「2つの楽しみ」を取り入れた計画で最高の休日を過ごそう
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年末年始の休みは、何か楽しいことをして過ごせそうでしょうか?
たとえば、今晩自由にできる時間があるとしたら、何をすれば楽しみながらエネルギーの充電にもなるように過ごせるのでしょうか? 「楽しみ」にも2つのタイプがあることがわかると、その答えが見えてきそうです。
すぐに満足感を得られる「短期的な楽しみ」
具体的に説明しましょう。今晩冷蔵庫からビールを取り出して、パートナーとソファでお気に入りのテレビ番組を見るとしたら、それをしている間は楽しく過ごせるはずです。
でも、これは「短期的な楽しみ」です。番組が終わってビールも飲み干してしまうとその楽しみは終わります。
充実感が高い「長期的な楽しみ」
でも、余暇の過ごし方にはもう1つあります。こちらは「長期的な楽しみ」と呼びましょう。
ジムに行ってデッドリフトに励むと、そのときはあまり楽しくないかもしれません。重いダンベルを持ち上げるのは辛くて、疲れて筋肉痛になるかもしれません。
あるいは、よちよち歩きの子どもに「手伝ってもらいながら」クッキーを焼く人もいるでしょう。料理は作業でもあり、幼児のエネルギーを上手に操りながらとなると二重に大変です。好きなテレビ番組を見て過ごすことに比べたら、ジムもお菓子作りも楽しくないかもしれません。
でも、もっと長期的な視点で見れば、どちらも楽しみになります。幼い我が子と一緒にクッキーを焼いた時間は心温まる思い出になりますし、おいしいクッキーもたくさんできます。
ジムに通う習慣を続けると、どんどん持ち上げるダンベルの重量が増えて、「ここまで頑張ったか」と自分を褒めたくなったり、「遂にこんなに重いダンベルを持ち上げられるようになったか」と誇りに思うようになるでしょう。
こうしたアクティビティは、実行している瞬間はあまり楽しくなくても、充実感があります。
2つの楽しみを取り入れた休暇の計画を
ある学説では、この2つのタイプのアクティビティをそれぞれ「気軽な余暇」「真面目な余暇」と名付けていますが、私は、「短期的な楽しみ」と「長期的な楽しみ」と呼ぶ方が好みです。
余暇をその場しか楽しめないことにだけ使うと、最後は時間を浪費したような気分になるかもしれません。逆に、趣味にいそしむと称して実は疑似仕事的なことにばかり余暇を使っていると、それがどんなに有益なことであっても最後は燃え尽き症候群になってしまうでしょう。
ですから、次の休みに何をするか計画を立てるときは、両方のタイプの楽しみを取り入れるようにしましょう。
クッキーを焼くとしたら、できたクッキーは家族みんなで集まって楽しく食べましょう。ジムに行って帰宅したらゆったりバスタイムを楽しみましょう。
2つのタイプの楽しみをうまくブレンドするには、新しいスキルを習得して長く使える知識を身につけられるアクティビティをするのもおすすめですよ。
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Image: Shutterstock
Source: Serious Leisure Perspective,
Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文]
訳:春野ユリ