子どもが喜ぶクリスマスプレゼントを予算内で用意する方法
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小さい子どもがいる家庭では、家族の思い出作りという名目でたくさんのクリスマスプレゼントを用意したいと思うもの。
でも、予算には限りがありますし、去年お祭り騒ぎをして散財した結果、クレジットカードの支払いが残っていることだってあるかもしれません。
幸い、小さな子どもは、プレゼントの数が多かろうが少なかろうが気づきません。
小さな子ども向けのプレゼントは雰囲気だけ作ればいい
ある母親がワシントンポストのコラムニストMichelle Singletaryさんに、2人の子どもと家族や親戚にクリスマスプレゼントを買うことに関してアドバイスを求める手紙を書きました。
どうやら、この相談者は、62,000ドル相当のクレジットカードの返済も抱えているようです。
この相談に対して、Singletaryさんは、赤ちゃんには、すでに持っているおもちゃや絵本を包装してプレゼントにすればいいと回答しています。
赤ちゃんは、プレゼントの箱を開けるだけでワクワクするので、わざわざ何か買う必要はありません。
普段子どもが遊ばないゲームやおもちゃやぬいぐるみがおもちゃ箱の底に埋まっていたりクローゼットの上に置きっぱなしになっていませんか?
我が家の子どもたちが赤ちゃんだったころは、そういうものをきれいな包装紙で包んで、クリスマスツリーの下に置きました。
そもそも、2歳でもらったプレゼントのことを記憶している人などいるでしょうか?
すでにあるものを包装してプレゼントにする
Singletaryさんの言う通りだと思います。
私の息子の1歳の誕生日パーティーのときは、山ほどのプレゼントが息子に開けてもらうのを今か今かと待ち構えていたというのに、肝心の息子は最初に封筒からカードを引きちぎると、そのカードにしか興味を示しませんでした。
そのカードがとても気に入って、そのカードさえあれば満足だったみたいです。
乳幼児は、プレゼントの中身より、包装紙をびりびり破くときの音が好きなのです。ですから、去年の誕生日にもらったおもちゃの中に、まだ遊んでいないものがあるなら、包装して新しいプレゼントにしてしまいましょう。
しばらく読んでいない絵本が何冊かあるなら、それも包装してプレゼントにします。そうしたところで、乳幼児は気付きもしなければ、気にもしません。ただ、包装紙をびりびり破いて楽しむだけです。
おもちゃのパーツは個別包装する
子どもにもっと豪華なおもちゃを買ってあげたいと思っているかもしれません。
でも、それでは他の人にあげるクリスマスプレゼントの予算まで使い果たしてしまいます。複数のパーツでできているおもちゃをあげるときは、各パーツを個別に包装しましょう。
たとえば、こちらのおもちゃセットは値段は30ドル未満で、農場、取り外せるサイロ、農民と4匹の動物のフィギュアが付いています。
これを1つのプレゼントにしてしまうのは、もったいないです。
7つのパーツを個別に包装すれば、子どもは7回もプレゼントを開ける喜びを味わえます。
それに、小さな子どもは、1つ目をあけたらブタさんが出てきた、2つ目は牛さん、3つ目はウマさん、じゃあ、次はどんな動物だろう、と想像しながら1つずつ開けていくほうが楽しいはずです。
100円ショップを利用する
近所の100円ショップには、クリスマスのおもちゃや季節限定のおもちゃがたくさんありますし、少なくとも常時置いてあるおもちゃ専用の棚もあるはずです。
特に、塗り絵、シール、クレヨンなど、工作に使うものはいろいろ見つかると思います。
100円ショップで1000円も払えば、クリスマスツリーの下のスペースをかなり埋められるでしょう。
プレゼントはまとめて一度に全部開けさせる
乳幼児期を過ぎた子どもは、包装よりプレゼントの中身を気にし始めます。
Singletaryさんは、この年齢の子どもには、複数のプレゼントを一度に開けさせることを提案しています。
親が用意したプレゼントの数が少なくても、家族や親せきが集まると子どもはさらにプレゼントをもらいます。
どのプレゼントも開けずにツリーの下に置いておき、クリスマスの日に子どもに一度に全部開けさせるのです。
こうすれば、プレゼントの数が増えるので、親が購入できるプレゼントの数が少なくても気になりません。
開ける順番を意識する
最後に、私自身の子ども時代の経験から1つ。
乳幼児期を過ぎた子どもには、最後にプレゼント用のくつしたの中をチェックさせましょう。
兄と私は年々他のプレゼントを開けることに夢中になり、くつしたの中を見ることを忘れるようになりました。
これでもうプレゼントは全部開けたと思った瞬間に、まだくつしたの中を見ていないよ、と言われて、私たちはもう1度ワクワクしました。
「キャンディー」「リップグロス」「本のしおり」程度のものしか入っていなくても、小さいものを1つ1つ開けていくと、楽しさが少し長引きますよ。
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Photo: Shutterstock
Source: The Washington Post, Target
Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US[原文]
訳:春野ユリ
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