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子どもの暴言や失礼な口答えにどう対処する?態度をエスカレートさせない3原則

子どもの暴言や失礼な口答えにどう対処する?態度をエスカレートさせない3原則
Image: Shutterstock.com

私の友だちが、「どのようにすれば失礼な子どもに育たないのか」という話をしたことがありました。

彼女は「まだしてはいないけど、息子には口答えをさせないつもり。敬意を払うというのは、私にはあまりにも大事なことだから、息子が失礼な態度を取ったら我慢しないようにするの」と言いました。

彼女の息子は、当時1歳でした。私の息子はもう少し年上でしたが、笑ってしまいました。

「そう、それはすごいね。その秘訣がわかったら、私にも教えてよね」と彼女に言いました。

当時の彼女は、

(1)そんな風に「口答えをする子どもに育てない」ために頭ごなしに命令したくなること。

(2)子どもは親の言うことではなく、親のやっていることを真似するものなので、いいコミュニケーションのお手本になりたいと思う。

そのリアルな葛藤をまだ経験したことがなかったのです。

子どもは、口答えするもの。成長の過程で口答えをするはずです。

子育てコーチのMeghan Leahyは、ワシントン・ポスト紙に、子どもの口答えが増えてきたら、子どもがさらに自立したり、自己管理したりする準備ができたという意味かもしれないと書いています。

ある日突然、子どもは一人で友だちの家にあそびに行ったり、宿題を自分でやったり、洋服を自分で選んだり、食事に関して意見を言うようになったと思うかもしれません。

辛いかもしれませんが、子どもの意見や反抗は、ただ不作法だと捉えるのではなく、変化の兆候だと思うのが一番です。

口答えというのは、より良く理解するのに必要なコミュニケーションのひとつの形式だと考えるのが有益です。

それでも、イラッとするだけならまだしも、ひどく頭にくることもあります。

今回は、子どもの口答えを最小限にとどめたり、状況をエスカレートさせない方法をお教えしましょう。

1. 好きなようにさせる、選択させる

子どもというのは四六時中命令されているもの。

朝やるべきことから、学校の時間割に、靴を片付けろ、宿題はやったのか、犬にエサをあげたのかなど、常に親に指示をされています。

ですから、2階に上がってお風呂に入る時間だよと言ったら、子どもがわざと足音を立てながら階段を上がって「お風呂、大っ嫌い!お風呂なんて最悪!」と叫んでも、ちっとも驚くことではありません。

癇癪(かんしゃく)を起こさないように子どもに選択肢を与える(オレンジのシャツと紫のシャツ、どっちが着たいかな?)のと同じように、子どもに選ばせるようにすると、少し大きな子どもは自分で決めたり、日常生活で自分で管理できることをやるようになります

「お風呂は今日の夜入る?それとも明日の朝入る?」「宿題の前と後、どっちにおやつを食べる?」という感じです。

子どもに指示したり、息苦しい思いをさせなければ、それだけ子どももリラックスできます。

2. 何で争うかを決める

すべての口答えが同じではありませんから、越えてはならない一線を示しましょう。

どこまでなら我慢できて、何が本当に許されないことなのか?『The Curse of the Good Girl: Raising Authentic Girls With Courage and Confidence』の著者Rachel Simmonsは、ニューヨーク・タイムズ紙でこのようにアドバイスをしています。

ぞんざいな返事、肩をすくめる、あきれた顔などの受け流すべき時と、やり返すべき時を決めましょうと、Simmonsは言っています。

親の外見を侮辱したり、お手伝いをやらないというような、家庭のルールやモラルを破った時はやり返した方がいいのです。

私は、子どもの頃は“あきれ顔の女王”でしたが、私の親はそれほど気にしていないようでした。

実際、親はその顔を少し楽しんでいましたし、親が楽しめるようなあきれ顔にはまったく害はありません。ささいなことは軽くあしらって、大事なことに対しては正当に穏やかに対抗する準備をしましょう。

3. 相手にしない

これは「Positive Parenting Solutions」のファウンダーAmy McCreadyからのアドバイスで、私のお気に入りです。

「子どもがトニー賞に匹敵するような熱演をしていても、親の仕事はまったく感動していない観客になることです」

McCreadyの言っていることには完全に同意です。ここは、衝突した時にどのように反応するべきか、子どもへのリアルなお手本になれる時。冷静に、毅然と、そして優しくしましょう。

ただ「そんな風に言われたら傷つくよ。そういう言い方をするなら、相手はしません。私に敬意を払って話せるようになったら、また話しましょう」と言って、後は放っておきましょう。

次に同じことをしたら、警告をする必要もありません。ただ子どもを放っておくだけです。そのような喧嘩は相手にしないというメッセージは伝わります。争う相手がいなければ、喧嘩にはなりません!

一瞬躊躇するかもしれませんが、心の中で“自分はミッシェル・オバマだ”と言い聞かせてください。

相手が低く来るなら、こちらは高く行く、相手が言い返してきたら、こちらはだんまりを決め込むだけです。

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Source: ワシントン・ポスト,ニューヨーク・タイムズ,Positive Parenting Solutions

Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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