ち運びできるという理由で、iPadはMacBookの完璧な相方になります。

iPad単体で使うこともできますが、ここ数年、サードパーティのアプリやドングルでも、iPadを即席のセカンドモニターにすることができます。

このようなサードパーティで便利に使えるようになっても、AppleがOSにデフォルトで実装していないのには理由があるのではと思っていたユーザーは多いはず。

しかし、macOS 10.15 Catalinaでついに実装されたのが、その機能「Sidecar(サイドカー)」です。iPadを、以前よりもはるかに簡単にモニターとして一台二役で使えるようになります。

「Sidecar」とは何か?

簡単に言うと、Sidecarは、接続していてもワイヤレスでも、iPadをMacのセカンドモニターとして使えるようにするものです。

メインのディスプレイの左や右にセットして、他のモニターと同じように使うことができますが、それだけではありません。

並べて置いてあるiPadとMacBook

とりわけ、SidecarはiPadのタッチスクリーンを活用します。

Apple Pencilにも対応しているので、クリエイティブな選択肢を広げたいと思っていたアーティストの人などには、素晴らしい付加価値となるでしょう。

Windowsパソコンのタッチスクリーンがうらやましいと思っていた人は、そこまでではありませんが、かなり近いものになります。

Sidecarを使うのに必要なもの

Sidecarを使うには、MacとiPadの両方にそのためのソフトが必要です。

Macの場合は、macOS 10.15 Catalina かそれ以降のOSです。

しかし、Catalinaが実行できるすべてのMacでSidecarが使えるわけではありません。

MacBook:2016年以降のモデル

MacBook Pro:2016年以降のモデル

MacBook Air:2018年以降のモデル

iMac:2015年の27インチで5KのiMac、2017年以降のiMacやiMac Pro

Mac Mini:2018年以降のモデル

Mac Pro:2019年以降のモデル

iPad mini/Air:iPad mini 5か iPad Air 3以降

iPad:第6世代以降、またiPad Proはどれでも対応

AppleのiPadのネーミングが紛らわしいので、自分のiPadが何なのか判別できない人もいるかもしれません。

疑わしい場合は、AppleのSidecarのシステム要件をチェックしてください。

Sidecarをセットアップする

バッテリーが少なくない限り、Sidecarはワイヤレスで使いたいのではないかと思います。Sidecarを使うには、MacのメニューバーにあるAirPlayアイコンをクリックし、自分のiPadに接続するだけです。

MacとiPadが約1メートル以内の距離にあれば大丈夫です。接続できない場合は、この記事の後半にあるトラブルシューティングのところを見てみてください。

ApplePlayのメニュー

また、SidecarはUSB接続でも使うことができます。この場合は、iPadをMacに直接つなぐだけです。iPadがMacで信用できる端末として設定されているか確認しましょう。設定されていなければ、接続できません。

Sidecarはワイヤレスでも使えますが、直接つなげはiPadをMacから充電できるというのを覚えておいてください。USBケーブルで充電するよりもかなり簡単です。

iPadとMacを接続したら、画面のミラーリングでも拡張でも選ぶことができます。ほとんどの人は、おそらく拡張して使いたいだろうと思います。

マウスの動きを適切にするために、MacとiPadを左右どちらに表示させるかを切り替えるには、「システム環境設定 > ディスプレイ」のメニューを開いてください。

配置のタブを開き、iPadをMacのディスプレイの実際に置いている側にドラッグします。

システム環境設定のディスプレイの配置の画面

Sidecarの使い方

SidecarでiPadをつないだら、他のセカンドモニターと同じように使うことができます。

ウィンドウをメイン画面からiPadに移動するには、いくつかのやり方があります。ドラッグするか、ウィンドウの左上にある緑のフルスクリーンボタンにマウスオーバーして「iPadに移動」を選びましょう。

iPadは、CommandキーやShiftキー、その他の修飾キーのような一般的なコントロールでSidecarを表示させることができます。

これによって、タッチスクリーンでMacを使うのがさらに簡単になります。また、MacBook ProのTouch Bar のように機能するTouch Barも画面下にあります。

設定を開き、Sidecarのメニューに行って、この両方のオプションを有効にすれば使うことができます。

Sidecarのメニュー画面

Sidecarを使いつつ、アプリを切り替えればiPadを普通に使うこともできます。

アプリを切り替えると、Sidecarアプリのアイコンがホーム画面にあることに気づくでしょう。

そのアイコンをタップすれば、iPadをモニターとして使う状態に戻れます。

Sidecarのトラブルシューティング

Appleは、簡単にSidecarが使えるようにしましたが、それでも問題が起きるかもしれません。うれしいことに、Sidecarがいつものように使えるようにするには、簡単な対処で済みます。

iPadをケーブル接続してSidecarを使っている場合は、ケーブルを確認してください。ライト二ングケーブルは繊細なことが多いので、ケーブルに問題が無さそうに見えても、別のものに交換した方がいい可能性もあります。

ワイヤレス接続でもケーブル接続でも、iPadがモバイルデータ通信を共有していないかを確認してください。また同じように、Macがインターネット接続を共有していなかも確認しなければなりません。

macOS Catalinaの画面

ワイヤレス接続の場合は、まず最初にiPadとMacが同じWiFiにつながっているかを確認しましょう。

これが一番大きな問題のひとつで、デュアルバンドルータを使っている場合は特に可能性が高いです。両方のデバイスで、同じApple IDで、iCloudにサインインしているかも確認してください。

これでも問題が解決しない場合は、iPadとMacの両方でBluetoothが有効になっているか、もう一度確認しましょう。

この場合、問題はMac側にあります。

それでも、まだ問題が解決しないのであれば、Apple IDから一度サインアウトし、両方のデバイスで再度サインインしてみてください。

他に問題がなければ、「設定 > 一般 > iPadのリセット」を使うか、「すべての設定をリセット」を選んでください。

これで、すべてのオプションが初期設定に戻ることになりますが、このような不思議な問題を修正することができます。

古いバージョンのOSのためのSidecarの代替品

Sidecarは驚くほど便利ですし、実際に使える人が多いと思いますが、macOS Catalinaが使えなかったり、実装していないために使えない人もたくさんいるでしょう。

古いiPadに入っているiPadOS 13も同様です。

Sidecarのような機能のソフトを探している場合は、9.99ドルのアプリ「Duet Display」を使えば、どんなデバイスでもセカンドモニターでiOS 10かそれ以降を稼働させることができます。

さらにうれしいことに、WindowsでもMacでも動きます。

もうひとつの選択肢として「Luna Display」もあります。

これは、79.99ドルのUSB-CかMini DisplayPortのドングルで使うことができ、iPadでも他のMacでもセカンドモニターにすることができます。

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Image: Chaay_Tee/Shutterstock.com

Source: Apple, Luna Display

Original Article: How to Use Your iPad as a Second Mac Monitor With Sidecar by MakeUseOf

訳:的野裕子

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